
【小児科医監修】先天歯(せんてんし)
生まれたときから歯がある。
【主な症状】先天的な歯
【主な症状】先天的な歯
生まれたときから歯がある。
【主な症状】先天的な歯
【主な症状】先天的な歯
【症状】生まれたときから歯が生えている
ふつう、乳歯は生後6か月ごろに生えてきますが、まれに生まれたときから歯が生えている子もいます。この状態が先天歯です。「魔歯(まし)」とも呼ばれています。
また、生後1か月くらいまでに生える歯を新生児歯といいます。
これらの歯は、下の前歯に見られる場合がほとんどです。
【治療】自然に抜けるのを待つが、不都合があるときは受診を
先天歯は、歯の表面を覆っているエナメル質が薄く、歯の付け根ももろいものです。そのため、多くの場合は自然に抜けてしまいます。ですから、赤ちゃんに先天歯があっても、そのままようすを見ていてかまいません。
ただし、授乳しているときに歯でママの乳首を傷つけてしまったり、歯の先端が赤ちゃん自身の舌に当たって潰瘍を作ったりするおそれがあるときは、歯を削ることもあります。気になるようなら、歯科医に相談してください。
写真提供:ゲッティイメージズ
※当ページクレジット情報のない写真該当