
【小児科医監修】上唇小帯強直症(じょうしんしょうたいきょうちょくしょう)
歯ぐきの間に筋が残っている。
【主な症状】上唇に筋
【主な症状】上唇に筋
歯ぐきの間に筋が残っている。
【主な症状】上唇に筋
【主な症状】上唇に筋
【症状】上唇と歯ぐきの間に筋があり、歯にすき間ができる
上唇と歯ぐきとの間にある帯状の筋を上唇小帯といいます。ふつう、上唇小帯は、永久歯が生えるころまでには縮んで細くなっていきます。ところが、成長しても上唇小帯が短縮せずに、そのまま残っているのが上唇小帯強直症です。
授乳や食事に支障があるということはありませんが、上唇小帯がそのまま残っているために、歯みがきのときに歯ブラシが当たって出血することがあります。また、前歯と前歯の間にもすき間ができて歯並びが悪くなったりもします。
【治療】ようすを見て、場合によっては手術も
永久歯が生えそろうまでようすを見ます。というのも、多くの場合は、年齢とともに小さくなるからです。
そのころになっても、歯と歯の間に大きくすき間があいているようなら、上唇小帯を少し切断する手術を行います。気になるときは、小児歯科で相談するといいでしょう。
写真提供:ゲッティイメージズ
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