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離乳食のえび|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

離乳食のえび|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

たんぱく質やビタミンE、カルシウムを含むえび。

うま味と甘みがあって、さまざまなレシピに活用できます。

今回は離乳食のえびはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

たんぱく質やビタミンE、カルシウムを含むえび。

うま味と甘みがあって、さまざまなレシピに活用できます。

今回は離乳食のえびはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

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えびはいつから食べられる?

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えびは生後1歳頃の完了期からOK!食物アレルギーに注意して

えびは離乳食完了期の生後1歳〜1歳6ヶ月頃の完了期以降から与えることができます。離乳食時期の赤ちゃんの胃腸はまだ未発達です。えびは離乳食がある程度進んだ完了期に与えましょう。

また、食物アレルギーを引き起こす可能性もあるので、赤ちゃんの様子を見ながら少量から与えてください。

どのくらいの量を食べさせたらよい?

子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。

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赤ちゃんが生後5〜6ヶ月前後になったら、離乳食への移行を考え始める時期かもしれません。でも、一体どのくらいの量から始めたら良いの?食材は何から?とお悩みのママ・パパもいるかと思います。生後5〜6ヶ月目の子どもを対象に、進め方の例やレシピなどをご紹介します。

えびの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

えびの時期別の大きさ・固さの目安

離乳食のえび|初めてはいつから?保存方法やレシピ・アレルギーを解説【管理栄養士監修】

えびの食物アレルギーについて

えびは、特に食物アレルギーが出やすい食品です。初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に与えるようにしましょう。

えびの栄養について

えびには、たんぱく質、ビタミンB12、ビタミンE、亜鉛、セレンなどが含まれています。味は甘みがあり、プリプリとした食感が特徴です。

下ごしらえのコツは?

殻付きのえびを使用する場合は、殻と背ワタを取ります。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

えびの背ワタが残っていると口当たりの悪さや臭みの原因となるので、取り除きましょう。むいたえびを刻んで片栗粉をまぶし、洗い流すことで臭みが取れます。ゆでて使用する場合、熱湯でしっかり加熱してから。また料理を作る場合もしっかり加熱しましょう。

えびの調理方法

離乳食の時期ごとにえびの調理方法を解説します。

ゴックン期・離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)

まだ与えられません。

モグモグ期・離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)

まだ与えられません。

カミカミ期・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)

まだ与えられません。

パクパク期・完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)

えびを小さく切って、茹でたり焼いたりして与えます。

えびの離乳食に関するよくある質問

えびを使ったおやつはありますか?

  • えびせんべいがおすすめです。

    えびを使ったおやつとして、えびせんべいがあります。自家製で作る場合は、えびをペーストにして米粉と混ぜ、薄く伸ばして焼くだけです。

えびの離乳食の保存方法は?

えびの保存方法について解説します。

冷蔵保存する場合

えびを冷蔵保存する場合は、当日中にお召し上がりください。食べる前に電子レンジなどで再加熱してください。

冷凍保存する場合

えびを冷凍保存する場合は、離乳食用に調理したえびは、ラップに包んで冷凍保存用フリーザーバッグに入れて保存します。

約1週間以内を目安に食べきるようにし、食べる前に電子レンジなどで再加熱してください。

保存についての注意事項

  • 作ったものは常温のまま長時間放置しないでください。雑菌が増える原因になります。
  • 清潔な保存容器を使用してください。
  • 解凍したものの再冷凍はしないでください。雑菌が増える原因になります。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

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