![[タイトル] 【管理栄養士監修】離乳食の大豆|いつからはじめる?](https://image.mamadays.tv/images/creatives/fb6243e7-ad33-4cd2-b2f1-7ebc9a3c5643.jpg?w=400&fm=jpg)
【管理栄養士監修】離乳食の大豆|いつからはじめる?
大豆はいつから食べられる?
離乳食に大豆はいつから食べられるのか、時期や目安量についてご紹介します。
大豆は離乳食後期からOK。
たんぱく質と脂質が豊富でカリウムやビタミンB類も多く含む大豆。大豆は離乳食後期の生後9~11ヶ月頃から与えられます。
大豆を煮た大豆水煮は、大人はそのままでも食べられますが、赤ちゃんには固く、薄皮が消化によくありません。
しかし、大豆を煮るのは時間や手間がかかります。市販の「大豆水煮缶」や「ドライパック」を活用すると、時短にもなるので便利です。
大豆水煮缶(缶詰)は、固いので薄皮を剥き、つぶしてから与えましょう。さらに、成長に応じて粗めにつぶしたり、幼児食の時期になったら刻んだりと大きさを変えていきます。
大豆には身体の成長に欠かせない3大栄養素のひとつであるたんぱく質が豊富に含まれています。また、生後6ヶ月頃から不足しがちな鉄も含まれているため、ほかの食材とのバランスを考えながら積極的に取り入れたいものです。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
アレルギーに対して特に注意が必要な7品目に続いて、アレルギーを起こしやすい20種類に含まれています。アレルギーを起こす可能性はそれほど高くありませんが、最初は慎重に使いましょう。
誤嚥についての注意
大豆は、丸い形状のまま与えると、誤飲や誤嚥の危険性があります。そのまま与えず、やわらかく加熱してからつぶして与えましょう。
どのくらいの量を食べさせたらよい?
初めて大豆を食べさせるときは、子ども用のスプーンでひとさじから与えましょう。たんぱく質の摂りすぎは身体に負担をかけてしまいます。月齢に応じた目安量を守りましょう。他の食材と組み合わせて使うときは量を調整してください。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
大豆に含まれるたんぱく質は消化がしづらいため、摂りすぎてしまうと消化不良になることも。うまく消化できなかった場合、身体に残ったたんぱく質が原因となり、アレルギーを引き起こす可能性もあります。目安量を守っていてもお腹の調子が悪そうなときは、大豆を煮る時間を長めにとったり、形態を前のステップに戻したりして調節してみてください。
大豆の固さや大きさの目安
子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。
大豆の時期別の大きさ・固さの目安

© every, Inc.
下ごしらえのコツ
・乾燥大豆は一晩水につける。
・指でつぶせるくらいの固さにゆでて薄皮を取る。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
乾燥大豆は水をしっかり吸わせることで一粒一粒に火が通りやすくなり、ふっくらと仕上がります。水に浸ける時間は約6時間。圧力鍋を使うと時間もかかりません。
水を入れると泡立つことがありますが、身体に影響を及ぼすものではありません。ゆであがったら鍋のまま冷ますことでうまみもアップします。圧力鍋や電子レンジでも大豆の下ごしらえは可能です。ゆでた大豆とゆで汁は冷凍できます。
食物アレルギーについて
大豆は、食物アレルギーを発症する危険性があります。
そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関に受診できる時間に食べさせるようにしましょう。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] 卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ
必ず「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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