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【管理栄養士監修】離乳食のクリームチーズ|いつから始める?
カルシウムなどの栄養素も含みますが塩分や脂質量が気になる食材です。
今回は、赤ちゃんにクリームチーズはいつから与えられるのかや、選び方のポイントもご紹介します。
カルシウムなどの栄養素も含みますが塩分や脂質量が気になる食材です。
今回は、赤ちゃんにクリームチーズはいつから与えられるのかや、選び方のポイントもご紹介します。
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クリームチーズはいつから食べられる?
クリームチーズは離乳完了期からOK!少量からスタート
クリームチーズは、乳・バターミルク・クリームなどを乳酸菌で発酵させたり、酵素を加えて凝固させて作るナチュラルチーズの一種。生クリームを加えて作る、熟成させないフレッシュチーズです。
クリームチーズは、完了期の1歳〜1歳6ヶ月頃から与えられる食材です。
冷えているとねっとりとした食感ですが、温めるとなめらかに変化するので加工しやすく、食べやすくなります。
風味付けとして、温野菜や卵焼きなどに少量加えて、いつもの離乳食に変化をつけたいときにおすすめです。
離乳完了期からは、パンなどに塗ったり、チーズケーキなどのおやつ作りに活用してもよいでしょう。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
クリームチーズはカルシウムやビタミンA、たんぱく質などの栄養素が含まれています。
しかし、脂質量が多いため、完了期の離乳食に使う際はごく少量を心がけましょう。
塩分も含まれているので、野菜を和えるなど調味料として、味に変化をつけたいときだけ使うことをおすすめします。
食物アレルギーについて
クリームチーズは、食物アレルギーを発症する危険性があります。
そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。
どのくらいの量を与えたらよい?
子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。
初めて与える場合は、ごく少量をほかの食材と混ぜずに与えます。
クリームチーズは塩分や脂質量が多く含まれています。
リゾットやパンに塗って焼くなど加熱するレシピにごく少量を加えて、風味づけ程度に活用するとよいでしょう。
クリームチーズの目安量
子どもの成長に合わせて、食材を与える量を変えます。
クリームチーズの時期別の大きさの目安

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クリームチーズの選び方のポイント
- 少量ずつ使える個包装を選ぶ
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
離乳食に使うクリームチーズは少量のため、個包装タイプを選ぶと使いやすく保存にも便利。
個包装タイプがない場合、余って使いきれなかったクリームチーズは、冷凍保存も可能です。
空気にふれると酸化がすすみ、風味が落ちてしまうためしっかりとラップでくるんで冷凍してください。
冷凍したクリームチーズは食感が変化するため、加熱調理にしか使えません。
調理するときは分離しないように、使う量だけ冷蔵庫へ移してゆっくり解凍してから使いましょう。
商品によっては冷凍できないものもあるため、購入前に確認してください。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] 卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ
必ず「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。