
「マタニティマーク」はいつからつければいい?
マタニティマークはいつからつける?
とくに決まりはありません
マタニティマークは、周囲の人から妊婦であることを知ってもらうマークで、つけるのは任意です。
マタニティマークをいつからつけるべきか、とくに決まりはありません。
しかし、妊娠初期のつわりや体調不良があるときは、おなかが目立っていない時期でもマタニティマークをつけるといいでしょう。
席を譲ってもらえたり、タバコなど環境への配慮をしてもらえる場合があります。
万が一の場合で言葉にしなくても、妊婦であることがわかるため適切な処置や対応をしてもらえます。
もしもの備えとして、マタニティマークをもらったら、見える場所につけておくといいでしょう。
マタニティマークはいつから始まった?
マタニティマークの歴史は、平成18年(2006年)から始まりました。
「マタニティマーク」は、母子の健康水準を向上させるための様々な取り組みを国民で推進する計画である「健やか親子21」に関連しています。
その取り組みの中で、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指して作られたものなのです。
マタニティマークの歴史はそう長くありませんが、その認知度は高く、多くのママが身につけています。

マタニティマークはいつからもらえる?
母子手帳交付時や公共機関・雑誌などでもらえる
産婦人科で妊娠が確定したら、市町村に妊娠の届出をすることで母子手帳と一緒に「マタニティマーク※」を無料配布されることがあります。
詳しくはお住まいの自治体や、保健センターに問い合わせるといいでしょう。
マタニティマークがもらえなかった場合は、公共交通機関の窓口(一部を除く)や雑誌の付録でもらうこともできます。
それでもマタニティマークが手に入らなかった、もらえなかったなどの場合は、インターネット通販でも販売されています。
※マタニティマーク:妊産婦が交通機関などを利用するときに身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくするものです。
キーホルダー型になっているものや、車に貼る型のものもあります。
マタニティマークはどこでもらえるかについては、こちらの記事を参考にしてください。
マタニティマークはつけるべき?
マタニティマークは身につけておくことで、緊急時に言葉にできなくても周りに妊婦であることが伝わります。
救急隊や救助してくれる人がわかれば、迅速に処置のできる医療機関へとつなぐことができます。
マタニティマークをつけるかどうかは任意で、いつからつけておくべきという決まりはありませんが、万が一の場合に備えて妊娠初期の頃からつけておくといいでしょう。
ただ、マタニティマークをつけていることで「嫌がらせされた」などの情報を見て、いつからつけるべきか悩んでいるママもいると思います。
どうしてもマタニティマークマークをつけることが心配な場合は、カバンの内側などのすぐに出せる場所につけておくといいでしょう。
次は実際に、マタニティーマークをいつからつけたママが多いのでしょうか?
MAMADAYSユーザーママたちにアンケートをしてみました。
MAMADAYS妊娠中ママ・先輩ママから聞いた!マタニティマークいつからつけた?
2021年3月31日にMAMADAYSのInstagramのストーリー内で「マタニティマークについてのアンケート」を実施しました。
その中で「いつからつけています(いました)か?」という質問に238件の回答数がありました。
MAMADAYSユーザーママたちは実際にいつからマタニティマークを身につけたのでしょうか?
母子手帳をもらってすぐ
「マタニティマークをいつからつけています(いました)か?」という質問に、「母子手帳をもらってすぐつけた」と回答が一番多い結果となりました。
そのほかは、以下のような回答がみられました。
- 妊娠がわかってすぐ
- つけていない
- 安定期に入ってから
- おなかが出てきてから
- 職場などに報告してから
- つわりがひどくなってから
- 臨月に入ってから など

© every, Inc.
使用してみてよかったですか?
「マタニティマークを使用してみてよかったですか?」という質問には「よかった」という回答が52.9%、「どちらとも言えない」という回答が46.6%でした。

© every, Inc.
よかった
「よかった」と答えた人は以下の理由でした。(一部抜粋)
「気分悪いな」と思うことを言われたこともあったものの、双子だったのでおなかが目立たない時期からめちゃくちゃ張りが強く……電車で席を譲ってもらえたりして、本気で助かったタイミングが多かったです。
疑惑を抱かれる隙もないくらいおなかが目立ってからは、付け忘れることも多くなったかもしれません。(3歳双子のママ)
まだおなかが目立たないときにマークを見て妊婦さんですか?と話しかけられたりしたときにうれしかった。(1歳7ヶ月のママ)
本当はつけたくなかったけど、つわりがひどかったのでもしものときを考えてつけていました。電車で席を譲ってもらうこともあり、本当にありがたかったです。(0歳のママ)
安心のためのお守りみたいなもの。
おなかは大きくなったものの、自分の背が高くパッと見じゃ妊婦と判別できないので、(マタニティ)マークを見て、エレベーターを待ってもらえたことがある。(妊娠26週のママ)
どちらとも言えない
「どちらとも言えない」と答えた人は以下の理由でした。(一部抜粋)
何かあったときにすぐに妊婦ってわかってもらえる安心感があるからよかった。
公共交通機関などでは席代われアピールと思われたくないので隠していました。
ケースバイケースですね……。(妊娠33週のママ)
妊娠しているということでセールスをうけた。(妊娠35週のママ)
電車の中で気分が悪くなり、座る場所がなくしゃがみこんでいたにもかかわらず、見て見ぬふりで、誰も席を代わってくれず、マタニティマークをつけていても意味がないんだと思ったことがありました。(11歳、3歳、妊娠29週のママ)
なかなか妊娠できなかったので、マタニティマークを見ると羨ましい思いがあった。
そういう人もいると思い、自分が妊娠できてマタニティマークをもらってもつけなかった。(妊娠30週のママ)
「悪かった」という意見は少数でしたが、不妊治療中の悩んでいるときに見たくなかった、などの意見が寄せられました。
妊娠中であることを周囲に伝えることは大切
マタニティマークを身につけておくことで、万が一の場合に役に立つことも。
たとえば、事故にあって会話ができない状況や、気を失って倒れたときなど、救急隊や周りの人に自分が妊婦であることを知らせることができます。
自分が妊娠中であることを周囲に知ってもらうことで、産科医や助産師のいる施設へ早急にアクセスすることが可能となり、より迅速で適切な対応を受けることができます。

また、万が一に備えるという観点ではマタニティマークの利用だけでなく、母子手帳も常に携帯しておくとより安心です。
- マタニティーマークをつけるかつけないかは各自に任されている
- マタニティーマークは妊娠中であることを周りに伝えるもの
- 外出の際は、マタニティーマークと母子手帳を常に携帯しておくと安心
参考:
厚生労働省、健やか親子21ホームページ「マタニティマークとは」 、(2021年9月16日閲覧)
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