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身長・体重の記録で離乳食の量の不安も解消!

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【MAMADAYSアプリ使いこなし4】身長・体重の記録で離乳食の量の不安も解消!

MAMADAYSのアプリを入れたけどあまり使いこなせていない……と思ったことはありませんか?
今回は、身長・体重を記録して、母子手帳と同じ乳幼児身体発育曲線のグラフをチェックできる方法と、離乳食の量の不安を解消できる活用法を紹介します。
MAMADAYSのアプリを入れたけどあまり使いこなせていない……と思ったことはありませんか?
今回は、身長・体重を記録して、母子手帳と同じ乳幼児身体発育曲線のグラフをチェックできる方法と、離乳食の量の不安を解消できる活用法を紹介します。

育児記録機能で、身長・体重を記録

子どもの出生時や、1ヶ月、3〜4ヶ月……と続く健診、児童館などで開催されていることもある身体計測の機会など、子どもの身長や体重を計る機会は何かと多いのではないでしょうか。

母子健康手帳には、「乳幼児身体発育曲線」、いわゆる「発育曲線」のページがあります。

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「母子健康手帳の省令様式(令和2年10月1日施行) 」(厚生労働省)から抜粋

このページのグラフに子どもの身長や体重を記入すると、各月・年齢の94%の子どもが当てはまる範囲を示す色付きの曲線の帯と、自分の子どもの身長・体重の成長具合を比較することができ、自分の子どもの身長・体重が順調に成長しているかの一応の目安にすることができます。

体重と身長をグラフに記入したときに、この色付きの曲線の帯の幅に入っていて、なおかつ曲線に沿って伸びていれば、順調に育っていると判断することができます。

反対に、もし曲線の帯の幅から大きく外れたり、増え方が曲線に沿わずに大きく外れている場合には、子どもの体調や栄養状態など何らかの原因があることも考えられるので、医師に相談するサインになります。

MAMADAYSアプリなら発育曲線のグラフを自動で作成、いつでも手軽にスマホで見られる

母子手帳の発育曲線のページに、身長・体重を計るたびに手動でグラフに記入するのもよいですが、健診などで身長・体重を計測したその場では、発育曲線のページのグラフに記入する時間やタイミングが取れないことも多いですよね。

発育曲線のページのグラフに記入するのは後回しになってしまったり忘れてしまったりして、いつの間にか発育曲線のページの記録はつけなくなってしまった……という経験はありませんか?

そんなときに便利なのがMAMADAYSアプリの「育児記録機能」の身長・体重の記録です。

「育児記録機能」の中の、身長や体重の項目のボタンをタップすると、その日計った身長・体重を簡単に記録できます(日付をさかのぼって記録することもできます)。記録をすると、母子健康手帳の発育曲線と同様の色付きの曲線の帯が示してある画面の中に、記録した身長・体重の数値が自動で反映されてグラフが作成されます。

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手動で母子手帳にグラフを記入しなくても、身長・体重を入力するだけですぐに発育曲線と自分の子どもの成長過程の比較を確認できて、いつでも手軽にスマホで見ることができます。

グラフで少しずつ子どもの身長と体重が伸びていく様子が目に見えるのも嬉しいですよね。

身長・体重を記録しておくとこんなときに便利

子どもが病院を受診したときに、診察や薬の量を決めるために身長や体重を聞かれることがあったり、子ども服を買うときに、身長・体重の目安をもとにどのサイズに当てはまるかを確かめたりと、子育てをする中で子どもの身長・体重を知りたい場面は突然現れることも多いです。

子どもの成長スピードは早くてすぐに身長・体重が変わっていくので、現在の身長と体重はどれくらいだっけ?と記憶があやふやになることもあるかもしれません。

スマホのアプリに記録しておけば、わざわざ母子手帳を開かなくても、すぐに子どもの現在の身長・体重を確認できて便利ですよ。

アプリをママとパパで共有しておけば、パパに子どもを病院に連れて行ってもらうときなどにも身長・体重の情報を共有できて重宝します。まだアプリを共有していない方はぜひママとパパで共有してみてくださいね。

身長・体重の記録をつける方法

育児記録を開く

MAMADAYSアプリのホーム画面の「ツール」または、画面下の「育児記録」のマークを押すと育児記録が開きます。

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身長・体重を記録する

1.「身長」「体重」のボタンを選ぶ。

今回は身長・体重の記録方法を紹介するので、「身長」「体重」のボタンをタップします。

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2.日時を設定する。

現在の日時が表示されるので、現在の身長・体重を記録する場合は入力不要です。

日時をスクロールして変更すれば、さかのぼって記録することもできますよ。

3.身長や体重を入力する。

身長は0.1cm刻み、体重は0.01kg刻みで入力することができます。スクロールして選択するので手軽に入力できますよ。

4.メモを入力する。

自由にメモを入力することができます。必要に応じて、出生時や1ヶ月健診など計測した機会がいつかをメモしたり、ママ・パパのコメントなどを入力したり、色々と活用してみてくださいね。

今までにメモを入力している場合は、メモの内容を履歴から入力することもできて便利ですよ。

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登録した身長・体重の記録を振り返る

1.日付ごとに見る。

MAMADAYSアプリのホーム画面の「ツール」または、画面下の「育児記録」のマークを押して育児記録を開くと、今日の記録のページが見られます。

画面中段に、記録した身長や体重の項目、入力した身長・体重の数値、メモの内容が表示されます。

記録部分をタップすると、記録するときと同じ編集画面が出てくるので、後から時間や数値やメモを修正したり追加することもできますよ。

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2.グラフで見る。

育児記録の画面の右上の「まとめ」と書かれたグラフマークのボタンをタップすると、食事、睡眠、排泄、体温、身長・体重を項目ごとにグラフで見られる画面が表示されます。

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画面下の「身長・体重」のマークをタップすると、母子健康手帳の発育曲線のページと同様のグラフが見られます。

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これまで記録した子どもの身長一覧、体重一覧を時系列で見ることもできますよ。

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必見!離乳食の量の不安を解消できる活用法

離乳食が始まると、子どもがたくさん食べている場合や、反対になかなか食べない場合もあり、今子どもに与えている離乳食の量が多すぎないか、少なすぎないか、と不安に思ったことはありませんか?

そんなときにも便利なのが、先ほど紹介したMAMADAYSアプリの育児記録機能の「まとめ」のページにある、身長・体重の発育曲線のグラフです。

厚生労働省から出ている離乳食のガイドライン(授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版))では、授乳や離乳食の量などは、発育曲線のグラフに子どもの体重や身長を記入したときに色付きの曲線の帯のカーブに沿って順調に成長しているかを確認することで、今与えている量に過不足がないかをチェックすることができる主旨の内容が書かれています。

子どもの体の大きさや発育などには個人差があるので、必ずしも身長や体重の数値が発育曲線の色付きの曲線の帯の中に入っていなければいけない訳ではありませんが、グラフにしたときに色付きの曲線の帯のカーブに沿って身長・体重が順調に増えていれば、今与えている離乳食や授乳の量で順調に成長しているということなので、多少多く食べていたり少食でも問題ないと判断することができます。

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子どもの食欲や体の大きさ、発達の早さなどは個人差があったり、1日の活動量なども個人差があったりして、1人ひとりに必要な離乳食の量は詳細には一概にはいえません。

離乳食の本などにも書かれている「離乳食の量の目安」はあくまでも目安としてとらえて、発育曲線のグラフをみて子どもの身長や体重が順調に成長しているかを見ながら離乳食の量を調整することが大切という主旨の内容が離乳食のガイドラインでも書かれています。

もし体重の増加がずっとみられずに成長曲線の色付きの曲線の帯から外れていく場合や、反対に、急な体重増加がみられて色付きの曲線の帯から大きく外れるような場合などは、離乳食の量が多すぎる、少なすぎるという原因以外に子どもの体調などの原因も考えられるので、医師に相談するサインとして活用してくださいね。

参考

母子健康手帳の省令様式(令和2年10月1日施行) (厚生労働省)(2021年5月11日に利用)

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 」(厚生労働省)(2021年5月11日に閲覧)

五十嵐隆(監修)「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き」公益財団法人 母子衛生研究会、2020年