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#陣痛

陣痛とは、一般的には、分娩のときに起こる「分娩陣痛」のことをさします。分娩開始から分娩終了まで、規則的に起こる痛みを伴う子宮収縮で、分娩が進むにつれて徐々に強くなり、間隔も短くなります。

陣痛の画像

陣痛とは

陣痛とは、妊娠中・分娩時・出産後(産褥期・さんじょくき)に反復して起こる痛みの伴う子宮収縮のことで、4種類あります。一般的には、分娩のときに起こる「分娩陣痛」のことをさします。陣痛は、自分の意思とは関係なく、子宮の収縮が繰り返し起こる状態で、この子宮の収縮によって胎児が押し出され、赤ちゃんが生まれます。

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陣痛の始まり方や間隔は?

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    繰り返し起こるような痛みを感じたら、陣痛が始まるサインです。痛みが起こる間隔を計ってみましょう。

    陣痛の間隔の計り方は、痛みがきたときから、次の痛みがくるまでを時計でチェックし、メモしておきます。痛みが10分間隔で起こるようになったときが、陣痛の始まりです。
    ただし、赤ちゃんが産まれるまでの分娩経過には個人差があり、その間に起こる陣痛の間隔も人によりバラバラです。

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陣痛ってどのくらい痛いの?

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    分娩は大きく3段階に分けられます。痛みには個人差がありますが、それぞれの段階で痛みの加減が異なります。

    分娩第1期
    陣痛が始まってから子宮口が完全に開く(約10cmになる)までを、分娩第1期といいます。
    分娩第1期には、子宮が収縮したり子宮口が引き伸ばされたりすることによって、下腹部から腰のあたりに痛みを感じます。

    陣痛が始まってすぐは、月経痛やお腹を壊しているときのような比較的軽い痛みといわれています。しかし、子宮口が半分ほど開く頃になると痛みが強くなり、痛みを感じる範囲も広がります。そして、分娩第1期終わりの頃には、おへその下あたりから腰全体と外陰部にかけて、強く痛みます。

    分娩第2期
    子宮口が完全に開き、赤ちゃんが産まれてくるまでを、分娩第2期といいます。
    分娩第2期の始まり頃は、腟と外陰部が引き伸ばされ、外陰部から肛門周辺で特に痛みが強くなってきます。
    そして、赤ちゃんが産まれる直前には、強い力で引っ張られるような、一番強い痛みを感じるといわれています。

    分娩第3期
    分娩第3期は、赤ちゃんが産まれたあと、胎盤が出てくるまでをいいます。軽い陣痛がきますが、あまり痛みを感じることはないといわれています。

    陣痛の痛みの強さはバラバラで、感じ方も人それぞれです。あくまでも目安として考えましょう。

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陣痛促進剤とはなんですか?

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    陣痛の働きを促進する薬のことをいいます。陣痛が来ない場合や、陣痛が弱い場合に、医師の判断によって使用され流ことがあります。

    陣痛が来ない場合や陣痛が弱い場合に、人工的に陣痛(子宮の収縮)を起こす薬を「子宮収縮薬」といいます。子宮収縮薬は、分娩誘発を行うときには「分娩誘発剤」、陣痛促進を行うときには「陣痛促進剤」と呼ばれ、同じ薬のことを指します。

    分娩誘発は、陣痛が来ない場合に陣痛を起こす目的で行われ、陣痛促進は、陣痛が弱い場合に分娩を促す目的で行われます。

    分娩誘発や陣痛促進を行うためには、十分な条件が揃ったうえで、ママと胎児の安全性を確保するための厳重な管理が必要になります。

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「陣痛タクシー」とは、なんですか?

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    スムーズに病院に送り届けてくれる、妊娠中のママにに特化した配車サービスです。

    「陣痛タクシー」「マタニティタクシー」「出産送迎タクシー」など会社によって名称やサービスの内容は多少異なりますが、基本的に「陣痛タクシー」とは、出産するママが事前に住所や産院などを登録しておくことで、いざ陣痛が起こったときに車で産院までスムーズに送り届けてもらえるというサービスです。陣痛時に余裕がない状態でも、妊娠中のママに寄り添ったサービスを安心して利用できるのが特徴です。

いつ来るかわからない陣痛に備えておこう

陣痛の兆候や、陣痛がくるタイミングは人それぞれです。事前に陣痛がくる日がわかればよいのですが、現代の医学でもそれは実現していません。

いつ陣痛がきてもいいように、少しずつお産の準備や入院準備を整えておきましょう。実際に陣痛がくると慌ててしまいがちですので、病院に持って行くものは玄関に置いておくのがおすすめですよ。

写真提供:ゲッティイメージズ

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