シンプルライフ研究家のマキさんが実践! 家事がラクになる2つのヒント
「サステイナブル フェス!2021」とは?
サステイナブル(持続可能)な暮らしへのヒントを、楽しみながら体感できる参加型企画「サステイナブル フェス!2021」。
「サステイナブルなひと、生活クラブ」をスローガンに掲げ、いまと次世代へ豊かな社会を手渡していくための活動に積極的に取り組んできた「生活クラブ」が、その活動の輪をさらに広げるために、WebサイトやYouTube、Instagramを使い、オンラインとリアルイベントの両方を展開していくイベントです。
2021年4月19日に開催されたキックオフイベントには、日々サステイナブルな暮らしを実践している、シンプルライフ研究家のマキさん、ザリガニワークス代表の武笠太郎さん、そしてSDGsに関する様々な情報を発信している、SDGsナビ代表のガマ兄さん、PR総研所長 池田健三郎さん、生活クラブ連合会会長 伊藤由理子さんが登場。
今回は「持続可能な暮らし」をテーマにお話しいただいたイベントのなかから、シンプルライフ研究家のマキさんによる生活のヒントをご紹介します。
生活クラブって何?
生活クラブは生協(生活協同組合)のひとつです。
生活クラブは安全性の高さにこだわっていて、例えば野菜や果物に関しては、化学合成農薬や化学肥料をできるだけ使わず「いつ・誰が・どこでどのように作ったか」といった栽培履歴をすべて明らかにすることを基本としています。
「自分たちの生活に必要なものが何か」を組合員どうしで考え、開発にも関わりながら、生産者といっしょに納得いくものを作り、利用できる生協です。
シンプルライフ研究家のマキさんが実践! 暮らしがラクになる2つの知恵
“本当にお気に入りだけに囲まれた暮らし = シンプルライフ”を実践することで、心と時間にゆとりのある豊かな暮らしにたどり着いたという、シンプルライフ研究家のマキさん。
『しない家事』(すばる舎)など、著書11冊を出版、累計発行部数は25万部を超えるなど「不要なものは持たない」「不要な家事はしない」といった工夫ある暮らしに共感が集まっています。
そんなマキさんは、8歳と12歳の娘、夫と4人暮らしで、生活クラブのヘビーユーザー。生活クラブに加入したことで、シンプルライフが加速したそう!
「環境やエコに興味があったのではなく、単純にラクをしたかっただけ!」と話すマキさんに、生活クラブへの加入で変わったという2つの暮らしポイントを聞いてみました。
牛乳にまつわる、あのストレスがなくなった!
飲み終わったあとの牛乳パックの処理に、ストレスを感じることはありませんか? 洗って、乾かして、開いて、回収場に持って行って……と意外に手間がかかるもの。
生活クラブの牛乳はリユースびんを使っているので、飲み終わったあとは、軽くゆすぎ、生活クラブの宅配員さんにお渡しすればいいだけ。
リユース(回収再利用)なので環境に負荷がかかりにくい点も、うれしいポイントです。
朝のゴミ出し時間を減らす、意外すぎるテクニック
朝の忙しい時間帯に、各部屋にあるゴミ箱を集めて、1つの袋に入れるのって大変! そこで家族4人暮らしのマキさんは、家のゴミ箱を”1つだけ”にすることでそのストレスを解消。
ポイントは3つ。
①家族がよく通る場所(家の特等席)にゴミ箱を置くことで、捨てやすい環境を作ること。
②急に減らすのではなく、半年~1年をかけて徐々にゴミ箱を減らしていくこと。
③生活クラブに加入したことで、家から出るゴミの量が格段に減ったこと。
生活クラブでは牛乳などの飲み物だけでなく、ケチャップやドレッシング、調味料にもリユースびんを使用しているので、ペットボトルのゴミを減らすことができます。
また卵パックやカタログも、再利用のために生活クラブが回収してくれるので、ゴミの出づらい生活をサポートしてくれます。
過去のライブ配信も公開中! 公式サイトをチェック
キックオフイベントでは、木製のベースキットに好きな素材を組み合わせて、自分だけの新種の昆虫を作る「創作昆虫ムシボット」のワークショップなどを主催する、ザリガニワークス武笠さんによる”暮らし方講座”も紹介。
移住により地域活動へ参加するようになったという武笠さんの、ユニークな活動に注目です。
「サステイナブル フェス!2021」公式サイトでは、生活の中で実践できる「サステイナブルな暮らし」のヒントを続々ライブ配信予定!
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