#胎動
ママのおなかの中での赤ちゃんの動きを胎動といいます。
胎動とは
おなかの赤ちゃんの体の一部分や、全身の運動のことをいいます。おなかの赤ちゃんは妊娠7〜9週ごろから運動を始めますが、妊娠初期ではまだママがその動きを胎動として感じません。
胎動を感じなくて不安、いつまでに感じれば?
ほとんどのママは妊娠22週までには、初めての胎動を感じるようになります。
妊娠中のママがお腹の赤ちゃんの動きを胎動として感じるのは、初めて妊娠したママで18〜20週前後、これまでに出産したことのあるママで16〜18週前後が多いとされています。
胎動を感じる時期のはずなのによくわからないと、不安を感じているママがいるかもしれませんが、胎動の感じ方には個人差があります。
激しい胎動は大丈夫?
胎動は激しくても大丈夫。
胎動が激しくても、お腹の赤ちゃんは具合が悪いわけではありません。元気に成長して運動している証拠だと捉えてよいでしょう。
むしろ胎動が少ないとき、弱いとき、違和感のあるときこそ注意が必要です。
胎児がしゃっくりをするのはなぜ?
実はまだはっきりと解明されてはいません。
呼吸の練習のため、飲み込んだ羊水を吐き出すため、などとさまざまな理由が考えられているものの、実は胎児がしゃっくりをする理由は、まだはっきりと解明されてはいません。
お腹の中の赤ちゃんの動きに無駄なものはひとつもないともいわれており、生まれてからの何らかの準備をしている可能性もあります。
胎動が少ない日はどうすればいい?
一度安静にして胎動を確認し、少ない、感じない場合には受診を。
突然胎動がなくなった、弱くなった、なんだかいつもと違うような違和感のある場合、お腹の赤ちゃんになんらかの異常が起こっている可能性があります。
早めに気がついて受診することで、赤ちゃんを助けられることもあります。
ママの「そういえば今日はなんだか胎動が少ない」「急に胎動が弱くなった気がする」という感覚を大切にして、気になる場合には医師に相談しましょう。
ママの体に異常がないか、お腹の赤ちゃんが元気かどうかを医師に確認してもらうことはとても大切なことです。
胎動の種類
お腹の中の赤ちゃんはさまざまな運動をしており、その動きの種類は10種類以上にもおよびます。代表的なものは回転したり、手足の曲げ伸ばし運動やキックするような動き、呼吸をするような動きです。そのほか口を開けたり閉じたり、指しゃぶり、あくびの様な動きをすることも知られています。