#初穂料
神社で祈祷をする際、神様にお供えするお金を「初穂料(はつほりょう)」といいます。
初穂料とは
祈願の際に神社にお供えするお金のことです。そもそも、穀物などの収穫を神様に感謝するために、収穫したお米などをお供えしたことから、初穂料という名前がついています。
初穂料の書き方ってどうしたらいいの?
のし袋に中袋がついているかいないかで書き方が異なります
上包みと中袋がセットになっているのし袋の場合は、上包みの表書き上段に「初穂料」もしくは「玉串料」と書き、下段に氏名を書きます。中袋には、表側の中央に縦書きで包んだ金額を書きます。金額の数字は、「壱・弐・参」などの大字で書きます。のし袋に中袋がついていない場合、表書きは中袋がついている場合と変わりません。裏面には、左下に縦書きで金額と住所を書きましょう。(白い封筒も同様)
初穂料の封筒はどういうものがいいの?
基本は「のし袋」に包みます
初穂料を包むときはのし袋を用いるのが基本ですが、白い封筒でもマナー違反には当たらないとされています。お宮参りの初穂料を包むのし袋は、水引が紅白で花結び(蝶結び)になっているものを選びます。白い封筒を使用する場合は、郵便番号記入枠が印刷されていない無地のものを用意しましょう。※地域の慣例で水引きの選び方が異なる場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
初穂料の由来
古来より日本は稲作を中心とした国づくりをしていたため、その年初めて収穫された最初の稲穂を神様に捧げ、豊作を感謝していました。稲穂以外に青果や魚などの初物をお供えする習慣から、現代ではお金に変わって「初穂料」として定着しています。
写真提供:ゲッティイメージズ
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