七五三のお祝いはのし袋に入れて渡そう!包み方・書き方・入れ方を解説
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七五三のお祝い金のマナー
子どもにお祝い金を渡したり、神社の初穂料を奉納したりと、七五三ではお金を渡す場面があります。七五三でお金を渡すときは「のし袋」を使うのがマナーということを知っておきましょう。
七五三のお祝い金でののし袋の使い方について詳しくみていきます。
お祝い金はのし袋に包んで渡そう
七五三では、のし袋にお金を包んで渡す場面が2つあります。
1つは、祖父母や親戚が子どもにお祝い金をあげるとき。もう1つは神社やお寺の参拝で祈祷料として初穂料(またはお布施)を納めるときです。
いずれの場面でも、お金をそのまま渡すのではなく、のし袋に包むのがマナーになっています。ただし神社によっては受付で祈祷料を直接支払う場合もあるので、のし袋が必要ない場合もあります。事前に確認をしておきましょう。
七五三のお祝い金のマナーは色々とありますが、ほかにはどのようなマナーがあるのでしょうか。
祖父母や親戚が子どもにお祝いを渡すときや、ほかにものし袋に初穂料を包むときのポイントについてみていきます。
七五三のお祝いが重なるときは
ご家庭によっては、きょうだいで一緒に七五三を行うことがあるかもしれません。きょうだいであれば、まとめて1つにしてお祝い金を渡してもいいのか気になりますよね。
七五三は一人ひとりの子どもに対して行う行事なので、お祝い金も別々に包むのが基本です。
特に七五三のし袋の表書きは、年齢によっても書く事柄が異なることがあります。きょうだいで七五三をするときは、一人ひとりのし袋を分けてお祝い金を渡しましょう。のし袋の下段には子どもの名前を記入します。そのため双子の場合でも、別々ののし袋を使います。
のし袋の水引は紅白・蝶結びのものを選んで
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七五三のお祝い金を包むのに使うのし袋は、水引が紅白の蝶結びになっているものを選びましょう。
紅白の水引はめでたいお祝い事に用いられ、蝶結びは結び直しができるので何度あってもよい事柄、七五三のように1回以上行う慶事に用います。
お札は新札で用意しよう
七五三は子どもにとっての新たな門出でもあるため、のし袋に包むお祝い金は新札を使うのがマナーです。
新札はまだ流通していないお札のことで、シワのないピン札とは異なります。
新札は、銀行の窓口で両替することで手に入ります。両替の際には、申し込み用紙に金額を記入し、備考欄に「新札」と記入しましょう。ほかにも銀行のATMコーナーに両替機が設置されている場合は、そこでも新札に交換することができます。
七五三の直前になると急に銀行へ行けないこともあるので、招待のお知らせが来たら準備するのがおすすめです。
お祝い金はいつどこで渡す?
七五三は11月15日に行う行事ですが、10月から11月に行われることが多いのが特徴です。七五三のお祝い金は10月中旬を目途に、遅くとも11月15日の1週間前までに渡すとよいでしょう。
しかし七五三のお祝い金を渡すタイミングは明確に決まっているわけではありません。七五三の当日に家族で集まったときに渡すことも可能ですが、スケジュールが詰まっているとママ・パパも余裕を持って対応できないかもしれないので渡すタイミングを考えましょう。
七五三のお祝いの相場は?
七五三で子どもにお祝い金を送るときに気になるのが、金額の相場です。
お祝い金はお祝いする子どもとの関係性によっても、金額の目安が異なります。ここでは七五三のお祝い金の目安についてみていきます。
祖父母のお祝い金の相場
子どもにとって身近な家族でもある祖父母からのお祝い金の相場は1万円から数万円です。
家庭によっては祖父母が衣装代や食事代を出したり、遠方から出てきてのお祝いの場合は飛行機代やホテル代もかかるため、包んで渡す金額の幅が出ます。
お祝い金のみを渡す場合は3~5万円、お祝い金とは別で衣装代や写真代などにお金を出すことがあれば1万円までが目安になります。
親戚のお祝い金の相場
叔父・叔母の立場で甥や姪に七五三のお祝い金を渡す場合は、日頃の交流の度合いで金額を変えて問題ありません。日常的に交流があれば、目安となる金額は5千円から1万円ほどです。
交流が少ない場合は、お祝い金を渡さないこともあるかもしれません。また、必ずしもお金を渡さなければいけないわけではないので、子どもの好きなおもちゃをプレゼントするのもよいでしょう。
友人知人のお祝い金の相場
ママやパパの友人の場合は、子どもに七五三のお祝い金を渡すとかえって相手に気を遣わせてしまうこともあるかもしれません。
付き合いが深いのであれば数千円を目安にお祝い金を包むこともあります。
お祝いの言葉を伝えたり、子ども向けのお菓子やグッズを贈るのも喜ばれるでしょう。
お祝い金に不向きな金額
七五三などでお祝い金を包むときは、金額の数字にも配慮する必要があります。
日本では「4」は死、「6」は無、「9」は苦を連想させるた不吉な数字と考えられています。4万円や6千円などの数字の金額をお祝い金として包むのは避けなければなりません。
また不吉とされる数字は国によっても異なるので、外国人の子どもにお祝い金を渡すときは、その国の忌み数を避ける必要があります。
七五三ののし袋の書き方・包み方
実際の七五三のお祝い金をのし袋に包むにあたって、どのように使えばよいのか分からない人もいるのではないでしょうか?
ここでは七五三に使うのし袋の書き方について説明します。
包む金額に見合うのし袋に包む
のし袋は水引が印刷された簡素なものから、豪華なデザインのものまでさまざまな種類があります。
のし袋を選ぶときに大切なのが、金額に合わせたものを使うことです。お祝い金が少額なのに、のし袋が派手なものだとちぐはぐな印象になってしまいます。
お祝い金の金額が数千円であれば、最も簡素なデザインののし袋を選び、3万円以上であれば立体の水引ののし袋、5万円以上であれば華やかな飾りのついたのし袋を使うのが一般的です。
表書きは年齢に合わせて
のし袋の表書きの上段には「祝七五三」や「七五三御祝」と記入すると、すべての年齢の子どもに使えます。
さらに丁寧にするのならば、子どもの年齢ごとのお祝いの儀に基づいて記入するといいでしょう。
子どもが3歳であれば髪を伸ばす「髪置きの儀」が由来になっているので、「御髪置御祝」「祝 御髪置」のいずれかを記入。
5歳であれば初めて袴をはく「袴着の儀」が由来になっているので「御袴着御祝」「祝 御袴着」のいずれかを記入します。
7歳であれば初めて帯を締める「帯解の儀」が由来になっているので「御帯解御祝」「祝 御帯解」のいずれかを記入しましょう。
ボールペンで書いてもいいの?
のし袋には毛筆か筆ペンで記入するのがマナー。
毛筆書きに慣れていないからといって、ボールペンやサインペンで記入するとマナー違反となるので注意が必要です。
毛筆や筆ペンは濃い墨を使って、しっかりと書きましょう。
毛筆や字体に自信がない人は、デパートや大きめのスーパーにある代筆サービスや、通販サイトで購入したものをそのまま代筆してくれるサービスなどを利用する方法もあります。
近年では、パソコンのテンプレートをのし袋に印刷する人も増えており、毛筆が苦手な人の強い味方となるでしょう。
中袋には金額と住所・氏名を書く
のし袋には中袋があり、こちらにはお祝い金の額、住所と名前を記入します。
中袋の表中央には数字ではなく漢数字を使って金額を記入します。
具体的に1は「壱」、2は「弐」、3は「参」、5は「伍または五」、7は「七」、8は「八」、10は「拾」となり、万は「萬」、円は「圓(円でも可)」です。
中袋の裏面の左下には住所と氏名を記入しましょう。専用の欄がある場合にはその欄に住所と氏名を書きます。
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中袋がない場合はどうするの?
お手持ちののし袋に中袋がないものもあるかもしれません。中袋がない場合は、習字で使う半紙などの白地の和紙にお札を包みます。和紙がない場合は白地のコピー用紙でも可とされています。
お札を包む半紙のサイズは縦35cm×横24cm。(コピー用紙B4サイズ程度)
具体的なお札の包み方は以下になります。
- 半紙をななめに置き、お札の表を上にし、肖像画が左側に来るように上下逆に置く。
- 半紙の角を三角形に折る。
- お札の端に合わせて左端を折り、次に右側を折る。
- お札の幅に合わせて上側を折り、余った部分も折り込む。
- 折り返しの「空き」が左にくるように整えて完了。
お札は肖像画が見えるように入れる
お祝い金で包むお札ですが、
実際にのし袋の中袋に入れるときは、表側にお札の肖像画が描かれているほうが上に来るようにして、お札の裏面が中袋の裏側に来るようにしましょう。
お札を複数枚入れるときはすべてのお札の向きが同じになるよう注意が必要です。
初穂料ものし袋に包んで納めよう
七五三のお祝い以外にのし袋が必要となるのが、神社における初穂料の奉納です。以降では神社の初穂料についてもみていきます。
初穂料とは?
初穂料は神社で祈祷してもらった際に納める謝礼金を指します。
初穂という字からもわかるように、「その年に収穫した初めてのお米などの穀物」を指しており、日本では古くから農作物の収穫への感謝として、神様に初穂を捧げていたことに由来します。
現代ではお米ではなくお金を納めるようになりました。
七五三の御祈祷を受ける場合は、初穂料をのし袋に入れて神社に納めます。
初穂料は神社で祝詞を上げてもらう場合に必要なものなので、神社へのお参りのみであれば、お賽銭だけで問題ありません。
お寺と神社では表書きが違う
七五三は神社だけでなくお寺でもお参りすることができます。
初穂料は神社のご祈祷に対する謝礼金となるので、のし袋の表書きには上段に祈祷料(玉串料)という意味での「御初穂料」と記入します。
お寺にお参りする場合は、のし袋の表書きを「ご祈祷料」または「御布施」と書きましょう。
いずれの場合も、のし袋の下段には「子どもの名前」を書きます。子どもの名前の読み方が難しい場合は、名前にふりがなをふっておくと祈祷で読み上げられる際に間違いがないので安心です。
初穂料はどのタイミングで納めるの?
七五三でお参りするときに、初穂料をいつ・どのような形で渡すのか気になっている人もいるかもしれません。
初穂料を渡すタイミングは、参拝する神社やお寺によっても異なりますが。一般的にはご祈祷前に社務所で受付をするときに渡します。
初穂料は新札が望ましい
特に決まりがないものの、初穂料として包むお金は新札が望ましいといわれています。
新札を用意するのが難しいときは、使用済みでシワのないピン札を用いるようにしましょう。
使い古しの汚れたお札を包むのは神様に備えるのにふさわしくないといえます。使用済みのお札をうっかり包むことのないように気を付けてください。
初穂料にふさわしいのし袋は?
七五三の初穂料を包むのし袋の種類はどんなものがあるのでしょうか。
七五三は男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳と2回ずつ訪れる行事のため、「何度あっても喜ばしい」という意味がある紅白の蝶結びの水引が適しています。
なお結婚式の水引に用いられる「結び切り」はふさわしくありません。結び切りは「真結び」といってほどけないような固い結びなので、一度限りの慶事に適しています。
七五三のように子どもの成長を祝う行事は繰り返してお祝いするものなので、結び切りの水切りは使用しないようにしましょう。
七五三の初穂料について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
白無地の封筒に入れて納めてもよい
七五三の参拝前にのし袋を用意できなかった場合は、一般の封筒で代用することが可能です。
のし袋ではなく封筒を使う場合は、白い封筒を選びましょう。
白封筒の書き方は、前述したのし袋の書き方に合わせて、必要事項を記入してください。
のし袋はどこで買える?
のし袋には種類があり、水引が印刷されているものから、外袋や内袋が分かれているもの、立派な水引のものがあります。
水引が印刷されているのし袋は、コンビニやスーパーなどの文房具売り場で見つけることができます。
本格的なのし袋は文房具店で取り扱っているので自分が使いたいのし袋に応じて、七五三前には準備しておきましょう。
のし袋の種類はどれにしようか迷ってしまうくらいバリエーション豊富です。デザインや中に入れる金額などを考慮して選ぶようにしてください。通販でも沢山取り扱っているので、ぜひ探してみてくださいね!
マナーを守ってお金を渡そう!
七五三は子どもへのお祝い金や、神社での参拝など、のし袋にお金を包んで渡す場面があります。また、七五三で使うのし袋は書き方や水引、使用するお札などいくつかのマナーがあります。
マナーを守ってのし袋を用いれば、相手に気持ちよく受け取ってもらうことができ、初穂料であれば日頃の感謝の気持ちを示すのにも役立ちますよ。
- 七五三のお祝い金や初穂料はのし袋に入れるのがマナー
- 子どもとの関係性で七五三のお祝い金額が異なり、額に応じたのし袋を使う
- のし袋を使うときはお札の向きなどに気を付け、失礼のないようにする
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