食材まとめ買いの前にチェック！ 冷蔵庫収納、3つのコツ

「まとめ買いとお取り寄せがバッティング。冷蔵庫に入りきらないかも!?とヒヤヒヤ」「まとめ買いした食材で冷蔵庫がぐちゃぐちゃに。あとから使い切れなかった食材が発掘されてガックリ……」なんてこと、ありませんか？　買い物はなるべく一度ですませたい、でも買いすぎると食材をダメにしてしまうかもしれない。冷蔵庫の空きスペースを想像しながら、今ある食材を使い切る手順や、献立も考えて……買い物中は頭をフル回転させている方も多いのではないでしょうか。

もし冷蔵庫の収納のコツがわかれば、まとめ買いももっとラクできるかもしれません。そこで、収納力を最大限に引き出す方法を"冷蔵庫のプロ中のプロ"三菱電機さんにうかがいました。進化した三菱電機の新形*冷蔵庫の魅力と合わせて、ご紹介します。*2022年2月発売

まず知っておきたいのは、冷蔵室のちょうどいい収納量。実は全体の5〜7割が、適切な収納量なんです。

冷蔵庫は、冷たい風を送ることで庫内を冷やしています。冷房と一緒で、風の通り道を作ってあげると、効率的に食材を冷やすことができるんですね。荷物でぎゅうぎゅうの部屋よりも、整頓された部屋の方が風が回りやすいのと同じ仕組みです。ちなみに、冷蔵庫に食材を詰め込んだ場合と半分にした場合では、電気代にも違いが。年間約1,180円もの節約につながるのだそう*。

一方で、冷凍室はぎっしりと詰めこむのが◎。食材が保冷剤代わりになり、ドアを開け閉めしても効率よく冷やせるのだそう。

*出典：資源エネルギー庁ウェブサイト（https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html）（機種や容量、ご使用状況によって異なります）

ちょうどいい収納量は全体の5〜7割なんて、いままでの食材を入れようと思うと、相当大きな冷蔵庫が必要なんじゃ……と思う方もいるのではないでしょうか？　でもキッチンのスペースは限られているし、かといってまとめ買いできないのは困ります。

そこで三菱電機の新形冷蔵庫「MR-MZ60H」は、同じ幅・奥行の昨年度モデル（*1）と比べて、買い物かご（*2）約1個分も容量アップ（30L）。大きさそのままに、もっと大容量に進化！　まとめ買いした食材をしっかりと収納できます。整理整頓しやすそうな、広々とした庫内にも注目です。

*1）2021年度品MR-MXD57G（幅685mm、奥行738mm、高さ1,826mm）と2022年度新商品MR-MZ60H（幅685mm、奥行738mm、高さ1,833mm）の比較。
*2）一般的な買い物かごの容量約33L。

部屋の片付けと同じく、冷蔵庫の収納も「片付ける場所」を決めておくと、整理整頓しやすくなります。とはいえ食材の入れ替わりが多い冷蔵庫では、すべての食材の場所を決めておくのは難しいですよね。そこでオススメは「冷蔵庫のゴールデンゾーン」を空けておくことです。

三菱電機さんいわく「冷蔵庫のゴールデンゾーン」とは、冷蔵室のいちばん使い勝手が良い場所のこと。ドアを開けた時にいちばん目に入りやすい場所（主にチルド室の上）を空けておくと、お取り寄せなど突然の大物がきても、スムーズに収納することができます。また、手に取りやすい場所なので、鍋など重いものを収納する時も便利です。

「調味料など『ストックものを収納する場所』、鍋など『流動的なものを収納する場所』とざっくり分けておくだけでも、グッと収納しやすい冷蔵庫になります。『ゴールデンゾーン』を空けておくことで室内を見渡しやすくもなるので、食材ロスも起きにくくなると思います」（三菱電機冷蔵庫営業・遊佐さん）

「従来の冷蔵庫は、鍋などの大物に棚の高さを揃えると、ゴールデンゾーンにデッドスペースが生まれやすかったんです。例えば鍋の隣にお皿に入った惣菜をおくと、惣菜の上が丸ごとデッドスペースになってしまったり……。そこで三菱電機の新形冷蔵庫『MR-MZ60H』では『左右段違い棚』を取り入れました。たった数センチに見えるかもしれませんが、この絶妙な段差があることで、パズルみたいに食材をスッキリ収納しやすくなるんです」（三菱電機冷蔵庫営業・遊佐さん）

「温度が低いから」「鮮度が長持ちしそうだから」「何となく」チルド室に色々な食材を入れてしまい、奥からカピカピに乾燥したハムが出てきた……なんて経験ありませんか？　ついついしまい込みがちな場所だからこそ、チルド室に入れなくていいものを知ることで、スッキリとした室内をたもちやすくなります。

冷蔵室の下段に設置されることの多い、温度の低い部分を指します。凍らないギリギリの温度のため、食品の発酵や熟成が進みにくく、鮮度が長持ちしやすいのが特徴。こんな食材の保存に適しています。

• 生鮮食品（肉や魚介類など）
• 加工品（ハムやソーセージ、かまぼこなど）
• 発酵食品（納豆、チーズなど）　など

ただし、水分の多い食材を入れると、凍ってしまい風味が損なわれることも。下記のような食材はチルド室には適していないので、冷蔵室への収納がオススメです。

• 豆腐
• マーガリン
• ヨーグルト

とはいえ子育て中の家庭では、生鮮食品に加工品、おかず……と、どうしてもパンパンになりがちなチルド室。そこで活躍するのが、三菱冷蔵庫の大きな特徴のひとつ「氷点下ストッカーD A.I.」。ここはチルド室よりも温度が低い"肉・魚の専用ルーム"（約-3℃〜0℃）。マイナス温度なのに凍らずに、生のまま保存でき、鮮度も長持ちしちゃう場所なんです。収納場所が決まっているので整理整頓もしやすく、気になるニオイ移りも防いでくれます。

新形冷蔵庫「MR-MZ60H」では、製氷機の給水タンクが埋め込み型になったことで、より広い「ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.」に進化！　たっぷり収納できて、ますます便利になりました。

「三菱電機の冷蔵庫は、肉・魚専用の『ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.』、そのほかの加工食品専用のチルド室と場所を区切っているので、整理整頓しやすい仕組みになっています。ちなみに知っておくと便利な機能として、冷凍した生鮮食品は『ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.』での解凍がオススメです。ドリップをおさえて美味しく解凍していただけます」（三菱電機冷蔵庫営業・遊佐さん）

飲み物はもちろんのこと、タレや数多の調味料、大きな浄水ポットまで、ついつい詰め込みがちなドアポケット。100円均一の収納グッズなどを使って賢く整頓するのがセオリーですが、最近、異変が起きているのだとか……。

「食品メーカーさんとお話しした際、これまで常温保存していた調味料や食材なども、冷蔵庫に入れる方が増えているとうかがいました。『冷蔵庫のスペース争いになっている』そうです。ですが従来のドアポケットは収納スペースを自由にアレンジしにくく、かつ浄水ボトルなど大きなものを入れると、デッドスペースが生まれやすい。なんとかドアポケットを自由に活用できないか……と考えていました」（三菱電機冷蔵庫営業・遊佐さん）

そこで三菱電機の新形冷蔵庫では、ドアポケットの自由度をアップ。

まずは、卵の置き場所を自由自在に決められる「どこでもタマゴケース」。タマゴケースを自由に動かせるので、ドアポケットのタマゴスペースを空けることができるのはもちろん、タマゴはドアポケットに収納したい、という声にも応えた機能なんです。

続いて、自由に場所を付け替えられる「思うままボトルストッパー」に注目。ポケット内据え置きの仕切りを一部なくしたことで、大型の浄水ポットも、縦置きできるんです！

また、冷蔵庫が容量アップしたことで、ドアポケットの収納力も格段にアップしています。ケチャップ1本、ソース1本の容量アップは大きいですよね。

今回ご紹介した3つの収納術や、三菱電機の新形冷蔵庫はいかがでしたか？　新形冷蔵庫が気になった方に、さらにおすすめの機能をご紹介します。

冷凍なのにサクッと切れちゃうことで有名なこの機能、実は離乳食にも便利なんです。パラパラのカット野菜ですぐに調理できたり、離乳食フリージングから使いたい分だけをすくえたりと、忙しい毎日をサポートしてくれます。しかも、冷凍なのにおいしく保存が出来るという優れもの！

スマートフォンと連携することで、家の外から冷蔵庫の運転状況や設定が変更できたり、製氷機の給水に関するお知らせもしてくれる、便利なアプリ。「切れちゃう瞬冷凍A.I.」を活用したレシピや「DELISH KITCHEN」のレシピもチェックできるので、レシピのバリエーションが手軽に増やせるのも嬉しい！

インテリアになじむカラーバリエーションも魅力の、三菱電機の新形冷蔵庫。買い替えの際は、ぜひ検討してみてください。