乳幼児を乾燥から守りたい!きれいな蒸気で加湿できる《スチーム式加湿器》をレビュー
これから冬場にかけて気になる”乾燥”。乾燥しているとウイルスが活性化すると言われています。まだ抵抗力が低い乳幼児がいる家庭は特に心配ですよね。そこで紹介したいのが「象印のスチーム式加湿器」。今回2組の家庭で実際に使ってもらいました。
加湿タイプは大きく分けて4つ
「加湿器」とひとくちにいっても、その加湿方式はさまざま。加湿タイプは主に、「スチーム式」「超音波式」「気化式」「ハイブリッド式」の4タイプ。タイプによってもそれぞれメリット/デメリットはありますが、今回紹介する「スチーム式」加湿器の最大のメリットは、“沸騰させたきれいな蒸気で加湿する”点。
コロナ禍の影響で衛生意識が高まったこともあり、沸騰させた清潔な蒸気で加湿する「スチーム式加湿器」が選ばれることが多くなってきているようです!
加湿器選びは、生活スタイルの中で何を重視するかで変わってきますが、まだ抵抗力が低い乳幼児期やこれから子どもが産まれる家庭において、衛生面は最も重視していきたいポイントではないでしょうか。
使ってみてどうだった?実際の使用感をレビュー
2組の家庭で、清潔性、お手入れ性に加え安全設計に定評のある象印のスチーム式加湿器を使ってみてもらいました!今回レビューにご協力いただいた、さくやくん/うるくんご家族に使ってもらったのは、「EE-DD50」という機種。
「蒸気で周りが濡れることもなく、部屋の中全体がいい感じに加湿されました!」byさくやくんママ
最近はおうちで過ごすことが多いという7ヶ月のさくやくん。ベランダに出ようとハイハイしたりハンガーを舐めようとしたり…まさにイタズラ盛り!最近は絵本にも興味が出てきて、同じ本を2〜3回は読まないと気が済まないそう!(笑)
日中は午前寝が30分くらいで終わったり、お昼寝の時間帯と重ならなければ地域の支援センターに行って同年代の子たちと遊んだり。外に出て免疫を付けることも大事だと思う一方、おともだちとの交流も増えてきたためウイルスをもらってしまわないかと心配になることもあるそう。
ーー普段、加湿器は使いますか?
夏の初め頃は使っていませんでしたが、クーラーで喉を痛めてからは使うようになりました。ただ、普段使用している超音波式は、加湿器の周りの水蒸気がすごく、周辺に置くものを気にしたり、朝は逆に部屋の中がジメっと感じることがあるなど、時間や場所によって加湿ムラがありました。またお手入れについても、よく水アカが溜まってしまっていたのですが、清潔を維持するため毎日洗ったりと大変でした。
ーー今回使っていただいたスチーム式加湿器は、どのようなシーンで使用しましたか?
日中のリビングや、寝ている時に使用しました!
ーー実際に使ってみてどうでしたか?
今回使った象印のスチーム式加湿器は、蒸気で周りが濡れることもなく部屋の中全体に行き届いてるのがよくわかりました!スチーム式だと音がうるさいのかな?と思っていましたが、全くそんなことはなく、お湯を沸かしてる時にコポコポと音がするだけで加湿中は気になりませんでしたね。あとは、チャイルドロック機能も付いていたので、子供がもう少し大きくなった時にお部屋に置いておいても勝手に触ってしまい誤作動する心配もないですし、誤って開けてしまうことがないような作りにも感心しました。
ーーメンテナンスについてはどうでしたか?
とっても簡単にお手入れできました!前まで使っていたものはピンクカビみたいな水アカが溜まることがあったので、よくタンクを洗って、乾かして…とお手入れが面倒でした。それに比べこちらは加湿器にありがちなフィルターのないポットタイプなのでお湯を捨てて、かるく拭くだけでとても簡単!「こんなにラクに使えるんだ!」と驚きました。
「子どもが触ってしまうからチャイルドロックが付いていて助かった!」byうるくんママ
続いては、絶賛イヤイヤ期真っ只中の2歳のお兄ちゃんがいるという、9ヶ月のうるくん。最近はおもちゃの取り合いをお兄ちゃんとするようにもなり、すくすく成長中!天気のいい日はお散歩に出かけたり、雨の日などはおうちでのんびり過ごすことも多いそうです。
また日中はワンオペで育児をしているので1日があっという間に過ぎていくんだとか!そんなうるくんご家族に象印のスチーム式加湿器を使ってもらいました。
ーーこれまで加湿器を使ったことはありますか?
冬場を中心に超音波式を使っています!子どもたちは寒暖差に弱いので、室内の気温や湿度は気にしています。ただこれまで使用していた超音波式の加湿器は、噴出部分が小さいこともあり、まわりがびしょびしょに濡れてしまうことがよくありましたね…。
ーー今回、どのようなシーンで加湿器を使用しましたか?
子どもが寝ている時に使いました。
ーー実際に使ってみてどうでしたか?
子どもたちがどうしても加湿器に興味をもってしまうので、チャイルドロックが付いていて助かりました!いくら注意していても色々なものに興味を持つ年代なので少し目を離しただけで心配…でも、万が一倒してしまったとしても湯漏れしにくい構造であったり、そもそも倒れないようにコードに引っかかってもすぐ外れるマグネット式になっていることも子育て世代には嬉しいポイントでした!他にも睡眠時の8時間連続加湿など、様々な機能が付いていて実用的でしたね。また、蒸気でまわりがびしょびしょになることもなく、ストレスを感じずに使えました。
ーーデザインについてはどうでしたか?
シンプルでお部屋にも馴染みやすく良かったです!
ーーお手入れはどうでしたか?
毎日の使用もお湯を入れる&捨てるだけで本当にラクでした。超音波式を使っていたときは、やはり水アカやカスがどうしても溜まってしまい、衛生面での心配があったり、お手入れも大変でしたね…。スチーム式を使ってみて、毎日使うときの地味な作業が少なくなっただけでも助かりました!
「清潔」「お手入れカンタン」「安心設計」。“三方よし”な加湿器
ここで改めて、象印マホービンのスチーム式加湿器についてご紹介。「清潔」「お手入れカンタン」「安心設計」が、象印のスチーム式加湿器のキーワード!
1)「清潔」について。象印マホービンのスチーム式加湿器は、沸騰させたきれいな蒸気を約65℃まで冷ましてお部屋を加湿させます。
2)普段の利用は水を入れるだけ&捨てるだけ。超音波式や気化式、スチーム式でも蒸発皿のある加湿器にありがちなパーツのお手入れは必要ありません。
長く使っていると、水に含まれるミネラル分が固まってしまい性能を発揮できなくなってしまうのですが、溶かしたクエン酸を入れ「クエン酸洗浄モード」でお手入れをするだけで清潔に保つことができるんです。(専用モードを押すだけ→放置でOK!)
3)そして「安心設計」について。「できるだけ子どもの手の届かない場所には置くけど、倒してしまった時など大丈夫なのかな?」と思う方もいるかと思います。こちらは3つの安心設計が施されています。
① チャイルドロック…キーを3秒長押しするだけですべての操作が不能に! *1
② ふた開閉ロック…レバーでふたを常にロックしているので、ふたが開きにくくなっています。また、小さな子どもが簡単に開けられないようになっています。
③ 転倒湯もれ防止構造…本体を倒しても湯もれを最小限に抑えます *2 *3
*1 安全のため「入/切」キーを押すと運転が停止します
*2 ふたがしっかりと閉まっていることをご確認ください
*3 本体を倒れたまま放置されますと、蒸気口から微量のお湯が流れ出ます
今回2組の家庭で使ってもらった「EE-DD50」には、さらに就寝時などにも便利な「連続加湿約8時間 *4」機能が付いています。
また、象印マホービンのスチーム式加湿器としてベーシックなモデルである「EE-RS35・50」も少しご紹介!基本的な性能は「EE-DD35・50」と同様。(“連続加湿約8時間*4”は付いていません) 違いとしては「EE-DD35・50」のラインナップとして、容量が3ℓ/4ℓなのに対し、「EE-RS35・50」は2.2ℓ/3ℓとコンパクトな設計。「寝室用は既に持っているからもう一台購入したい」という方にもピッタリ。
*4 室温20℃、満水時に連続「強」コースで運転した場合
乳幼児期の赤ちゃんが健やかでありますように
妊娠中や乳幼児の子を持つ家庭において、今回の加湿器に限らず家電や食品などを選ぶ際は、かなり慎重になりますよね。自分のことだけならある程度許容できることも、我が子に関わることと考えるとモノ選びが急に難しくなることも…。
トモニテ編集部員のママも、特に加湿器は“日々生活をする部屋の空気を作るもの”なだけに、「どれを選んだらいいものか…」かなり迷ったそうです。
これから赤ちゃんを迎える方や現在乳幼児期の子どもを育てる家庭にとって、この記事が少しでも参考になると嬉しいです。そしてぜひ、象印マホービンのスチーム式加湿器を検討してみてください。