【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア 鼻水や鼻詰まりのホームケア
鼻水や鼻詰まりのホームケア ポイント3
- 鼻水や鼻の中の汚れはこまめに取り除く
- オイルやクリームで鼻の下を保護する
- 黄色い鼻汁やひどい鼻詰まりは病院へ
鼻の通りをよくする工夫でスッキリ快適に
鼻水や鼻詰まりがあると、母乳やミルクがうまく飲めないばかりか、息苦しくて眠れなくなってしまうこともあります。鼻水や汚れはこまめに取り除き、鼻が通りやすくなるようにしてあげましょう。鼻の下が荒れがちになるので、ケアをするときは、できるだけ肌の負担にならないような工夫をします。ひどい鼻詰まりや、鼻汁が黄色や緑色になってきたときは、小児科や耳鼻咽喉科を受診します。
鼻水をふき取るときのタオルやガーゼは湿らせて
鼻の下をふくとき、乾いたガーゼやタオルでゴシゴシこすると、すぐに皮膚がただれてしまいます。ふくときはぬらしてかたく絞ったタオルやガーゼで。保湿タイプのティッシュペーパーを使ってもよいでしょう。
鼻の下がかさつく前にベビーオイルなどで保護
鼻水が続くと、鼻の下がカサカサしたり、ただれて赤くなり、しみて痛がるようになります。そうなる前にベビーオイルや保湿クリーム、白色ワセリンなどをこまめにぬって皮膚をガードしましょう。
入り口のかたまりは、綿棒で取り除く
鼻の入り口のかたまりを取るときは、ベビーオイルをしみこませた綿棒で。綿棒は入れすぎるとかたまりを奥に押し込んでしまったり、鼻の中の粘膜を傷つけるので、先端だけを使うように気をつけて。
鼻吸い用スポイトなどを利用して吸い取る
鼻水をそのままにしておくと粘膜に炎症が起こりやすくなります。鼻水の量が多いときは上手に取ってあげて。赤ちゃん用の鼻水吸引器で吸い取ったり、綿棒でからめ取るようにするとよいでしょう。
鼻詰まりは蒸しタオルを当ててスッキリ
鼻の粘膜の充血による鼻詰まりのときは、蒸しタオルを鼻の付け根に当てると、詰まっていた鼻がスッキリ通ります。蒸しタオルはぬらしたタオルを電子レンジに入れ、少しずつ加熱すると簡単に作れます。蒸しタオルが熱すぎないか必ず確認してから使いましょう。
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