【小児科医監修】赤ちゃんのしつけ、何から始める?
生活習慣のしつけを始めよう
歯みがき、手洗い、お風呂などの生活習慣のしつけは、そろそろ始めましょう。しつけといってもかた苦しく考えずに、その子に合ったペースで進めていきます。
10か月前後は、とくにママやパパの言葉や行動に興味をもち始める時期。そこで、生活習慣のしつけは、パパやママのまねっこからスタートしましょう。最初は、遊びになってもかまいません。「お風呂入ると気持ちいいね」「外から帰ったら手を洗おうね」など普段から話しかけて、ママやパパが実行する姿を見せてあげます。まねをして、同じような行動をするようになります。
2歳くらいになると言葉でのやりとりでしつけができ、3歳になると理由を説明すると納得するようになります。
しつけは、すぐに覚えることはできないので、根気よく続け、習慣づけることが大切。ママとパパは、気持ちに余裕を持って焦らず少しずつ進めましょう。
この時期の生活習慣のしつけ
【食事】楽しい時間と教えましょう
ママやパパといっしょの食卓を囲み、食事が楽しい時間ということを教えます。「ごはん、おいしいね」「モグモグ食べられたかな」など、赤ちゃんへの声かけも積極的に。また、手づかみ食べの時期なので、自分で食べる楽しみを十分にさせてあげましょう。「モグモグ」「ごっくん」など、かむことや食べることを促すように声かけをすると、丸飲みを予防することができます。
【歯みがき】歯が4本そろったら歯ブラシへ
歯が生え始めて、上に2本、下に2本そろったら、ガーゼでの歯みがきを卒業し、歯ブラシを使った歯みがきを始めましょう。まずは、離乳食の後にお茶や水を飲ませて、口の中がすっきりするらくことを感じさせます。それに慣れたら、寝る前に歯みがきをすることを教えましょう。
この時期は、自分で歯ブラシを持ちたがるもの。赤ちゃんには赤ちゃん用の歯ブラシにして、それにママが手を添えながらみがきます。そうして歯ブラシを持たせて、それに慣れさせます。
【手洗い】ママとパパがお手本に
外から帰ってきたときや、ごはんを食べる前には手を洗うことを、まず、ママやパパがお手本になって見せましょう。それを見た赤ちゃんが興味を持ってきたら、「外から帰ってきたら、手を洗おうね」と、話しかけます。
この時期から教えると、やがて習慣化します。手洗いは、かぜ予防にも有効なので、ぜひ教えたいしつけです。
【お風呂】さっぱりする体験を意識させて
体をきれいにすると気持ちがいいという体験を、赤ちゃんに意識させます。お風呂から上がったら「さっぱりしてとても気持ちがいいね」「体があたたまってぽかぽかだね」などの声かけを、積極的にするといいでしょう。
水に触るのが苦手な子には、シャワーの水圧を弱めたり、ぬるめの温度のお風呂にしたりして、水遊びの感覚で始めてみましょう。
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