適度な距離が理想的 おじいちゃん、おばあちゃんとの子育てのかかわり方は?
子どもが生まれてから、何かとかかわりが増えるのが、実の父母と義理の父母たちです。子育ての先輩である父母たちから聞く育児の話は、ためになることも多いですが、時代とともに育児方法は変化しています。父母世代と育児に対する考え方が異なり、意見が対立することもあります。
しかし、父母たちは子育てをしていく上で、子どもが病気のときに見てくれたり、子守をしてくれたりととても頼りになる存在です。うまく付き合うコツは「ほどよい距離」。頼りすぎず、かといって甘えるところは甘えることで、お互いに負担になりすぎずにいっしょに子育てをすることができます。
うまくいく4つのコツ
1. してほしいこと、してほしくないことを明確にする
子どもの安全や健康についてはとくに、伝えましょう。「むし歯予防のため、甘いおやつはあげないでほしい」「法律だから車に乗せるときは、チャイルドシートを使うように」など理由とともに明確にして伝えましょう。
2. 子育て論が違っても否定しない
おじいちゃん、おばあちゃんが、孫のためによかれと思ってしたことを頭から否定すると、わだかまりができてしまうことも。孫かわいさでしてくれたことなのだと、おおらかな気持ちで受け入れましょう。
3. お礼は忘れずに伝える
預かってくれるのは当然と甘えすぎてしまい、お礼や感謝の言葉がなくなると、孫を預かることを負担に思 ってしまいます。子どもを預けたときは、忘れずに感謝の気持ちを伝えましょう。
4. 今と昔の子育て方法の違いを知ってもらう
「抱っこしすぎると、抱きグセがつく」は、口論になる育児法のひとつ。今は愛情表現のためにも抱っこは推奨されています。このように昔と今と変わったところがあったら、伝えるようにしましょう。
地域で子どもを育てる
子育て支援センター、児童館などは、地域で子育てをしようという取り組みをしています。自治体が場所を提供し、子育て相談会、離乳食試食会などを開いて同じ月齢の子どもと親が交流できる場を作っています。また、ボランティアの高齢者が、昔の遊びを子どもたちに教えてくれることもあります。
他には「ファミリー・サポート・センター」があります。これは地域において、育児などの援助を受けたい人と行ないたい人が会員となり、助け合う会員組織です。
地域で子育てを応援し、ママやパパを助けていこうという取り組みが進んでいます。自治体によって活動内容は異なるので、調べてみましょう。
「祖父母手帳」知っていますか?
埼玉県さいたま市では、祖父母や親たちに向けて作られた「祖父母手帳」があります。子育ての新常識、親世代との付き合い方のヒントなどが載っています。祖父母と親がいっしょに読んで、子育て方法の今と昔の違いなどを知り、世代間のギャップを埋めて、お互いのコミュニケ ーションが円滑にいくようにと自治体からの願いが込められています。さいたま市のみでの配布になりますが、インターネットでその内容を見ることができます。
こしたかのりこ
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