2人目どうする?タイミングとお金のこと
2人目を考えていますか?
子どもが1歳を過ぎると「2人目がいたら、どんな感じかな」「この子に弟や妹をつくってあげたいな」と2人目について考え始めるかもしれません。望み通りに授かるものではないと知りつつも、年の差はどのくらいが育てやすいのか、上の子の気持ちはどんな感じなのかと気になるものです。
ママの体と心の準備はOK?
2人目は、出産してからどのくらいあければ、妊活してもいいという決まりはありません。体と心の両方の準備ができてから、妊活を考えましょう。
【体の準備】産後1か月は回復期間
産後すぐはホルモンバランスが乱れやすく、体の調子も整わないことが多いもの。すぐに2人目がほしいと思っていても、産後1か月は静かに過ごし、月経の再開を待って体が落ち着いてから妊活を考えたほうがいいでしょう。
【心の準備】心に余裕はありますか?
体の準備ができていても、はじめての育児に精いっぱいで、ママの心に余裕がないこともあります。育児に慣れてきて、心に多少の余裕が出てくるころがいいでしょう。また、子ども優先の生活になり、パパとのコミュニケーションを後回しにしていませんか?パパと、2人目について、また今後について、話し合ってから妊活を考えましょう。
気になる 2人目のタイミングとお金のこと
2人目はほしいけれど、お金のことが気になる人もいるでしょう。子ども1人が成人するまでにかかる金額は、どういう学校に行かせるかなどにもよりますが、3000万~6000万円(※AIU保険会社調べ)とも言われています。金額を聞くと、2人目をどうするか考えてしまいますが、これは、一度に多くのお金がかかるわけではなく、長期的に見ての金額。計画的に備えれば、日々のやりくりでまかなえるものです。
また、2人目がいると子どもにかかる費用などでメリットもたくさんあります。家族でよく相談し、考えてみましょう。
1歳・2歳差
【メリット】
- 保育園、幼稚園の通園期間が重なるのできょうだい割引がある
- 学校の卒入学がずれるので、年間を通してまとまった出費が少ない
- 育児グッズや洋服がすぐにお下がりとして使える
【デメリット】
- 1~2年ですぐに下の子も進学資金が必要になる
- おむつを使う期間が重なるので、おむつ代がかかる
3歳・4歳差
【メリット】
- 同時通園の割引は、保育園に通園させると利用可能
- 私立幼稚園の就園補助金は3歳差でも加算されるケースがある
- 4歳差は、中学以降学校や行事が重ならないため、大きな出費にならない
- 4歳差は、おむつを上の子が卒業しているので、おむつ代が重ならない
【デメリット】
- 3歳差は、学校の入学が重なるので一時的な出費が増える
- 教育費が最もかかる大学時代が1年重なるので、出費が増える
- 育児グッズや洋服が古くなってきているので、買い替える出費がある
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写真提供:ゲッティイメージズ
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