【助産師監修】赤ちゃんはいつからお座りするの?スムーズなお座りのためのアドバイス
赤ちゃんがお座りする時期
赤ちゃんの発達には個人差がありますが、おおむね7〜8か月ごろから体を支えて座れるようになってきます。
そしてハイハイを始める8〜10か月以降は、支えなしでも安定して座れることが多くなります。
あくまでも個人差があり、首座りや寝返りが遅い傾向があれば、お座りも少し遅くなるかもしれません。
それぞれの赤ちゃんのペースで、環境を整えたり遊びを通して、焦らずに成長をサポートしていくようにしましょう。
体の発達の多くがうつ伏せからはじまる
赤ちゃんをお世話していると、抱っこが多くなりがちだったり、バウンサーなどを活用する時間も増えてくるかもしれません。
しかし、意識的に赤ちゃんが床にゴロンとして体を動かす機会を作ることは、お座りだけではなく全身の発達にとって有効です。たとえば寝返りも、ゴロゴロしながら自分の体の感覚を自分で学んでいきます。
寝返りやずりばいを通して次第に体幹が整い、少しずつお座りが安定してきます。ちょうど離乳食のステップが進む時期にもなるので、自然とお座りの姿勢をとる機会も増えていくでしょう。
練習する必要はあるの?
特別な練習をさせなくても、離乳食や遊ぶタイミングで座る姿勢をとるサポートから始めるとよいでしょう。
床の上で遊んでいるときに目線の先におもちゃがあったり、鏡を置いてみたりして、赤ちゃんが体を動かしたくなる環境をつくることもおすすめです。
お座わりができるかどうかを試すときは、周りにクッションを置いたりマットを敷くなどの安全対策をとりましょう。また、あまりにも赤ちゃんが前屈みになるような姿勢でのお座りになってしまう場合は、まだ体幹がしっかりしていない時期なので、無理をさせないようにしてください。
おすわりができるようになると視界が広くなり、赤ちゃんがご機嫌よく過ごすことも増えていきます。日常生活の環境を整えたり、体を動かす遊びを通して、赤ちゃんの発達を無理なく促していきましょう。
ハイハイし始めたら部屋の整備を!
自分からハイハイで移動できるようになると、その先で座って物を手に持って遊びます。そのため、赤ちゃんの手が届く範囲の部屋の整備が必要になります。
たとえば、赤ちゃんが動き回る場所に角やコンセントがあればカバーをつけてみましょう。100円ショップなどでも入手できます。
早めの対応が赤ちゃんの安心な暮らしを守ります。
参考:林洋一、「史上最強よくわかる発達心理学」、ナツメ社、2014年
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