妊娠各時期の食生活のポイント
妊娠初期(1~4か月)
食べられるものを無理せずに
妊娠初期はつわりがピークになります。食欲が減退しますが、食べられるものを見つけ、少量ずつ食べることが大切です。おなかの赤ちゃんのために無理に食べようとする必要はありません。
つわりの人に人気の食品
みずみずしく、ビタミンも豊富なトマトはつわり中のママに人気。
ゼリーは酸味のあるひんやりとした味わい、食べるのがラクという点が好評価!
妊娠中期(5~7か月)
食べすぎには注意!
つらかったつわりがおさまり、ようやく食欲がもとに戻るころ。ただし、食べすぎには要注意です。赤ちゃんのからだの基礎をつくるたんぱく質やカルシウムはいろいろな食材からとるようにしましょう。
カルシウム、鉄分を多く含む食材
鮭はたんぱく質のほか、カルシウムの吸収を助けるビタミンが豊富です。
レバーは鉄分たっぷりの食材ですが、とりすぎには注意します。
妊娠後期(8~10か月)
塩分を徹底的に控えて
おなかが一段と大きくなり、胃が押し上げられることで一度にたくさんの量が食べられなくなります。妊娠高血圧症候群になりやすい時期でもあるので、塩分の摂取量には十分注意しましょう。
低カロリー&塩分量の少ない食品
鶏肉はほかの肉に比べて、消化によい肉。とくにささみは脂質が少ない部位です。
キムチは辛味がありますが、塩分量は少ない食品。薄味に飽きた時に。
授乳期
バランスのよい食事を心がける
赤ちゃんの育児に追われ、規則正しく食事するのはむずかしい時期ですが、毎食バランスのよい食事をとりたいものです。主食、主菜、副菜はできるだけそろえるようにし、たんぱく質とビタミンを積極的にとります。
授乳期によい食材
にんじんにはβカロテンが豊富に含まれており、免疫力を高める効果が。
あさりにはミネラル類とタウリンが多く、貧血予防や疲労回復の効果があります。
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写真提供:ゲッティイメージズ
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