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【管理栄養士監修】離乳食のしいたけ|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のしいたけ|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

ビタミン類やミネラル、食物繊維を含むしいたけ。
料理のコクや深みを出す旨み成分も含み、おいしさをアップしてくれる食材です。
今回は、離乳食のしいたけはいつから食べられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
ビタミン類やミネラル、食物繊維を含むしいたけ。
料理のコクや深みを出す旨み成分も含み、おいしさをアップしてくれる食材です。
今回は、離乳食のしいたけはいつから食べられるのかや、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

しいたけはいつから食べられる?

離乳食後期からOK!細かく刻んで調理して

食べる前に日光に当てるとビタミンDが増すといわれている、生のしいたけ。

栄養素や旨味成分を含む食材ですが、繊維が多く弾力があるため噛み切りにくく、消化しにくい特徴があります。

また、加熱してもすりつぶしにくいため、始める目安としては完了期から。

もし、生後9〜11ヶ月の離乳食後期から与える場合は細かく刻み、少量で様子をみましょう。

離乳食として調理する際は、しいたけの固い軸の部分は取り除き「かさの部分」だけを使いましょう。

しいたけの出汁はいつから与えられる?

生のしいたけより旨みがたっぷりの干ししいたけ。

干ししいたけからとる出汁は離乳食初期の生後5~6ヶ月頃から与えることができます。

ただし、干ししいたけの本体は、生しいたけと比べて繊維が多く固いため、1歳以降に与えるのがおすすめです。

しいたけの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

下の表の1回の目安量は、野菜と果物を合わせた全体の量として考えましょう。

しいたけの時期別の大きさ・固さの目安

しいたけの時期別の大きさ・固さの目安

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・固い軸の部分は取り除き、かさの部分だけを使う

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

しいたけは、風味を逃がさないよう洗わないのが大原則。

ですが離乳食の場合、衛生面から汚れがとれているか心配です。

しいたけによってはかさに汚れがついているものもあるため、水洗いしてから調理しましょう。

食物アレルギーについて

しいたけは、まれに食物アレルギー発症の危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関に受診出来る時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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