【管理栄養士監修】離乳食のアスパラガス|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説
繊維が多くやや筋張っているため、離乳食として初めて赤ちゃんに与える際は、穂先を使用しましょう。
離乳食のアスパラガスはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどもご紹介します。
繊維が多くやや筋張っているため、離乳食として初めて赤ちゃんに与える際は、穂先を使用しましょう。
離乳食のアスパラガスはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどもご紹介します。
アスパラガスはいつから食べられる?
離乳食中期からOK!初めは穂先から
アスパラガスは離乳食中期の生後7〜8ヶ月頃から与えられます。アスパラガスの茎の部分は筋張っているので、初めはやわらかい穂先の部分を使用し、小さく刻んで調理するとよいでしょう。
離乳食後期の生後9〜11ヶ月頃からは、茎の部分も食べることができるようになりますが、根元の固い皮の部分をピーラーなどでむき、やわらかくゆでてから与えましょう。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
アスパラガスはスティック状なので、後期の手づかみ食べにも向いています。
手づかみ食べ用に調理する際も、穂先から使用しましょう。
どのくらいの量を食べさせたらよい?
子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。
初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。
アスパラガスの固さや大きさの目安
子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。
アスパラガスの時期別の大きさ・固さの目安
© every, Inc.
下ごしらえのコツは?
・初めは穂先部分を使う
・後期以降の場合、穂先部分と茎にわけ、茎部分は皮をピーラーでむく
食物アレルギーについて
アスパラは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。
そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関に受診できる時間に与えましょう。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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写真提供:ゲッティイメージズ
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