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【管理栄養士監修】離乳食のモロヘイヤ|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のモロヘイヤ|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

カロテンやカルシウム、カリウム、ビタミンなどを含むモロヘイヤ。
刻むとぬめりが出るのが特徴です。今回は離乳食のモロヘイヤはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
カロテンやカルシウム、カリウム、ビタミンなどを含むモロヘイヤ。
刻むとぬめりが出るのが特徴です。今回は離乳食のモロヘイヤはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

モロヘイヤはいつから食べられる?

離乳食初期からOK!味にクセがなく食べやすい野菜

モロヘイヤは、離乳食初期の生後5〜6ヶ月頃から与えられます。クセのない味で食べやすいのが特長の野菜です。

ただし、モロヘイヤにはアクがあります。

しっかり加熱したあと、水にさらしてアク抜きをするのを忘れないようにしましょう。

また市販ではなく、家庭などで栽培したモロヘイヤの茎や種の部分には毒性があるといわれています。茎は固さもあるため、赤ちゃんには与えず、葉のみを与えるようにしましょう。

どのくらいの量を食べさせたらよい?

子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。

初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。

モロヘイヤの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

モロヘイヤの時期別の大きさ・固さの目安

モロヘイヤの時期別の大きさ・固さの目安/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・モロヘイヤをよく洗い、茎を取り除く

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

モロヘイヤは加熱し刻むことでとろみが出ます。食感がパサパサする食材も、モロヘイヤと一緒に使うことでとろみがつき、食べやすくなります。いろいろな食材と合わせてみましょう。

食物アレルギーについて

モロヘイヤは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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