【管理栄養士監修】離乳食のカッテージチーズ|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説
プロセスチーズなどと比べて、塩分や脂肪分が少ないのが特長です。
今回は、離乳食のカッテージチーズはいつから与えられるのか、調理方法や保存方法なども併せてご紹介します。
プロセスチーズなどと比べて、塩分や脂肪分が少ないのが特長です。
今回は、離乳食のカッテージチーズはいつから与えられるのか、調理方法や保存方法なども併せてご紹介します。
カッテージチーズはいつから食べられる?
カッテージチーズは離乳食中期からOK。クセのない味で料理に活躍!
白くてやわらかく、ぽろぽろした状態のカッテージチーズ。
離乳食には中期にあたる、生後7〜8ヶ月頃から与えられます。
さっぱりした食感で、クセのない味なので色々な料理に活躍する食材です。
加熱の必要性がなくそのまま与えられますが、衛生面で心配な場合は加熱しましょう。
そのまま与えるほかに、料理に加えることで簡単に風味がまろやかになり、野菜と一緒にたんぱく質を摂ることができます。
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
カッテージチーズは加熱せずにそのままでも与えられます。
冷蔵保存できますが、衛生上の安全面から、開封後の長期保存は控えましょう。
衛生面で心配な場合は必ず加熱をしましょう。
食物アレルギーについて
カッテージチーズの原材料である生乳は、特に食物アレルギーが出やすい食品です。
そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。
また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。
どのくらいの量を与えたらよい?
子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。
初めて与える場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。
カッテージチーズの1回あたりの目安量
子どもの成長に合わせて、食材の量を変えます。
カッテージチーズの時期別の目安量
© every, Inc.
下ごしらえのコツは?
- 市販の粒が残るタイプのものを使う場合は、つぶして粒を小さくするか、裏ごししてなめらかにする
- 市販の裏ごしタイプのものは、そのまま調理に使う
管理栄養士からのワンポイントアドバイス
赤ちゃんは、離乳食の時期によっては粒の食感が苦手なことがあります。
そのため、粒が残るタイプの市販品は裏ごしをして、なめらかにすることをおすすめします。
裏ごしタイプのものであればそのまま使うことができます。
また、加熱する場合、カッテージチーズが固くなりやすいので、加熱時間に気を付けましょう。
市販のカッテージチーズは保存料が入っているものが多いです。
気になるようであれば、牛乳に酢やレモン汁を入れて、手作りカッテージチーズも作れます。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント
- 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
- 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
- ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
- 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
- りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
- 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。
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