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【管理栄養士監修】食物アレルギー注意・離乳食のごま|いつから始める?

【管理栄養士監修】離乳食のごま|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

ごまは少し料理に加えるだけで風味豊かになり、栄養も豊富に含んでいる食材です。
積極的に取り入れたい食材ですが、食物アレルギーを起こすことがあるため注意も必要です。
今回は、赤ちゃんにごまを与えられる時期や、与え方のポイントなどをご紹介します。
ごまは少し料理に加えるだけで風味豊かになり、栄養も豊富に含んでいる食材です。
積極的に取り入れたい食材ですが、食物アレルギーを起こすことがあるため注意も必要です。
今回は、赤ちゃんにごまを与えられる時期や、与え方のポイントなどをご紹介します。

ごまはいつから食べられる?

ごまは後期からOK。離乳食にはすりごまを使用して

たんぱく質・鉄分・カルシウム・ビタミンなど栄養素が豊富なごま。

ごまは離乳後期の生後9~11ヶ月頃から使える食材です。ただし、皮が固くて消化しにくいため、そのままのごまではなく、すりつぶしたごまを与えるようにしましょう。


すりごまは酸化しやすく、時間が経つと風味が劣化します。

粒のごまを、1回ごとに使用量をすりつぶすと風味がよいです。

あらかじめすられている「すりごま」を購入する場合は、大人の料理でも使用して、早めに使い切るように心がけましょう。


ごまは消費者庁が定めている、食物アレルギー表示を奨励する特定原材料に準ずるものの21品目に該当しています。

初めて与える場合はごく少量から試し、赤ちゃんの体調に変化がないかよく観察するようにしましょう。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

食物アレルギーが心配なときは、少量与えて様子をみてから開始すると安心です。

ごまは脂質が多いので、離乳食に使用するのは風味づけ程度に、ごく少量にとどめておきましょう。

粒のごまでもいりごまを買うと、自分で炒る必要もなく、すぐにすりつぶすことができます。

どれぐらいの量を与えたらよい?

すりつぶしたものをふりかけにしてごはんと混ぜ合わせたり、和え物に混ぜて少量ずつ与えましょう。

食物アレルギーについて

ごまは、食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合でもすぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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