里帰り出産。実家・義実家の両親へのお礼はどうすべき?
里帰り出産をする、その前に
人生の一大イベント、さらに初めての出産ともなれば、色々不安なことも多いですよね。
「育児の先輩である母の元でいろいろ聞きたい」「生まれ育ち、慣れ親しんだ街で出産したい」「パートナーが仕事で忙しく、誰かがそばにいてくれないと不安」など色々な思いがあると思います。
そんな理由から、里帰り出産を選ぶママも少なくないのではないでしょうか。
里帰り出産をするとなれば、出産前後に実家や義実家にお世話をしてもらうことになります。
お世話になるお礼に、「何か贈り物をしたほうがいいの?」「お礼を渡すタイミングはいつがいいのかな?」など、知らないこともたくさんありますよね。
ではさっそく、里帰りのお礼やマナーについて考えてみましょう。
里帰り出産、実家にお礼を渡すもの?
絶対にお礼をすべき、という決まりはありません。また、お礼の品物も決まっているということはありません。
まずは「何をあげるか?」ではなく、「お世話をしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えるということが大前提です。
食事を作ってもらったり、身の回りお世話をしてもらったり、赤ちゃんをみてもらったことに対して、「なにか贈り物を添えてお返ししたいな」という気持ちがあれば、パートナーと相談して決めるのがよいのではないでしょうか。
お礼を渡すタイミングは?
では、お礼を渡すと決めた場合、ベストなタイミングはいつなのでしょうか。
おすすめなのは、「これからお世話になります」という挨拶の意味を込めて、初日に渡すことです。
そうすることで、お互いに気持ちよく里帰り期間を始めやすくなるかもしれません。
もちろん、お世話になった最後に渡すのも悪くありません。
いずれにしても、産後は慣れない子育てでバタバタしてしまいがちなので、里帰り前に準備しておきたいものです。
里帰り出産のお礼は何を渡せばいい?
「ありがとうの気持ちを込めて、何か添えてお礼をしたい。だけど何を添えればいいの?」とお悩みの人に、お礼の候補と、それぞれ渡すときのポイントについてまとめました。
現金
たとえば、出産前、出産後と2ヶ月間お世話になったとします。
その間の食費や生活費などもろもろの経費を考えると、現金を選ぶ人も少なくないでしょう。
現金を渡すときのポイントは、そのまま封筒などに渡すのもよいですが、一筆箋を添えればもっと気持ちが伝わります。
長々とかしこまって書く必要はありません。
「少ないですが、お礼の気持ちです。よろしくお願いします」といった内容の手紙を添えるとよいでしょう。
現金を受け取ってもらえない場合は......
商品券
現金を渡そうと思って用意しても、受け取ってもらえないというケースもありますよね。
商品券であれば、直接お金を渡す訳ではないため、受け取るほうも現金に比べて受け取りやすく、用途も選べて便利です。
外食する際に使ったり、百貨店で使ったりと使い道も広く、何に使おうか考える楽しみも生まれますね。
菓子折り
商品券よりさらに送りやすいのが菓子折りではないでしょうか。
たとえば夏には水菓子、冬には温かいコーヒーや焼き菓子など、季節に合わせてお菓子を選ぶのもよいでしょう。
お米などの生活用品
いくらあっても困らないのが生活用品です。
たとえば、毎日の食卓に欠かせないお米。
普段は選ばない少し高級なものを選んで、プチサプライズしてもよいかもしれません。
また、衣服の洗濯や食器を洗う際に使用する洗剤各種などもおすすめです。
こちらも普段はなかなか選ばない高級なラインのものを選べば、よい香りに包まれてリラックスできる時間も一緒にプレゼントできそうですね。
ちょっとした心遣いや感謝の気持ちを込めた贈り物は相手にも伝わることでしょう。
里帰り出産で大変だったこと・よかったこと
MAMADAYS編集部が行った里帰り出産のアンケートでは、里帰り出産で大変だったことやよかったことなどについても調査しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 大変だったこと
「母親と意見が衝突してしまいました」
「慣れてない環境なのと、親のことも気遣うのが大変でした」
「夫の移動が一番大変そうでした。
生まれたあとは毎日でも子どもの顔が見たいが、移動が大変。土日はゆっくりしたいし……というバランスが難しそうでした。
最後は仕事との両立で体調を崩しそうになっていました」
「産後のホルモンバランスの乱れなどもあり、小さな事でも実母と大きな喧嘩になりました」
「実家とはいえ、気を使いました」
- 里帰り出産してよかったこと
「大変だったことは特になく、親に手伝ってもらい楽でした」
「出産後の負荷が軽減されました」
「妊娠後期、恥骨痛で歩けなかったので介助してくれる親の存在はありがたかったです。ちなみに都内の実家に帰っただけなので、距離的負担もなく最高でした」
「僕(夫)としては、妻の親御さんに子どもを任せられたので、仕事に集中できました」
「家事をなんだかんだ全部お願いできた。産後体調が悪かったのでサポートしてもらって助かった」
「食事など家事全般をやってもらえたことは助かった」
「家事をしなくてよかったのはもちろん助かりましたが、退院したあと、こんなに小さい新生児を一人で扱えるのかという不安が少なかったかなと思います。母親は育児の先輩なので安心できました」
「産後、一人で負わなければならない家事などを両親がサポートしてくれて体力的にも精神的にも大変助かりました」
「親のサポートで助かった」
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気心が知れている親子同士ですら、産前産後は精神的に不安定になり、親と対立するなんてことも。
でもやはり、親は子育ての先輩。お礼を上手に活用して、お互い気持ちのよい里帰り出産の期間を過ごせるとよいですね。
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