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こんにゃくは離乳食ではNG|いつから与えられる?

【管理栄養士監修】離乳食のこんにゃく|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

こんにゃくは噛み切りづらく、のどに詰まらせる危険があるので、離乳食の時期は与えられない食材です。この記事では、こんにゃくを与えられるようになる時期の目安や、与え方、注意点などを説明します。
こんにゃくは噛み切りづらく、のどに詰まらせる危険があるので、離乳食の時期は与えられない食材です。この記事では、こんにゃくを与えられるようになる時期の目安や、与え方、注意点などを説明します。

こんにゃくは離乳食ではNG

こんにゃくには、「板こんにゃく」や「玉こんにゃく」、「しらたき」などいくつか種類があり、最近では「こんにゃく麺」や「こんにゃく米」といった商品も売られています。

食物繊維が豊富で低カロリーなことから、大人のダイエット食などによく使用されることも多い食材ですが、離乳食の時期には、どの種類のこんにゃくも与えられません。

こんにゃくが離乳食でNGの理由は?

離乳食の時期にこんにゃくを与えられない理由は、のどに詰まらせるおそれがあるからです。

こんにゃく特有の弾力と歯ごたえは、まだ奥歯が生えていないことが多い離乳食の時期の赤ちゃんにとっては、とても噛みづらく、つるんとそのまま丸ごと飲み込んでしまうことが多いため、赤ちゃんにとって危険な食材の1つです。

いつから与えられる?

では、こんにゃくはいつから与えることができるようになるのでしょうか。与えられる時期や、与えるときの注意点、与え方のコツなどについて説明します。

与えられる時期

おおよその目安では、一般的に奥歯が生えそろうとされている3歳頃を目安に与えられるようになります。ですが、食材を噛む力や飲み込み方、歯が生えそろう時期には個人差があるので、様子を見ながら与えるようにしてください。

与え方や与えるときの注意点

3歳頃で奥歯が生えそろっていても、こんにゃくを上手に歯で噛み切ることは難しいので、あらかじめ食べやすい大きさに細かく刻む必要があります。最初のうちはしらたきや糸こんにゃくなどの細いこんにゃくを選び、1cm以下に刻むとよいでしょう。

こんにゃく単体では食べにくいので、与え方にも工夫をしましょう。たとえば大人用の煮物にしらたきが入っている場合、しらたきを取り分けて細かく刻みご飯に混ぜると、炊き込みご飯のようになり食べやすくなりますよ。

のどに詰まらせないように、飲み込んだことを確認するまでは必ず近くで様子を確認するようにしましょう。

こんにゃくゼリーもNG

こんにゃく同様、「こんにゃくゼリー」にも注意が必要です。こんにゃくゼリーは、一般的なゼリーとは違い、固くて弾力の強いものが多いです。

その上、口の中で溶けず、つるんとのどまで入り詰まらせてしまう可能性があり、乳幼児に与えることが危険な食品の一つです。離乳食期にかかわらず乳幼児や高齢者には絶対に与えないでください。

参考

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 」(厚生労働省)

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