キラキラネームじゃない！子どもの名前に使える珍しい名前｜イメージや文字数別に紹介

珍しい名前の魅力には、名前を覚えてもらいやすいことや、ほかの子と同じ名前になりにくいこと、よくある名字の場合に珍しい名前と組み合わせて個性を表現できること、などがあります。

日本人の名前に多いのは2文字の名前です。子どもへの願いを込めて漢字の意味を組み合わせやすいこと、名字とのバランスを取りやすいことなどが、人気の理由だと考えられます。

そんな2文字名前のうち、珍しいものを紹介しましょう。

女の子にはもちろん、男の子にもかわいい名前は人気です。愛や希望に満ちた、優しい人生を歩んでほしいという気持ちが、名前に込められています。

• 男の子向け

愛夢（あいむ）：愛や夢に満ちたイメージ

虹羽（こう）：夢に向かって羽ばたく

斗環（とうわ、とわ）：永遠（とわ）の音と、人とのつながりのイメージ

優月（ゆづき）：優しく月のように穏やかな人

礼音（れおん、れお）：礼儀正しく優しい人

• 女の子向け

愛色（あい）：愛と彩り

詩葉（うたは）：やさしさとやわらかさ、聡明さ

葵子（きこ）：明るく咲く美しい花

音乃（のの）：ふんわりとしたやさしいイメージ

恋紋（れもん）：かわいらしさ

海外でも通用するような名前や、響きがかっこいい名前も増えています。

• 男の子向け

阿蘭（あらん）：海外でも通用する

空海（そら）：空と海

深知（みち）：深い知性

勇仁（ゆうじん）：勇ましく優しいイメージ

凛久（りく）：きりりとしたかっこよさ

• 女の子向け

明楽（あきら）：明るさと優しさ

伽羅（きゃら）：最高の香木

一望（ひとみ）：希望へ向かうイメージ

海凪（みなぎ）：静かな海

澪那（みおな）：美しさとひたむきさ

古風な名前も、現代ではかえって新鮮です。

• 男の子向け

景虎（かげとら）：上杉謙信の幼名

主計（かずえ）：律令時代の組織の名

醍醐（だいご）：五味のひとつ

武蔵（むさし）：宮本武蔵から

主水（もんど）：官職の名

• 女の子向け

朱里（あかり）：明るくのどかなイメージ

音羽（おとわ）：知性としなやかさ

古都（こと）：古風で美しい

小夜（さよ）：静かな美しさ

千絢（ちあや）：たくさんの彩り

男女どちらにも使える中性的な名前にも注目しましょう。ジェンダーにとらわれない、自由なイメージが人気となっています。

伊織（いおり）：もともとは武士の名

神楽（かぐら）：神へ捧げる舞

琥珀（こはく）：宝石

静波（せな）：静かな海

那月（なつき）：美しい月

3文字の名前は、漢字の組み合わせのバリエーションがぐっと増え、より個性的により珍しくできます。

名字とのバランスを見て、全体が長くなりすぎないような名前を選ぶとよいでしょう。

音の響きや文字のイメージが印象的なかわいい名前も、3文字ならバリエーション豊富です。

• 男の子向け

小太郎（こたろう）：呼びやすくかわいらしい

春太郎（はるたろう）；あたたかなイメージ

日向音（ひなと）：夢に向かって進んでいく人

悠羽生（ゆうせい）：ゆったりとのびやかなようす

優希弥（ゆきや）：優しく希望に満ちたイメージ

• 女の子向け

亜衣乃（あいの）：やわらかく優しいイメージ

有麗羅（うらら）：うららかなイメージ

花乃香（かのか）：花の香り

沙羅花（さらか）：沙羅双樹の花

千恵莉（ちえり）：さくらんぼ（チェリー）のイメージ

3文字になると、漢字を別のものに変えたり、読み方を変えたりのアレンジも自由自在です。

• 男の子向け

亜久里（あぐり）：英語で農業を表す

雅楽彦（うたひこ）：雅やかな印象

奏那汰（そなた）：音楽のソナタから。音楽を愛する人

真那人（まなと）：誠実で美しい人

也真人（やまと）：美しい日本

• 女の子向け

久蘭々（くらら）：海外でも通用する

世莉架（せりか）：明るく活発なイメージ

妃香里（ひかり）：優しく美しいイメージ

飛花流（ひかる）：活発に輝くイメージ

莉々衣（りりい）：海外でも通用する

◯太郎、◯之介などの男の子の古風な3文字の名前はきりりとした印象を与えます。また、花や自然の名などの音に漢字をあてた女の子の名前からは、芯の通った美しさが感じられますね。

• 男の子向け

琥太郎（こたろう）：力強くたくましい

淳之介（じゅんのすけ）：人にやさしい

太一郎（たいちろう）：長男の名前

友之進（とものしん）：友に恵まれる人

雪之丞（ゆきのじょう）：之丞は古代の官職の名

• 女の子向け

桜玖良（さくら）：桜の花に美しい漢字を

寿美礼（すみれ）：すみれの花に美しい漢字を

千登勢（ちとせ）：よいことが続くイメージ

富士乃（ふじの）：美しく堂々としたイメージ

和歌乃（わかの）：優雅で知的なイメージ

中性的な響きの名前に、さまざまな漢字をあてるアレンジも個性的でおすすめです。

亜季良（あきら）：明るく真っすぐなイメージ

一歩輝（いぶき）：命が輝くイメージ

伊万里（いまり）：美しくしっかりとしたイメージ

香伊里（かいり）：のびのびと活躍する人のイメージ

真来都（まこと）：心の美しいイメージ

子どもの名前に使う漢字は、法務省令によって決められた「常用漢字表」と「人名漢字表」の中からしか選べません。しかし、平成以降、何度か使える漢字が追加されてきています。まだ珍しい漢字を使って、個性的な名前にするのも素敵ですね。

凌（りょう）：尖った氷の角。突き出る。抜きん出る

彪（ひょう、あや）：虎と光、あざやかな模様

旺（おう）：さかん。美しい

魁（かい）：堂々として美しい

苺（いちご）：いちご

珀（はく、たま）：琥珀

煌（こう、あきら）：きらめく

よくある名前に珍しい漢字をあてたり、よくある漢字を別の読み方にする名前も増えています。

千加良（ちから）：力強いイメージ

七緒八（なおや）：縁起のいい漢数字

佑宇人（ゆうと）：個性的なイメージ

星（あかり）：星のように明るく

七（なずな）：七草のイメージ

音（のん）：軽やかで穏やかなイメージ

この記事では、珍しい名前を紹介しました。

一生その子の人生に寄り添っていく名前だからこそ、名字とのバランスや、呼びやすさも考えながら、周りの人と同じにならないよう個性的なものにしてあげたいですよね。

どうぞ素敵な名前がみつかりますように。

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