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乾燥機でぬいぐるみを乾燥させたい!大事なぬいぐるみをきちんと乾燥させる方法を紹介

乾燥機でぬいぐるみを乾燥させたい!大事なぬいぐるみをきちんと乾燥させる方法を紹介

ぬいぐるみを乾燥機にかけて大丈夫かどうかや乾燥方法を紹介します。ぬいぐるみはデリケートなものが多いので乾燥前に確認すべき注意事項もあわせてチェックしてください。乾燥機以外でぬいぐるみを乾かす方法も紹介しているので、乾燥機NGなぬいぐるみで試してみてくださいね。
ぬいぐるみを乾燥機にかけて大丈夫かどうかや乾燥方法を紹介します。ぬいぐるみはデリケートなものが多いので乾燥前に確認すべき注意事項もあわせてチェックしてください。乾燥機以外でぬいぐるみを乾かす方法も紹介しているので、乾燥機NGなぬいぐるみで試してみてくださいね。

ぬいぐるみを乾燥機で乾燥させても大丈夫?

赤ちゃんや子どもが使うぬいぐるみだから、衛生面には気をつけたいものです。洗濯で汚れを落としたあとは、余分な水分でカビなどが発生しないようにしっかり乾燥できれば安心できますね。

しかし、洗濯後のぬいぐるみは中身の奥までたっぷり水分を吸収しているので、乾かすのに時間と手間がかかります。そこで、全自動でパワフルに乾かすことができる乾燥機を使えたら便利だと思う人も多いのではないでしょうか。ぬいぐるみは洗濯機NGって聞いたことはあるけれど、乾燥機なら大丈夫かな?と気になる人もいるはずです。乾燥機を使ってぬいぐるみを乾燥させても大丈夫なのか説明します。

基本的に乾燥機は避ける

乾燥機を使ってぬいぐるみを乾燥させるのはできるだけ避けましょう。乾燥機の熱は高温のため、乾燥中にぬいぐるみが破損や型崩れ、変色・変形だけでなく、パーツによっては溶ける可能性もあります。ぬいぐるみの破損などが原因で洗濯機や乾燥機の故障を招く恐れがあるため、コインランドリーではぬいぐるみの利用を禁止しているのがほとんどです。リスクを考えれば、乾燥機を利用しない方が安全といえるでしょう。

風通しのいい場所で陰干しがおすすめ

乾燥機を使わずにぬいぐるみを乾かす方法は、室内での陰干しをおすすめします。風通しがよく、日光に当たらない環境であればベストです。陰干しがいい理由や、具体的な乾燥の方法については記事の後半で詳しく解説します。

乾燥機にかけられるぬいぐるみは?

できるだけ乾燥機を使用は避けた方がいいとお伝えしましたが、ぬいぐるみは種類によっては乾燥機にかけられるものもあります。

洗濯表示で乾燥マークを確認

ぬいぐるみが乾燥機にかけられるかどうかは、洗濯表示で判断できます。洗濯表示とは、衣類の内側によく見られるタグに書かれた記号や図柄のことで、適切な洗濯・乾燥方法を表示しています。そのタグを見て、ぬいぐるみが乾燥機にかけられるかどうか判断できます。

C0246_乾燥マークの解説

© every, Inc.

乾燥機利用の判断は、「□」の中に「◯」が組み込まれている「タンブル乾燥」の有無や種類をチェックしましょう。タンブル乾燥とは、回転ドラムに入れて乾かす乾燥方法です。

「◯」の中に「・・」となっていれば、タンブル乾燥OK。「・」であれば、低い温度でタンブル乾燥ができます。マークに「×」が描かれているものはタンブル乾燥禁止なので、乾燥機を使わずに乾かすようにしましょう。

乾燥機によってはぬいぐるみを乾燥できる

メーカーによってはさまざまな乾燥コースを備えた乾燥機があるので、ぬいぐるみを乾燥することも可能です。乾燥の温度は低く、時間は短く設定されているので、ぬいぐるみを乾かすことができるでしょう。

記事の後半で、乾燥機を使ったぬいぐるみの乾かし方を紹介します。ただし、乾燥後の仕上がりは完全に保証されているものではないので、利用は自己判断となります。

ぬいぐるみの素材などによっては、デリケートに扱わなければならないものもあるため、やはり乾燥機を避けた方が無難かもしれません。ここからは乾燥機を避けるべきと判断するための情報をお伝えします。

乾燥機を避けた方がよいぬいぐるみは?

先ほどタンブル乾燥禁止の洗濯表記があるものは乾燥機を使わないようにと説明しましたが、すべてのぬいぐるみにタンブル乾燥についての洗濯表記があるわけではありません。洗濯表記がなくても乾燥機の利用を避けるべきぬいぐるみもあります。では、具体的にどのようなぬいぐるみは乾燥機を避けるべきか説明します。

乾燥機にかけられないぬいぐるみの例

ぬいぐるみに使われている素材や機能、特徴などによっては、乾燥機を使わずに乾かした方がいいでしょう。乾燥機を避けるべきぬいぐるみの一例を以下にピックアップしました。

▼素材

  • 本革や合成皮革などレザーを使用したもの
  • 綿、麻、ウールなどの天然素材を使用したもの
  • ナイロンやポリウレタンなどの化学繊維が含まれたもの
  • 網目の多いもの
  • 色落ちしやすいもの

▼機能や特徴

  • のりづけや接着剤を使用されたもの
  • 電池を入れるもの
  • ねじまき式などで、音が鳴ったり動いたりする機能がついたもの
  • 装飾にビジューや金属などがついているもの
  • 乾燥機内に隙間ができないほど大きいサイズのもの

上記であげたものはあくまで一例のため、他にも乾燥機を避けた方がいいぬいぐるみがあるかもしれません。判断が難しい場合は、乾燥機の利用は控えるようにしましょう。

ぬいぐるみの乾燥機のかけ方は?

ぬいぐるみが乾燥機OKかなどを確認

タンブル乾燥マークがついているか、素材など乾燥機を使っても問題ないか、ぬいぐるみの乾燥に適した設定があるかなど、あらためてぬいぐるみを乾燥機で乾燥させてもいいかを確認しましょう。

乾燥機の温度・時間、コースなどの設定

通常の衣類やそのほかの洗濯物よりも低い温度、短い時間で乾燥させるようにしましょう。乾燥機によってはぬいぐるみ乾燥に適したコースが備えられているものもあります。

棚乾燥にする

ドラム式の乾燥機にそのままぬいぐるみを入れると、乾燥中にぬいぐるみが転がって破損や変形などが生じやすくなります。乾燥機が棚乾燥に対応しているのであれば、ぬいぐるみも棚乾燥にしましょう。棚にぬいぐるみを置いて乾かすので、ぬいぐるみが転がることがありません。

注意事項

ぬいぐるみが本当に乾燥機を利用しても大丈夫かどうか、乾燥機を使う前に必ず確認をしましょう。乾燥機を使うことで型崩れや破損が生じる場合があり、修繕するのが難しい可能性もあります。

乾燥機以外のぬいぐるみの乾かし方は?

乾燥機を使わずにぬいぐるみを乾かすのは手間や時間がかかるかもしれませんが、高熱で乾燥させることがないので破損などの心配が少なくなります。長持ちさせたい大切なぬいぐるみこそ、ぜひ乾燥機以外で乾かすといいかもしれませんね。それでは、乾燥機を使わない具体的な乾燥方法をいくつか紹介します。

風通しのいいところで陰干し

ぬいぐるみは日光に当たると変色する可能性があるので、陰干しにしましょう。陰干しは日光が当たらないので乾かすのに時間がかかるため、風通しのいい場所で行うのがベストです。陰干しの手順を説明します。

タオルなどでぬいぐるみを包んで脱水

ぬいぐるみを直接押したり、絞ったりすることがないように、タオルで包んで脱水するようにしましょう。タオルがぬいぐるみの水分を吸ってくれるのと、クッションの役割として脱水時の負荷を和らげてくれます。絞るときは雑巾のように力強くしてしまうと変形や破損を招く恐れがあるので、押すようにして脱水するのがポイントです。

形を整える

ぬいぐるみの中には膨らみを出す中綿が入っており、中綿を整えないとぬいぐるみの形が崩れてしまいます。中綿に偏りが出ないように、全体に均一に広げるようにしましょう。衣類を干すときはシワを伸ばしてから干す方がきれいにできるのと同じように、ぬいぐるみも形を整えてから乾かすことで仕上がりが断然きれいになりますよ。

ブラッシング

ブラッシングをしてぬいぐるみの毛並みを整えましょう。ブラッシングをしておけば乾いたときによりふっくらしますよ。

洗濯ネットなどを使って平干しをする

ぬいぐるみを干すときは、ぬいぐるみが横になった平干しが理想的です。ぬいぐるみに直接洗濯バサミをつけてしまうと、生地が痛んでしまったり伸びてしまったりして、変形してしまう可能性があります。100円ショップなどで売っている平干しネットなどを使うと干しやすいですよ。

浴室乾燥機を利用する

室内で洗濯物を干すときなどに使われる浴室乾燥機でもぬいぐるみを乾かすことができます。ただ、ぬいぐるみは衣類より乾くのに時間がかかるので、ずっと浴室乾燥機を使っていると電気代やガス代がかかってしまうので、陰干しと併用して利用するとよいでしょう。

扇風機やエアコンに当てて乾かす

扇風機やサーキュレーター、エアコンなどの風にあてると、より早く乾かすことができます。除湿機能を使えば、より乾かす時間が短くなります。

一方、ヒーターやドライヤーなどの高温の熱で乾かすのはNGです。熱による変形などの恐れだけでなく、発火のリスクもあるので使用は控えましょう。

ぬいぐるみを乾かすときの注意点

乾燥機を使わずにぬいぐるみを乾かす際は、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。衣類と同じ感覚だと気づきづらいことでもあるので、理解しておくとトラブルを避けることができるはずですよ。

生乾きに注意

ぬいぐるみは中の奥深くまで水分を吸収するので、表面の乾きだけで乾燥が完了したか判断するのは難しいです。乾かしている間はぬいぐるみの位置を変えてぬいぐるみ全体に満遍なく風が当たるようにしたり、ぬいぐるみを押して脱水をしたりするようにしましょう。生乾きが続くとカビが発生してしまうため、中までしっかり乾かしてくださいね。

天日干しは避ける

ぬいぐるみは長時間日光にあてていると色あせてしまうことがあるため、天日干しは避けるようにしましょう。

水のいらない洗濯方法も(小さいぬいぐるみの場合)

小さくて汚れが少ないぬいぐるみであれば、水を使わずに洗濯することもできます。専門の洗剤などを用意する必要はなく、手軽に購入できて家庭で簡単にできるのでぜひ試してみてくださいね。

洗濯方法

用意するのは、重曹(食用)とポリ袋のみです。ポリ袋に重曹とぬいぐるみを入れて、シャカシャカ振るだけでOK。取り出したら重曹をしっかり払って、洗濯完了です。簡単すぎて「本当に洗濯できているの?」と思うかもしれませんが、アルカリ性の重曹は皮脂汚れに強く消臭効果もあるので、天然の洗濯剤として効果が期待できます。

以下の記事に動画つきで洗濯の仕方を紹介しているので、ぜひご覧くださいね。

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大きいぬいぐるみを洗いたい場合

子どもが全身で抱きしめられるような大きいサイズのぬいぐるみを、自分で洗ったり乾かしたりするのはとても骨の折れる作業になりそうですよね。ぬいぐるみの洗濯や乾燥はすべて家庭でやる必要はありません。ぬいぐるみ洗濯・乾燥サービスをぜひ利用しましょう。

クリーニング店がおすすめ

クリーニング店のなかには、ぬいぐるみのクリーニングサービスを提供しているところもあります。店舗への持ち込みに限らず、宅配で受け付けてくれることもあるので持ち運ぶ必要がありません。

天然成分の洗剤を使用したり、殺菌処置をしてくれたりするので、子どもの肌に触れたり、赤ちゃんが口に咥えたりしても安心です。手間や面倒を省くだけでなく、衛生面でも安心できる洗濯をしたい人にとってもクリーニング店の利用をおすすめします。

ぬいぐるみをきれいな状態で保とう

この記事では、乾燥機を使ってぬいぐるみを乾かすことができるかどうかからはじめて、ぬいぐるみのさまざまな乾かし方を紹介しました。

乾燥機はまったく使えないわけではありませんが、ぬいぐるみはデリケートなものが多いので乾燥機に耐えられないものもあるでしょう。少し時間や手間はかかるかもしれませんが、なるべく風通しのいい場所で陰干しをするのがいいかもしれません。

ぬいぐるみは赤ちゃんや子どものおもちゃであったり、記念や思い出の詰まった大切な宝物であったり……きれいに保っておきたいものですよね。洗濯や乾燥にほんの少し気を配るだけで長持ちできるようになるので、ぜひ本記事のやり方を参考にぬいぐるみのケアをしてもらえたらと思います。

  • ぬいぐるみを乾燥機にかけると型崩れや破損などリスクがある
  • ぬいぐるみは基本的に風通しのいい陰干しで乾かす
  • 乾燥機でやる場合は乾燥機にかけてよいぬいぐるみか要確認

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