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パンツタイプのおむつはいつから?切り替えタイミングと漏れない対策

パンツタイプのおむつはいつから?切り替えタイミングと漏れない対策

パンツタイプとテープタイプの2種類ある赤ちゃんのおむつ。赤ちゃんの状態に適した時期やそれぞれのメリット・デメリットがあります。特徴を知って上手に使いましょう。パンツタイプへの切り替え時期や、漏れない方法を知りたいママ・パパはぜひ参考にしてみてください。
パンツタイプとテープタイプの2種類ある赤ちゃんのおむつ。赤ちゃんの状態に適した時期やそれぞれのメリット・デメリットがあります。特徴を知って上手に使いましょう。パンツタイプへの切り替え時期や、漏れない方法を知りたいママ・パパはぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんのおむつの種類は何がある? 

おむつは形状で分けるとテープタイプとパンツタイプの2種類です。

紙おむつ売り場に行くとその種類の多さに驚いてしまうほど、たくさんの種類があります。

テープタイプとパンツタイプはどのような違いがあるのでしょうか。またテープタイプのおむつはいつから使えばいいのでしょうか。それぞれの特徴と違い、切り替えの時期について紹介していきます。

テープタイプ

テープタイプは、開いた状態で赤ちゃんの背中とおなかに当て、テープでとめておしりを包むタイプのおむつです。

テープをとめる位置でサイズの微調整をすることも可能です。

生まれてすぐの新生児期から使用することができ、赤ちゃんが仰向けの状態でおむつ替えができます。

テープタイプのメリットは、パンツタイプよりも値段が安価なこと。おむつは毎日たくさん使うものなので、費用も重要なポイントです。1枚の厚みが薄くて持ち運ぶときもパンツタイプと比べてかさばりません。

うんちのあとおむつ替えをするときは、テープタイプのおむつを広げて下に敷いておくことができて汚れたおむつからさっと新しいおむつに替えることができるので、テープタイプはおむつ替えをしやすい作りになっています。

反対にデメリットは、赤ちゃんを寝かせた状態でないとおむつ交換が難しいため、動きが活発になるとおむつ替えが大変に。また、おむつのずれや背中漏れが気になることもあります。

パンツタイプ

パンツタイプのおむつは、立ったまま履かせることができるおむつです。

履かせるのも脱がせるのも簡単でサイズ調整も必要なく、赤ちゃんが元気に動き回ってもずれにくいのが特長です。

トイレのトレーニングを始めたときにもぴったりです。

パンツタイプのメリットは伸縮性のギャザーで赤ちゃんのおしり周りにフィットし、うんち漏れしにくいのが特徴です。

便利なパンツタイプですが、テープタイプと比較すると価格が高めで、ややかさばりがちです。

パンツタイプのおむつはいつから?

パンツタイプのおむつは、寝返りができる生後6ヶ月頃から使用していることが多いようです。

一般的に、はいはいしたりたっちしたり、動きが活発になってくるタイミングがよいとされています。

パンツタイプはいつからと月齢が決まっているわけではないので、それぞれのメリット・デメリット、今の赤ちゃんの成長段階やその日の気分、行動に合っているかどうかを考えて切り替えるといいでしょう。

テープからパンツへ切り替えのタイミング

テープタイプからパンツタイプへ切り替えるタイミングは個人差があります。

赤ちゃんの成長段階に合わせることはもちろんですが、ママ・パパにとってもいくつか目安になるポイントがあるので参考にしてみてください。次のようなサインを感じたら、パンツタイプを試してみるといいでしょう。

寝返りやはいはいなど動きが活発になってきた

赤ちゃんは、成長とともに手足をバタバタさせたり、寝返りを始めたり、そしてはいはいを始めるようになっていきます。

赤ちゃんの成長を嬉しく感じるとともに、動きが活発になるということはおむつ替えも大変になるということ。

おしりにおむつをあててテープで止めるのが、大変になったら切り替えの目安です。

赤ちゃんが動いてしまいテープを思う位置に貼れなければ、おしっこやうんちの漏れにつながってしまいます。赤ちゃんがおむつ替えを嫌がったり、交換がスムーズにいかなくなったらパンツタイプを試してみましょう。

うんちがゆるくてテープタイプだと常に漏れる

生後3ヶ月頃になると、赤ちゃんのうんちの形状が変わってきます。水っぽいものからゆるいうんちになり、量も増えてくる頃です。その状態で赤ちゃんの活発な動きが加わると、うんちが漏れてしまうこともあります。

テープタイプのおむつより、パンツタイプのおむつのほうが動いてもずれにくく、赤ちゃんが動いてもテープ部分をゆるんだりなどもしづらく、漏れにくい性質があります。

テープタイプのおむつではうんちが漏れやすいなと感じたら、切り替えるのにいいタイミングといえるでしょう。

パンツタイプでも漏れてしまう場合は、サイズが合っているか、履かせ方に問題はないかを確認してみてください。

つかまり立ちをはじめた

つかまり立ちを始める頃には、赤ちゃんの動きはさらに活発になっています。

赤ちゃんを仰向けに寝かせてテープタイプのおむつを替えるというのは、動きたがる赤ちゃん相手にひと苦労なはず。

そのため、たっちを始めた頃にパンツタイプに切り替えるという人も多いようです。

パンツタイプなら、赤ちゃんの両足に通して引き上げるだけなのでおむつ替えもスムーズに行えます。多少動いたりばたばたしたりしても大丈夫。つかまり立ちを始めた頃の赤ちゃんは、まだ安定して立つことができないので、転倒しないように赤ちゃんの体を支えつつおむつ替えを行いましょう。

テープタイプのおむつ交換が大変だと感じた

おむつ替えは1日に何度も繰り返すことなので、おむつを替えるママ・パパが、もう替えるのは大変。と感じたら、切り替えてもよいでしょう。

「動きが激しくて、おむつのテープをきちんと止められない」、「テープが苦しくないか、そのたびに調整するのがめんどう」という場合はパンツタイプを試してみましょう。

パンツタイプなら、テープでサイズの微調整も必要なく、足をばたつかせても寝返りをしても、足を通すことができれば履かせられます。紙おむつはメーカーによって表記や質感、サイズが異なります。

複数のメーカーのおむつを比較してもよいでしょう。

パンツタイプおむつの漏れない対策

おむつは、スムーズに履かせられるかどうかという悩みのほか、漏れの心配もつきまといます。

テープタイプはもちろん、漏れにくいとされるパンツタイプでも、完全に漏れを防ぐことはできません。

うんち漏れは赤ちゃんにとっても不快ですし、洋服が汚れると洗濯物も増えて大変です。

ここでは漏れ対策のポイントを紹介します。

赤ちゃんにあわせたおむつサイズを選ぶ

使っているおむつが、赤ちゃんの体に合ったサイズか確認しましょう。

一般的に、おむつのサイズは体重が目安になっています。

体重に対して小さすぎるおむつを履いていると、おしっこの量に対して吸収できる量が足りず、漏れにつながってしまいます。その場合はサイズアップを考えましょう。

また体重が目安といっても、太ももの付け根や足周り、おなか周りのサイズによっておむつがフィットするかには個人差があります。

赤ちゃんの動きやおしっこの量もそれぞれなので、成長に合わせておむつを選ぶようにしましょう。

漏れを予防したいからといって、あとが付くくらいテープをきつく締めすぎないようにしましょう。テープタイプは指が1本入るくらいが目安とされています。

おむつのヒダが出ているか確認

漏れの原因のひとつに、おむつの履かせ方がきちんとできていないケースも考えられます。

特に気をつけたいのが、おむつのおなか周りのギャザー部分や足周りのヒダです。

ヒダが立っておらず内側に折れ込んでいると、おなかや太ももとおむつの間に隙間ができて漏れやすくなってしまいます。ヒダを立たせて外側に広げ、お尻がはみ出さないよう全体をすっぽりおむつでくるみ、ヒダ部分には隙間ができないようにおむつを履かせましょう。

そのほかに、履かせ方が浅くおなかが隠れていなくても、隙間ができて漏れやすくなります。おむつがまっすぐになっておへそまできているか、確認しましょう。

パンツタイプおむつの履かせ方 

赤ちゃんに合ったおむつを用意できたら、次は正しい履かせ方をマスターしましょう。

<履かせ方>

■仰向けのとき

  1. 前後間違えないように印をチェック!
  2. おむつの足側から手を入れる。
  3. 優しく片足ずつ通す。
  4. 膝までおむつを上げておくと履かせやすい。
  5. 足を引っ張らないよう膝裏を持ち、おむつのウエスト部分をおへその辺りまで引き上げる。
  6. 足周り、腰周りのギャザーを整える。

■立っているとき

  1. 前後間違えないように印をチェック!
  2. 赤ちゃんをつかまり立ちの状態にする。
  3. おむつを広げ、赤ちゃんが倒れないよう片足ずつ足を通す。
  4. おむつのウエスト部分をおへその辺りまで引き上げる。
  5. 足周り、腰周りのギャザーを整える。

※仰向けの状態で足を入れたあと、途中からつかまり立ちをさせておむつを引き上げる方法でもOKです。

<脱がせ方>

  1. おむつの両サイドの継ぎ目部分を破いて外す。(上でも下からでも簡単に破けます)※そのまま下ろして脱がすことも可能です。
  2. 汚れたおむつを取り外す。

汚れたおむつは小さく丸め、テープでとめて各自治体の捨て方の指示に従って処理しましょう。

詳しくはこちらの動画を参考にしてみてください。

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パンツとテープの使い分けは?

テープタイプとパンツタイプは、それぞれのメリットを活かして、上手に使い分けるとよいでしょう。

テープタイプのほうが値段が手頃なので、どちらを長く使うのかでコストも変わってきます。テープタイプのほうが適している状況なら、すべてをパンツタイプに切り替える必要はありません。

家ではテープタイプをメインに、外出先ではパンツタイプというように、使い分けている人もいるようです。ほかにも、日中より動きが少ない夜だけテープタイプにする、赤ちゃんがおとなしくしているときや寝ているときにおむつを替える場合はテープタイプを選ぶ、長時間の抱っこでおむつのずれが気になるときはパンツタイプにするなど。

可能な範囲で両方のいいとこどりをして、その場と赤ちゃんの様子に合わせて対応できるとよいですね。パンツタイプを履いていてうんちをした場合、お尻を拭くときにあらかじめ下にテープタイプを敷いておいて、さっと入れ替える、というような使い方もできますよ。

赤ちゃんとママ・パパに合うおむつを選ぼう

今回の記事では、大きくテープタイプとパンツタイプに分けてご紹介しましたが、サイズや目的別などおむつにはさまざまな種類があります。

赤ちゃんはどんどん成長し、ぴったりのおむつを見つけたと思ってもすぐにあわなくなってしまうこともあります。切り替えのタイミングの目安も紹介しましたが、いつからという月齢にとらわれすぎず、赤ちゃんの成長段階や体つき、性格などにあわせて選べるといいですね。

おむつ漏れが気になったり、慣れないうちはテープタイプやパンツタイプの使い分けが上手くいかないこともありますが、あせらず赤ちゃんとママ・パパに負担の少ない方法を見つけていきましょう。

  • 紙おむつは大きくわけてテープタイプとパンツタイプの2種類がある。
  • テープタイプは価格が安く新生児から使える。
  • パンツタイプは価格が高めだが漏れやずれがしにくい。
  • 動きが活発になったときやうんちの漏れが気になったときが切り替えどき。
  • 漏れないためにはおむつの正しい選び方、履かせ方を知っておこう。

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