「恭」の意味や由来は?名前に込められる思いや名付けの例を紹介!
「恭」は「つつしむ」「うやうやしい」などの意味を持つ漢字で、男の子の名前としても女の子の名前としても人気があります。
この記事では、「恭」が持つ意味や文字へのイメージ、名前に使う場合の願いを紹介しています。
男の子・女の子それぞれの名付けの例もご紹介しているので、赤ちゃんの名付けの参考にしてくださいね!
「恭」は「つつしむ」「うやうやしい」などの意味を持つ漢字で、男の子の名前としても女の子の名前としても人気があります。
この記事では、「恭」が持つ意味や文字へのイメージ、名前に使う場合の願いを紹介しています。
男の子・女の子それぞれの名付けの例もご紹介しているので、赤ちゃんの名付けの参考にしてくださいね!
「恭」という漢字の画数・読みは?
まずは、「恭」という字について知りましょう。
「恭」の基本情報
画数:10画
部首:「⺗(したごころ)」
音読み:キョウ
訓読み:うやうや(しい)、つつ(しむ)
名乗り:うや、く、すけ、すみ、たい、たか、たかし、ただ、ただし、ちか、つか、のり、みつ、やす、やすし、ゆき、よし
「恭」の意味や由来は?
「恭」は、丁寧で慎み深い、礼儀正しい、大切にするなどの意味を持つ漢字です。
形声文字で上半分の「共」は両手で大きなものを捧げ持っている様子を示し、下半分の「心」は心臓を示しています。
この2つを組み合わせて、神にものをささげる際の丁寧でかしこまった気持ちを意味する言葉になりました。
「恭」にはどのようなイメージがある?
「恭」は古くから名前に使われてきた文字で、礼儀正しく誠実な人を思い浮かべる文字です。
また、落ち着いた人、謙虚な人、素直な人、優しそうな人など人柄がよいイメージもあります。
「キョウ」と読むことが多い文字で、言葉の響きからすがすがしさや澄みわたるさま、清楚な様子が感じられる文字といえるでしょう。
「恭」にはどんな願い・思いが込められる?
「恭」は文字の持つイメージから「謙虚な気持ちを持ち続ける人や、誠実で思いやりのある人になって欲しい」という願いを込めることができます。
また、男女問わず「周囲の人を大切にでき、周囲からも愛される人になって欲しい」という願いを込めたり、女の子なら「奥ゆかしく清淑な女性に」という思いを込めたりすることも可能です。
どんな漢字と組み合わせても、「気配りができて周囲から信頼される人になるように」との願いを込めることができる使いやすい文字といえるでしょう。
名前のときの「恭」の読み方は?
よく使われるのは「キョウ」ですが、その他にも名乗り(名前でのみ使われる読み)がたくさんあります。男の子にも女の子にも使われますが、男の子に使われる方がやや多いようです。
「恭」によくない意味はある?
「恭」という文字は、おめでたいときに使うことが多い文字で、よくない意味はありません。
日本らしい印象を与える字でもあり、気品を感じさせる字でもあります。
日常的によく使われる字ではないため字が持つ意味を知らない人が多く、意味を理解されにくい場合があるかもしれませんが、気にするほどではないでしょう。
「恭しい」は「うやうやしい」と読んで、悪い意味ではない
「恭」は中学で習う文字ですが、上記で述べたように日常生活ではあまり使われません。
さらに「恭しい」という言葉もあまり使われないため、ごくまれに「うやうやしい」の意味がわからずに悪い意味の言葉と間違う人もいるようです。
しかし、「恭」は「相手を敬い、礼儀正しく丁寧な様子」「おごりたかぶらずにつづしみ深い」などの意味を持つ字なので、悪い意味はありません。
誇りを持って名前に込めた意味や願いを子どもや周囲に伝えましょう。
「恭」と同じ読み方をする他の漢字
「恭」と同じ読み方をする漢字は多くあります。一例を紹介しましょう。「ユキ」と読む漢字は他に、「之」「雪」「夕紀」「介」などがあります。「ヨシ」と読む漢字は他に、「住」「佐」「佳」「典」などがあります。参考にしてみてくださいね。
男の子で「恭」を使う名前50選
男の子の名前に「恭」の漢字を使う場合の名付けの例を紹介します。
男の子で「恭」を使う名前50選
明恭(あきやす)
秋恭(あきやす)
宇恭(うきょう)
永恭(えいすけ)
一恭(かずやす)
和恭(かずゆき)
兼恭(かねやす)
公恭(きみやす)
恭一(きょういち)
恭一郎(きょういちろう)
恭次(きょうじ)
恭治(きょうじ)
恭二(きょうじ)
恭四郎(きょうしろう)
恭士郎(きょうしろう)
恭司郎(きょうしろう)
恭次郎(きょうじろう)
恭介(きょうすけ)
恭助(きょうすけ)
恭輔(きょうすけ)
恭誠(きょうせい)
恭三(きょうぞう)
恭蔵(きょうぞう)
恭太郎(きょうたろう)
恭ノ介(きょうのすけ)
恭平(きょうへい)
恭真(きょうま)
恭哉(きょうや)
恭也(きょうや)
恭弥(きょうや)
邦恭(くにゆき)
聡恭(そうすけ)
恭雅(たいが)
恭男(たかお)
恭士(たかし)
恭斗(たかと)
恭徳(たかのり)
恭由(たかよし)
治恭(はるやす)
恭生(やすお)
恭和(やすかず)
恭則(やすのり)
恭規(やすのり)
恭久(やすひさ)
恭弘(やすひろ)
恭典(やすふみ)
恭之(やすゆき)
恭彦(ゆきひこ)
恭人(ゆきひと)
由恭(よしやす)
女の子で「恭」を使う名前50選
女の子の名前に「恭」の漢字を使う場合の名付けの例を紹介します。
女の子で「恭」を使う名前50選
一恭(いちか)
佳恭(かすみ)
花恭(かすみ)
香恭(かすみ)
恭佳(きょうか)
恭加(きょうか)
恭嘉(きょうか)
恭夏(きょうか)
恭果(きょうか)
恭歌(きょうか)
恭花(きょうか)
恭華(きょうか)
恭樺(きょうか)
恭叶(きょうか)
恭香(きょうか)
恭子(きょうこ)
恭美子(くみこ)
恭嶺(たかね)
恭代(たかよ)
恭沙(つかさ)
恭咲(つかさ)
麻恭(まゆき)
美恭(みゆき)
恭衣(やすえ)
恭英(やすえ)
恭絵(やすえ)
恭葉(やすは)
恭世(やすよ)
恭岐(ゆき)
恭季(ゆき)
恭来(ゆき)
恭恵(ゆきえ)
恭江(ゆきえ)
恭枝(ゆきえ)
恭菜(ゆきな)
恭渚(ゆきな)
恭奈(ゆきな)
恭名(ゆきな)
恭音(ゆきね)
恭寧(ゆきね)
恭乃(ゆきの)
恭羽(ゆきは)
恭帆(ゆきほ)
恭歩(ゆきほ)
恭穂(ゆきほ)
恭美(ゆきみ)
恭巳(ゆきみ)
恭芽(ゆきめ)
恭夜(ゆきよ)
恭梨(ゆきり)
名前に「恭」を含む有名人は?
最後に、名前に「恭」が含まれている有名人を紹介します。
名前に「恭」を含む有名人は?
深田恭子(ふかだきょうこ女優)
北川恭子(きたがわやすこ女優)
高見恭子(たかみきょうこタレント)
岩崎恭子(いわさききょうこ元水泳選手)
叶恭子(かのうきょうこタレント)
内田恭子(うちだきょうこアナウンサー)
小坂恭子(こさかきょうこ歌手)
柴田恭兵(しばたきょうへい俳優)
前田恭明(まえだやすあき俳優)
若林正恭(わかばやしまさやす芸人)
中村恭平(なかむらきょうへい元プロ野球選手)
吉田恭教(よしだやすのり小説家)
矢口恭平(やぐちきょうへい俳優)
徳本恭敏(とくもとゆきとし俳優)
河口恭吾(かわぐちきょうご歌手)
「恭」を使った素敵な名前を考えてみましょう!
「恭」 は日本人らしい響きや謙虚さ、奥ゆかしさが感じられるため、小さなときから歳を取ってからまで誰からもよい印象を与える名前をつけたい人におすすめです。前につけることも後ろにつけることもできるので、使いやすい字でもあります。いろいろな字と組み合わせて子どもの人生が豊かになるよう願いを込めてくださいね。
- 「恭」を名前に用いるときは、「キョウ」と読むことが多い
- 「恭」には「奥ゆかしい」「優しい」「信頼できる」などのイメージがある
- 「謙虚で愛される人になって欲しい」との願いを込めることができる
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