新生児が手足をバタバタさせて寝ないのはなぜ?考えられる理由と対処法を解説!
「手足をバタバタさせて寝てくれないけど、様子を見ていていいのかな?」「どうして手足をバタバタさせるの?」など、赤ちゃんの様子が気になっていませんか?ずっと手足をバタバタさせていつまでも寝てくれないと、ママ・パパは困ってしまいますよね。赤ちゃんが手足をバタバタさせるのには、いくつか理由があります。この記事では、新生児が手足をバタバタさせる理由や、寝てくれないときの対処法を解説します。
「手足をバタバタさせて寝てくれないけど、様子を見ていていいのかな?」「どうして手足をバタバタさせるの?」など、赤ちゃんの様子が気になっていませんか?ずっと手足をバタバタさせていつまでも寝てくれないと、ママ・パパは困ってしまいますよね。赤ちゃんが手足をバタバタさせるのには、いくつか理由があります。この記事では、新生児が手足をバタバタさせる理由や、寝てくれないときの対処法を解説します。
新生児特有の「手足バタバタ」の理由
新生児が手足をバタバタさせるのには、いくつか理由があるといわれています。詳しくみていきましょう。
不快感など生理的な理由があるため
おむつが汚れていて不快・げっぷが出なくて気持ち悪い・おなかが空いているなど、生理的な不快感から手足をバタバタさせることがあります。
赤ちゃんはまだ言葉を話せず、表情やしぐさで感情を表すことができません。
そのため、手足をばたつかせたり泣いたりすることで、生理的な不快感を伝えようとしているのでしょう。
考えられる生理的な理由
暑い・寒いなどの不快感がある
おむつが汚れている
げっぷが出なくて気持ち悪い
おなかが空いている
具合が悪い
抱っこしてほしい
赤ちゃんが不機嫌そうに手足をバタバタさせているときは、これらの原因がないか探ってみましょう。原因がわかると、対処法も見えてきますよ。
手足バタバタの原因は「コリック」のことも
コリック(黄昏泣き)が原因で手足をバタバタさせることもあります。
コリックとは、特に理由もないのに1日に3時間、週に3日以上赤ちゃんがギャン泣きすることです。
生後2~4週間頃に始まり、生後2~3ヶ月が最も激しいとされています。赤ちゃんがなかなか泣き止まず、途方に暮れる人は多いかもしれませんが成長するにつれ落ち着いていくことがほとんどです。
あまりに激しく泣く場合は、小児科で相談してみましょう。
中枢神経が未発達であるため
生まれたばかりの赤ちゃんは、中枢神経がまだ発達しておらず、自分の意思で体を動かすことができません。
そのため、突然片足だけ動かすなど不規則な動きをすることがあります。それが手足をバタバタさせているように見えることも少なくありません。
身体を動かすトレーニングのため
本能的に身体を動かすトレーニングをしていることも考えられます。
赤ちゃんは、これから寝返りを打ったり、ハイハイをしたり、立って歩いたり、自分の体を使って活動するようになります。その準備運動として、本能的に体を動かしているのではないかといわれています。
新生児が手足をバタバタさせて寝ないときの対処法
新生児が手足をバタバタさせて寝ないときは、次の対処法を試してみましょう。
やさしく声をかけながら添い寝する
まずは、やさしく声をかけながら添い寝してあげましょう。
赤ちゃんは、ママ・パパが近くにいない不安から、手足をバタバタさせているのかもしれません。
添い寝で安心すれば、手足のバタバタが落ち着くことがあります。
おくるみでくるむ
おくるみでくるんであげるのも、おすすめの対処法です。
おくるみにくるまれると、赤ちゃんはママのおなかのなかにいた頃のようなあたたかさや適度な圧迫感、安心感を覚えます。
すると、気持ちが落ち着いて寝ついてくれることがあります。
ただし、おくるみのままだと脱臼するおそれがあるので、赤ちゃんが眠ったら脱がせてあげてくださいね。
おむつを替える
手足をバタバタさせて不機嫌そうにしていたり、泣いたりしている場合は、おむつの状態をチェックしてみましょう。
汚れたおむつを替えてあげるだけでも、手足のバタバタが落ち着くかもしれません。
部屋の環境を整える
手足のバタバタが落ち着かないときは、部屋の環境を整えてみましょう。室温や明るさなどを調整し、赤ちゃんがリラックスして眠れる環境にすることが大切です。
室温は、夏場は26~28℃、冬場は20~23℃を目安にしましょう。明るさは、真っ暗よりも薄暗い程度のほうがすんなり寝てくれますよ。
寝具を変える
気候に合った寝具でないと寝にくいのは、大人も赤ちゃんも同じです。赤ちゃんが手足をバタバタさせてなかなか寝てくれないときは、寝具を見直してみましょう。
気候に合った布団に変えると心地よい環境になり、落ち着いて寝てくれることがありますよ。
リラックスできる音楽を流す
オルゴールや子守唄、クラシックなど赤ちゃんがリラックスできる音楽を流すのもおすすめです。
最近は、赤ちゃんがママのおなかのなかで聞いていた音に近い「ホワイトノイズ」を収録したCDも販売されているので、試してみるとよいでしょう。
少しでも「変だな」と思ったら病院へ
手足をバタバタさせていても、機嫌がよさそうなら様子を見ていてかまいません。機嫌が悪い場合も、原因がはっきりしているならそれに応じた対応をすれば大丈夫です。
しかし、手足を激しくバタバタさせて泣いているときは、具合が悪いのかもしれません。
様子を見ていて少しでも「変だな」と思ったら、小児科を受診しましょう。
新生児が手足をバタバタさせているときの注意点
新生児が手足をバタバタさせるときは、次のことに注意しましょう。
周りに物を置かない
手足をバタバタさせるときは、周りに物を置かないように注意しましょう。
タオルやぬいぐるみなどの柔らかい物は、振動でズレたり手足を引っ掛けたりして顔にかかり、窒息することがあります。
お世話グッズなどの固い物は、手足をぶつけてケガをすることがあるので、赤ちゃんの近くに置かないことが大切です。
ベッドの中央に寝かせて柵を閉める
手足をバタつかせているうちに、いつの間にかベッドの端に移動してしまうことがあります。
赤ちゃんが手足をバタつかせているときは、必ずベビーベッドの中央に寝かせて、柵を閉めるようにしましょう。
柵を閉めずにいると、端から転落してしまうことがあります。
新生児が手足をバタバタさせて寝ない場合のよくある質問
新生児が手足をバタバタさせて寝ない場合のよくある質問をまとめました。気になる疑問や不安を解消しましょう!
手足のバタバタはいつごろまで続く?
個人差が大きく、はっきり「いつまで」とはいえません
手足のバタバタがいつまで続くかは赤ちゃんによって異なるため、一概に「いつまで」とはいえません。体を自由に動かせるようになると、だんだん手足をバタバタさせなくなるといわれています。
手足のバタバタはやめさせたほうがいいの?
成長するうえで自然なことなのでやめさせる必要はありません
手足をバタバタさせることは、自分の意思で自由に体を動かせるようにするための練習でもあります。成長するなかで自然と起こるものなので無理にやめさせる必要はありません。
新生児が手足をバタバタさせて寝ないときは原因を探ってみよう
新生児が手足をバタバタさせるのには、さまざまな理由があります。機嫌がよさそうにしているなら、手足を動かすことを楽しんでいたり、体を動かす練習をしたりしているのかもしれませんね。
手足をバタバタさせてなかなか寝てくれないときは、少し様子を見てみましょう。
少しでも「変だな」と思うことがあれば、かかりつけの小児科で相談してみてください。
- 赤ちゃんが手足をバタバタさせるのは自然なこと
- なかなか寝ないときは原因を探ってみよう
- 機嫌が良さそうなら様子を見てOK
- 赤ちゃんの安全を確保しよう
- 気になることがあれば小児科で相談しよう
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