妊娠初期のエコー検査で何がわかる?検査のタイミング・仕組み・スケジュールを解説!
「産婦人科のエコー検査では、どんなことをするの?痛みや害はない?」など、エコー検査に不安を感じている人もいるでしょう。日頃受けない検査だからこそ、イメージがつきにくいですよね。この記事では、妊娠初期に行うエコー検査の概要を解説します。エコー検査でわかること、やり方、仕組み、検査のスケジュールなども解説するので、エコー検査に不安を感じている人は参考にしてみてくださいね。
「産婦人科のエコー検査では、どんなことをするの?痛みや害はない?」など、エコー検査に不安を感じている人もいるでしょう。日頃受けない検査だからこそ、イメージがつきにくいですよね。この記事では、妊娠初期に行うエコー検査の概要を解説します。エコー検査でわかること、やり方、仕組み、検査のスケジュールなども解説するので、エコー検査に不安を感じている人は参考にしてみてくださいね。
妊娠初期のエコー検査とは?
まずは、産婦人科の初診で行う妊娠初期のエコー検査の概要を解説します。
いつやるの?
妊娠初期にエコー検査を行うのは、初診時(妊娠5~6週頃)と妊娠9~11週頃の2回です。
妊娠週数は、最後の生理がはじまった日を0週0日と数えます。その後受精して妊娠した場合生理が止まるので、「妊娠したかも?」と思うのが妊娠5~6週頃です。
この頃になると胎嚢(受精卵が着床するとできる袋)ができ、エコー検査で妊娠しているかどうかがわかります。
どうやるの?
妊娠初期のエコー検査は、プローブと呼ばれる超音波を出す機械を膣のなかに入れて行うのが一般的です。
プローブを膣のなかに入れて検査すると、さまざまな角度で子宮の内部を細かく見ることができます。
検査のやり方は妊娠時期で変わる
エコー検査のやり方には、経腟法と経腹法の2通りがあります。経腟法は、プローブを膣に挿入して検査する方法です。検査の精度が上がる一方、機械を挿入するためおなかの赤ちゃんが小さい妊娠12週頃までしか行えません。経腹法は、おなかにプローブを当てて行う検査方法です。おなかの赤ちゃんの大きさを問わず検査できるため、妊娠中期以降は経腹法で検査を行います。
何をチェックするの?
妊娠初期のエコー検査では、赤ちゃんの心拍や胎嚢がある場所、胎児の人数、胎盤やへその緒の位置をチェックしています。
妊娠週数が進んで赤ちゃんが大きくなると、エコー検査の結果から妊娠週数と出産予定日も割り出せるようになります。
エコー検査は体に影響しないの?
エコー検査の超音波が体に影響することはありません。妊婦健診では、医療機関によっては受診のたびにエコー検査を実施することもあります。母体だけでなく、胎児に対して繰り返し当てても影響はないので安心してくださいね。
エコー検査でおなかの様子がわかる仕組み
エコー検査は超音波を用いた検査です。体に超音波を当てて、その反響を電気信号に変換してモニターに映像として出力します。
超音波が当たって跳ね返ってくる音は当たったものによって変わるため、内臓や血管の詰まり具合なども詳細にわかるのがエコー検査のメリットです。
2Dエコーと3D・4Dエコーの違い
妊婦健診で一般的に行われているのは、2Dエコーと呼ばれるエコー検査です。2Dエコーは子宮と赤ちゃんの断面図を見るもので、内臓や骨の発育具合がわかる一方、赤ちゃんの表情やしぐさなどはわかりません。一方、3D・4Dエコーといった赤ちゃんを立体的にとらえるエコーもあります。3D・4Dエコーでは赤ちゃんの表情やしぐさも詳細にとらえられるので、気になる人はかかりつけの産婦人科で実施していないか確認してみましょう。
妊娠中のエコー検査のスケジュール
妊婦健診でエコー検査を行うのは3回ほどで十分とされています。ただし、必要に応じて、さらに検査を行う場合もあります。
また、健診を受ける医療機関によっては、受診のたびに毎回エコー検査を行うことも。エコー検査の回数やスケジュールについては、医療機関や担当する医師の考え方によって異なるため一概に言えません。
中期以降の超音波検査でわかること
妊娠中期以降のエコー検査では、性別や推定体重などもわかるようになります。妊娠18~22週ごろになるとエコーで性器の形が確認できるようになるためです。
また、赤ちゃんの大きさから推定体重もわかるようになります。
知っておくと便利なエコー検査の記号
ここからは、エコー写真を見るときに知っておくと便利な記号を解説します。
エコー検査記号一覧
◯w◯d:推定妊娠週数。エコー検査の結果に基づくため実際とズレが生じることもある
GS:胎嚢
CRL:頭殿長(とうでんちょう)。頭からおしりまでの長さ
BPD:児頭大横径(じとうだいおうけい)。頭の大きさ
FL:大腿骨長(だいたいこつちょう)。太ももの骨の長さ
AC:腹部周囲長(ふくぶしゅういちょう)。おなか周りの大きさ
EFW:胎児推定体重。赤ちゃんの大きさから推測される重さ
AFI:羊水量
エコー写真を保存する際の注意点
エコー写真を保存するときは、いくつか注意することがあります。
エコー写真は熱に弱いので、熱を通さない袋に入れて涼しい場所で保管してください。長くきれいな状態で残しておきたい場合は、画像データやフォトブックにするのがおすすめです。
妊娠初期のエコー検査は2回!リラックスして受けよう
妊娠初期のエコー検査、どんなことをするか・いつやるか不安ですよね。妊娠初期のエコー検査では、プローブを膣に挿入して胎嚢や赤ちゃんの心拍をチェックします。痛みはほとんどありませんが、検査後に少しだけ出血することがあるので、健診の際は生理用ナプキンを持っていくと安心ですよ。エコー検査は体への負担も赤ちゃんへの影響もないので、リラックスして受けましょう。
- 妊娠初期のエコー検査は5~6週・9~11週の2回
- 検査では胎嚢や心拍をチェックする
- 痛みはなく、体や赤ちゃんへの負担もない
- 妊婦健診で行うエコー検査の回数は医療機関によって異なる
- エコー写真は熱を通さない袋に入れて涼しい場所で保管しよう
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