
【医師監修】エコーで顔立ちや表情がわかるのはいつ?検査の種類やタイミングを解説
赤ちゃんが大きくなってくると「ママ似かな?パパ似かな?」「おなかの中でどんな表情をしてるんだろう」と気になってくる人もいるでしょう。赤ちゃんの顔立ちや表情はエコー検査で見ることができます。しかし、検査の種類や受けるタイミングによっては、なかなか顔が見えないことも。この記事では、赤ちゃんの顔立ちがわかる検査の種類や、検査を受けるタイミングについて解説します。
赤ちゃんが大きくなってくると「ママ似かな?パパ似かな?」「おなかの中でどんな表情をしてるんだろう」と気になってくる人もいるでしょう。赤ちゃんの顔立ちや表情はエコー検査で見ることができます。しかし、検査の種類や受けるタイミングによっては、なかなか顔が見えないことも。この記事では、赤ちゃんの顔立ちがわかる検査の種類や、検査を受けるタイミングについて解説します。
エコー写真を見れば赤ちゃんの顔立ちがわかるって本当?

エコー検査では、赤ちゃんの顔や表情を知ることができます。妊娠24~27週頃には、ある程度顔立ちがわかるようになるでしょう。妊娠28~32週頃になると赤ちゃんの顔立ちがよりはっきりしてきますよ。
ただし、検査の種類によってはモニターに映るのは子宮と赤ちゃんの断面図になるため、顔立ちや表情を確認することはできません。
エコー検査とは?

エコー検査とは、超音波を使って体の中を調べる検査です。超音波が内臓や骨にぶつかって跳ね返ってくる音を電気信号に変換しモニターに映し出すことで、内臓や骨の様子を調べることができます。
妊婦健診では、人間には聞こえない超音波を出す「プローブ」と呼ばれる器具をおなかに当てたり、腟に挿入したりして子宮や赤ちゃんの様子を調べます。体に負担がかからない検査なので、一般的な使用方法であれば繰り返し受けても赤ちゃんへの影響がありません。
2Dエコーと3D・4Dエコーの違い

エコー検査には、2Dエコーと3D・4Dエコーがあります。それぞれの特徴やわかること・わからないことを解説します。
2Dエコーの特徴
2Dエコーは、子宮と赤ちゃんの断面図を映し出すエコーです。対象を平面的にとらえるため、赤ちゃんの顔立ちや表情はわかりませんが、推定体重や頭殿長など赤ちゃんの大きさを正確に把握しやすいという特徴があります。
内臓や骨の発育度合いをチェックするために行われることが多く、妊婦健診で広く行われているエコー検査です。
3Dエコーの特徴
3Dエコーは、赤ちゃんを立体的にとらえる静止画のエコーです。赤ちゃんの内臓や骨の発育度合いはわかりませんが、顔立ちを見ることができます。
ただし静止画なので、赤ちゃんのリアルタイムのしぐさや表情の変化はわかりません。
4Dエコーの特徴
4Dエコーは、赤ちゃんを立体的にとらえる動画のエコーです。3Dエコー同様、赤ちゃんの内臓や骨の発育度合いはわかりませんが、顔立ちに加えてしぐさや表情の変化も動画で確認できます。
しかし、医療機関によっては4Dエコーの機械がなく、検査を受けられないこともあります。
タイミングや体勢によっては顔が見えないことも
3Dエコー・4Dエコーをしても、タイミングによってはエコーに映らない・映っても見切れることが少なくありません。赤ちゃんは、ママのおなかの中で動き回っているので、エコーをしても見えないことが多いのです。なかには恥ずかしがり屋なのか、何度エコーを当てても顔を見せてくれない子も。やっと顔が見えても、へその緒や手ですぐに隠れてしまうこともあるので「見えたらラッキー」と考えておきましょう。
時期別 エコーでわかる赤ちゃんの様子

ここからは時期別にエコーでわかる赤ちゃんの様子を解説します。赤ちゃんの成長スピードは個人差が大きいので、あくまでも目安として考えてくださいね。
妊娠15~19週
妊娠15~19週頃の赤ちゃんはまだ小さく、お腹からのエコーで全身が映ります。4Dエコーでは、指をしゃぶったり、あくびをしたりする様子も確認できるでしょう。
顔立ちは、ある程度はわかるものの誰に似ているかなどはまだわかりません。
妊娠20~23週
妊娠20~23週頃になると赤ちゃんが大きくなり、全身をとらえるのが難しくなってきます。この頃の赤ちゃんはママのおなかの中で盛んに動いているため、さまざまな仕草を見ることができるでしょう。
ただし、顔立ちはまだはっきりとは見えません。
妊娠24~27週
妊娠24~27週頃になると赤ちゃんが大きくなり、全身は画面に収まらなくなります。
3D・4Dエコーの場合は表情やしぐさがはっきり映るため、赤ちゃんの存在がより身近に感じられるようになるでしょう。
なかにはへその緒で遊んだり、笑ったりする様子が確認できる赤ちゃんもいます。
妊娠28~32週
妊娠28~32週頃になると、顔立ちがよりはっきりしてきます。赤ちゃんの顔立ちを知りたいなら、この頃に3D・4Dエコーを受けるとよいでしょう。
エコーの画面には赤ちゃんの半身程度しか映らなくなっていますが、その分顔の様子がチェックしやすいです。誰に似ているかわかることもありますよ。
エコーで赤ちゃんの顔立ちがわかるのは妊娠28〜32週頃!3D・4Dエコーで確認できる

赤ちゃんの顔立ちを見るなら、妊娠28~32週頃にエコー検査を受けるのがおすすめです。ただし、広く行われている2Dエコーではなく、3D・4Dエコーでないとわかりません。3D・4Dエコーを実施していない医療機関もあるので、気になる人は妊婦健診を受けている医療機関に聞いてみましょう。
- 赤ちゃんの顔立ちは3D・4Dエコーでわかる
- 4Dエコーなら表情やしぐさまで見ることができる
- 顔立ちを見るなら妊娠28~32週頃に検査を受けるのがおすすめ
- 条件によっては赤ちゃんが顔を見せてくれないことも
- 3D・4Dエコーを実施していない医療機関もあるので事前に確認・相談を
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