生理予定日から何日後に病院を受診するべき?病院に行くタイミングと取りたい行動
生理が遅れて妊娠の可能性が考えられる場合、いつ検査をすればいいのか、どのタイミングで産婦人科を受診すればいいのかわからないと不安になりますよね。
この記事では、生理予定日から何日後に病院を受診すればよいかを解説します。
妊娠の可能性がある場合に取るべき行動や、産婦人科での検査内容なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
生理が遅れて妊娠の可能性が考えられる場合、いつ検査をすればいいのか、どのタイミングで産婦人科を受診すればいいのかわからないと不安になりますよね。
この記事では、生理予定日から何日後に病院を受診すればよいかを解説します。
妊娠の可能性がある場合に取るべき行動や、産婦人科での検査内容なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
生理が遅れて妊娠が気になる場合いつ病院に行く?
生理が遅れて妊娠の可能性がある場合、生理予定日から1〜2週間後を目安産婦人科を受診しましょう。
なぜ生理予定日から1週間後がよいのか、詳しく解説します。
生理予定日から1〜2週間後を目安に
生理が規則的に来ている人は、生理開始予定日から1〜2週間頃を目安に病院を受診しましょう。
なぜなら、実際に妊娠していた場合、生理開始予定日から1〜2週間過ぎたころから赤ちゃんの大きさや心拍が確認できるようになるからです。
また、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合でも、生理開始予定日から1週間過ぎたころを目安に病院を受診しましょう。
妊娠検査薬で陽性反応が出ても、妊娠が確定したわけではありません。ママのお腹の中に赤ちゃんの袋(胎のう)と心拍が確認できて初めて妊娠が確定します。
出血や腹痛などがなければ生理予定日から1週間過ぎたころに病院を受診し、超音波検査などで赤ちゃんの様子を確認してもらいましょう。
早すぎ、遅すぎに注意して
病院を受診する時期は、早すぎても遅すぎても望ましくありません。
病院を受診する時期が早すぎると、お腹の中に赤ちゃんの袋(胎のう)や、赤ちゃんの心拍が確認できないことがあります。
この場合、医師から初期流産の可能性について説明されることもあります。妊娠を望む人にとっては余計な心配が増えることになるでしょう。
また、反対に遅すぎると、子宮以外で着床してしまう異所性妊娠(子宮外妊娠)などの異常に気付くのが遅くなり、迅速な対処ができません。
病院を受診するタイミングは、時にママと赤ちゃんの命に関わります。早すぎず遅すぎない、適切なタイミングで病院を受診をしましょう。
ただし、出血がある場合や、下腹部が痛む場合などはできるだけ早く産婦人科を受診しましょう。
妊娠の可能性がある場合にやること
生理が遅れ妊娠の可能性がある場合、何を確認し、どのような行動を取ればいいのでしょうか。
妊娠の可能性がある場合に取るべき行動を確認しましょう。
妊娠検査薬で検査する
妊娠の可能性が考えられるなら、妊娠検査薬を使用しましょう。
妊娠検査薬は正しいタイミングと使用法で使えば99%の精度があるとされ、妊娠の有無を自分で簡単に確認できます。ドラッグストアで手軽に購入できるのもポイントです。
一般的な妊娠検査薬を使用するタイミングは、生理開始予定日から1週間過ぎてからが最も適切です。まずは自身で妊娠の可能性を確認し、その後病院を受診しましょう。
基礎体温を確認する
日頃基礎体温を計測している人は、基礎体温が高い状態が続いているか確認しましょう。
基礎体温とは、朝目が覚めてすぐ、寝たままの状態で5分間測った体温のこと。舌の下に婦人体温計を入れて計測します。
通常、排卵後は女性ホルモン(プロゲステロン)の影響で2週間ほど体温が高い状態が都築、その後体温が下がり生理が始まります。
一方で、妊娠していると女性ホルモンの分泌が続くため、基礎体温が高い状態が続きます。生理予定日を過ぎても基礎体温が下がらず、体温の高い状態が続くなら、妊娠の可能性があるといえるでしょう。
基礎体温は日常的に測定することで、体温の変化から排卵日や次の生理開始日を予測できるため、記録することをおすすめします。
妊娠検査薬の正しい使い方
妊娠検査薬は正しいタイミングと方法で使えば99%の精度がありますが、間違った方法で検査をすると正しい結果が得られません。
妊娠検査薬の正しい使い方を理解しましょう。
妊娠検査薬はいつ使う?
「妊娠しているかを早く確認したい」という気持ちがあっても、妊娠検査薬は生理開始予定日から1週間後を目安に使用しましょう。
妊娠検査薬を使う時期が早すぎると、本当は妊娠しているのに陰性という判定が出ることがあるためです。
妊娠検査薬は、尿の中に含まれる妊娠ホルモン(hCG)を検知し、陽性かどうかを判定します。
妊娠検査薬を使う時期が早すぎると、尿の中の妊娠ホルモンがまだ微量のため、妊娠していても陰性反応が出ることがあります。
妊娠検査薬の使い方
妊娠検査薬を正しく使用するためには、取扱説明書をよく読みましょう。
どのメーカーも基本的な検査方法に違いはありません。
妊娠検査薬の基本的な使い方
指定部位に尿をかける
規定の時間放置する
結果を確認する
妊娠検査薬に尿をかける秒数や、結果が出るまでの時間はメーカーによって多少違いがあります。
取扱説明書を確認してから検査をしましょう。
産婦人科での最初の検査内容
妊娠検査薬で陽性反応が出て妊娠の可能性がある場合、産婦人科を受診し問診や検査を受けます。
どのような流れで診察が行われるのか、事前に準備することはあるのかを事前に知っておきましょう。
医師からの問診
産婦人科では赤ちゃんの大きさや心拍を確認し、妊娠周期を診断します。
妊娠の大体の週数を導き出すために、いくつか質問されるでしょう
診察時に困ることがないことがないよう、どのような質問がされるのかを把握しておきましょう。
問診の主な内容
最後の生理が始まった日付・おおよその生理周期
持病や手術歴、薬の服用があるか
アレルギーの有無
不妊治療歴あるか
出産経験がある人は、回数、妊娠経過、トラブルの有無流産、死産、人工妊娠中絶の経験はあるか
尿検査
産婦人科を初めて受診する場合は、尿検査を行うことがあります。
病院によっては、妊娠検査薬ですでに陽性反応が出ていれば尿検査を行なわない場合も。
提出した尿は、市販の妊娠検査薬と同じように陽性反応が出るかチェックするために使われます。
触診と内診
子宮の大きさや位置、異常の有無を確認するための触診と内診が行われます。
内診に抵抗がある人もいるかもしれませんが、内診でわかることも多くあり、ママと赤ちゃんの健康のために重要な検査です。
カーテンで仕切られており、医師と顔を合わせることがないよう配慮されている病院もあります。体の力を抜いてリラックスした気持ちでのぞみましょう。
超音波検査
赤ちゃんの袋(胎のう)があるか、大きさはどのくらいかを調べるために超音波検査が行われます。
妊娠初期の赤ちゃんはとても小さく、お腹の上からのエコーでは確認できません。腟内に経腟プローブと呼ばれる細長いエコー器具を入れて検査をします。
経腟プローブは親指くらいの太さです。経腟での超音波検査では赤ちゃんの様子がわかるだけでなく、子宮筋腫や卵巣の腫れもチェックできます。
尿が溜まっているとお腹の様子がわかりにくいことがあるため、超音波検査の前にお手洗いを済ませておきましょう。
妊娠の可能性がある場合の注意点
妊娠の可能性がある場合は、どんなことに注意すればよいのでしょうか。
妊娠の可能性がある場合に取りたい行動を知っておきましょう。
喫煙・飲酒をやめる
妊娠の可能性がある場合、喫煙・飲酒は控えましょう。
妊娠中に喫煙すると、血管が収縮され血流が悪くなったり、タバコに含まれる一酸化炭素によって酸素や栄養が上手に赤ちゃんに運ばれなかったりします。
そのため、赤ちゃんの低体重や発育不全につながると考えられています。
また、妊娠中にアルコールを摂取すると、胎盤を通して赤ちゃんも影響が。妊娠中の飲酒は流産や死産、先天性の異常が多く見られるという報告があります。
妊娠初期は赤ちゃんの体がつくられる大事な時期です。赤ちゃんのためにも喫煙や飲酒は控えましょう。
カフェインを控える
妊娠の可能性があるなら、カフェインの摂りすぎにも注意しましょう。
妊婦がカフェインを摂りすぎると流産や死産、低出生体重児のリスクが増加する可能性があるとされています。
カフェインは紅茶や緑茶、コーヒーだけでなく、コーラやチョコなどにも含まれます。世界保健機関(WHO)や欧米では、1日あたり200mg〜300mgまでなら問題ないとしており、コーヒーであれば1日2〜3杯までなら問題ないでしょう。
お茶ならカフェインの含まれない麦茶やルイボスティーを摂取するとよいでしょう。妊娠の可能性がある場合、いつもよりカフェインに気をつけて過ごしましょう。
薬の服用は医師に相談する
妊娠の可能性があっても薬を服用する必要がある場合は、医師に相談しましょう。
妊娠初期は赤ちゃんの体の器官がつくられる大事な時期。服用に問題のない薬も多いですが、赤ちゃんに影響を及ぼす薬もあります。
時期としては、妊娠前や妊娠4週までであれば、薬の影響はほとんどありません。
その後、赤ちゃんの体の基礎がつくられる妊娠4〜7週あたりが最も影響があるとされています。
一方で、ママの治療に必要な薬はしっかりと服用することが大切です。妊娠したからといって薬を中断してしまうと、かえって赤ちゃんに悪影響が及ぶことも。
持病のための薬は自己判断で中止せず、必ず医師に相談しましょう。また、内服薬がある人は、妊娠を希望していることを早めに主治医に伝えておくとよいですね。
適切な時期に病院を受診して
妊娠の可能性がある場合、まずは妊娠検査薬を使用し、陽性反応が出るのかを確認しましょう。
そして、赤ちゃんの大きさや心拍を確認できるようになる「生理予定日から1〜2週間過ぎたころ」を目安に病院を受診しましょう。
妊娠の可能性がある場合には妊娠検査薬を正しく使用し、赤ちゃんのためにも、ママのためにも、適切な時期に病院を受診することが大切です。
- 妊娠の可能性があったら生理予定日から1〜2週間後に病院を受診
- 妊娠の可能性があったらまずは妊娠検査薬で確認を
- 出血や痛みがある場合は早めに病院へ
サイベックスベビーカー当たる!
人気のベビーカー「サイベックス リベル」が当たるよ♪
アプリで妊娠中の体調管理&情報収集!
自分の週数に合わせて情報が出てくる!
ママの妊娠週数に応じたおすすめ記事が表示されます。
ネットなどでわざわざ調べに行かなくても、出産予定日を設定するだけで、ママの妊娠週数に応じた情報が手に入りますよ!
おなかの赤ちゃんの成長がイラストでわかる
妊娠中のママがおなかの赤ちゃんの成長をよりイメージしやすくなる新機能です。
出産予定日までの日数をカウントダウンしながら、イメージイラストで週数に合わせて赤ちゃんが成長していくようすが見れます。
イラストをタップすると、赤ちゃんからのひとことが表示され、妊娠中のママを応援してくれます!
医師監修のメッセージで週ごとの赤ちゃんとママの様子がわかる
医師監修のもと、赤ちゃんやママに関する様子や変化に関する読み物を毎日更新!
「今日の赤ちゃんのようす」では、おなかの中で赤ちゃんがどう過ごしているのかなどについて分かります。
「今週のママのようす」では妊娠中のママの体調変化、過ごし方のアドバイスなどを毎週読むことができます。
パパにママの体調を理解してもらう助けにもなりますよ。