よだれつわりがつらい…いつまで続くの?原因やよくある症状、対処法も解説
妊娠初期には多くの女性がつわりに悩まされますが、実はつわりにはいくつかの種類があります。
今回はつわりの一つである「よだれつわり」について、原因や対処法を詳しく解説します。よだれつわりの悩みを乗り越えるために、ぜひ参考にしてください。
妊娠初期には多くの女性がつわりに悩まされますが、実はつわりにはいくつかの種類があります。
今回はつわりの一つである「よだれつわり」について、原因や対処法を詳しく解説します。よだれつわりの悩みを乗り越えるために、ぜひ参考にしてください。
よだれつわりとは?
よだれつわりは、妊娠初期に見られるつわりの一種で、唾液の分泌が増えることが特徴です。
具体的な症状としては、口の中によだれがたまることによるねばつき、よだれを飲み込むことによる不快感、吐き出す際のストレスや嘔吐などが挙げられます。
よだれの量は妊婦さんによって異なり、少し増える程度の人から飲み込めないほど大量に増える人までさまざまです。
よだれつわりが起こる原因
不快感が強く、つらいよだれつわりですが、どのような原因で起こるのでしょうか。ここからは、よだれつわりがなぜ起こるのか、2つの原因を解説します。
ホルモンの影響
よだれつわりの原因として、ホルモンの影響が挙げられます。
妊娠中のホルモン変化が体内のさまざまな機能に影響を及ぼし、唾液の増加という形で現れることがあるのです。
また、ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れることも関係すると考えられています。
唾液の分泌は自律神経によってコントロールされているので、自律神経の乱れにより唾液の量が多くなることがあるようです。
よだれに対する不快感
人によっては、よだれの味やにおいで吐き気を感じてしまうことがあります。
よだれに対する不快感からなかなか飲み込めないでいると、口の中に唾液がたまります。
その結果、よだれの量が増えたように感じるのです。
不快感によるストレスが強まることで、唾液の分泌がさらに増える可能性もあります。
よだれつわりはいつまで続くの?
よだれつわりの期間は個人差が大きく、一般的には妊娠初期から中期にかけて数週間から数ヶ月間持続します。
しかし、なかには出産までつわりの症状が続く妊婦さんもいます。
症状が現れる期間や症状の強さは、妊婦さんによって異なるため一概にはいえませんが、多くの場合、妊娠後期には改善されることが多いでしょう。
よだれつわりの対処法
ここからは、よだれつわりに対処するためのいくつかの方法を紹介します。
どれも日常生活で簡単に試せるため、自分に合った方法を見つけ、症状の軽減に役立てましょう。
こまめに吐き出す
よだれつわりに悩んでいる場合、唾液をこまめに吐き出すことで不快感を軽減させることができる可能性があります。
たとえば、小さなカップやタオルを用意し、いつでも唾液を吐き出せるようにするとよいでしょう。
仕事中などは中身が見えないようにカバーをつけたペットボトルを用意し、その中に静かに流し込む方法を試してみてください。
食事を小分けにする
食事を小分けにすることで、一度に大量の唾液が分泌されるのを防ぐことができます。
たとえば、1日に3回通常の食事をするのではなく、5〜6回の小さな食事に分けてみましょう。
食事の量が減ることで、唾液の過剰な分泌も抑えられます。
歯磨きをする
こまめに歯磨きすることで、唾液が過剰に分泌されることによる不快感が軽減されます。
特に、ミント味の歯磨き粉は口内をさっぱりさせる効果があるため、よだれつわりがひどいときは積極的に使用するとよいでしょう。
吐き気が強く、歯磨きが難しい場合はマウスウォッシュを試してみるのも1つの手です。
ガムや飴をなめる
ガムやハードキャンディーをなめることで唾液の味がごまかされ、自然と飲み込めるようになる可能性があります。
また、ガムを噛むことで唾液の分泌がコントロールされ、不快感を減らすことができるかもしれません。
特に柑橘系・ミント系のガムや飴、タブレットなどは口内をさっぱりさせる効果が期待できます。
水分をこまめに摂る
水分を適切に摂取すると、よだれつわりの不快感が和らぐだけでなく、脱水状態の予防にもつながります。
水分を少量ずつでもこまめに摂ることで、口内が潤い、ねばつきが軽減されます。
妊婦さんによって、酸味のあるものや炭酸飲料、温かい飲み物など、つわりが軽減される飲み物は異なるようです。
自分に合っている飲み物で水分を摂るとよいでしょう。
ただし、糖分が多く含まれるジュースやコーラ、カフェインが含まれるコーヒーやお茶はなるべく控えてください。
妊娠中は、ミネラルウォーターや麦茶などで水分補給するのがおすすめです。
よだれつわりに関するよくある質問
よだれつわりに関してはまだわかっていないことも多く、疑問は多岐にわたります。ここでは、一般的な質問に焦点を当て回答を紹介します。
よだれつわりで仕事を休んでもいい?
できるだけ休暇をとりましょう
よだれつわりで仕事を休むべきかどうかは、症状の重さによります。日常生活に支障をきたすほどの過剰な唾液分泌やそれに伴う吐き気、脱水症状の危険がある場合は、医師の診断を受けたうえで休暇を検討すべきでしょう。体調を最優先に考え、上司に相談するようにしてください。
よだれつわりでげっぷやおならが増える理由は?
よだれを飲み込む回数が増えるためです
よだれつわりによって唾液を飲み込む機会が増えると、一緒に飲み込まれる空気も多くなります。これが胃や腸にたまり、げっぷやおならの原因となるのです。特に問題があるわけではありませんが、不快感を覚える場合は消化によいものを口にすること、よく噛んで食べることなどを心がけると症状が改善するかもしれません。
つわりの症状で赤ちゃんの性別はわかる?
つわりの症状と赤ちゃんの性別に関連はありません
昔から「つわりが重いと男の子、つわりが軽いと女の子」といわれますが、これはただの迷信です。つわりの症状と赤ちゃんの性別との関連性に医学的な根拠はありません。赤ちゃんの性別は性染色体によって受精時に決まるので、つわりが重いと男の子になる、軽いと女の子になる、ということは起こり得ないのです。
食事を分けたりお口をさっぱりさせたりして「よだれつわり」を乗り切ろう
多くの妊婦さんが経験するつわりの中でも、よだれつわりは唾液の増加によって引き起こされる不快感が特徴です。
増えた唾液をこまめに吐き出せるようにペットボトルなどを用意するほか、食事を小分けにするなどして、できそうな対策から始めてみましょう。
また、歯磨きやガム・飴で口の中をさっぱりさせることも効果的です。症状が重い場合は無理をせず、体調を優先して仕事をセーブするなど工夫して過ごせるとよいですね。
- よだれつわりは唾液の分泌が増えるタイプのつわり
- つわりは妊娠初期~中期にかけて見られるが個人差がある
- 唾液はこまめに吐き出し、口の中をリフレッシュさせよう
- 症状が重い場合は仕事を休むことも考える
- つわり症状の重さと赤ちゃんの性別に相関関係はない
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