おんぶ紐の基本の使い方!おんぶのメリットや注意点も解説
「おんぶ紐を買ったけど、使い方がわからない」「おんぶ紐を正しく安全に使えるか不安…」と悩んでいる人もいるでしょう。
おんぶ紐を正しく使い赤ちゃんを安全におんぶするためには、おんぶ紐の使い方や注意点を理解することがとても重要です。
この記事では、おんぶ紐の正しい使い方や注意点、メリットを紹介します。
「おんぶ紐を買ったけど、使い方がわからない」「おんぶ紐を正しく安全に使えるか不安…」と悩んでいる人もいるでしょう。
おんぶ紐を正しく使い赤ちゃんを安全におんぶするためには、おんぶ紐の使い方や注意点を理解することがとても重要です。
この記事では、おんぶ紐の正しい使い方や注意点、メリットを紹介します。
おんぶ紐・おんぶのメリット
おんぶには、ママやパパ、赤ちゃんにさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、おんぶの具体的なメリットを紹介します。
おんぶのメリット
赤ちゃんの体幹が鍛えられる
赤ちゃんの脳や体が刺激される
腰などへの負担が少なくなる
家事がしやすい
おんぶ紐の使い方は?
ここでは、おんぶ紐の一般的な使い方を解説します。
おんぶができるアイテムには、おんぶ専用のおんぶ紐と、おんぶ・抱っこ兼用の抱っこ紐の2つがあります。
それぞれの基本的な使い方を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
おんぶ紐の使い方
おんぶ紐の正しい使い方を紹介します。
おんぶ紐の基本的な使い方
おんぶ紐を広げて赤ちゃんをのせる
赤ちゃんの脇の下に紐を通し、胸の前で2本の紐をたばねて握る
紐を握っている手の反対のひざを立て、一時的に赤ちゃんをのせる
握りしめた手の下に、反対側の腕を肩まで深く入れる
前のめりになりながら、赤ちゃんを背中にまわす
握っていた紐をほどき、両肩にかける片手で赤ちゃんを支え、両肩にかけた紐をもう一度握る
赤ちゃんの体をゆすり上げ、頭が大人の肩より出る位置まで調整する
高い位置に上がったら、肩紐をぐっと引く
胸の前で紐を2~3回ねじり、紐の先を足の間にはさむ
ねじった肩紐を両脇のリングに通す
紐を前でちょうちょ結びにする
おんぶ対応抱っこ紐の使い方
現在、多くの抱っこ紐がおんぶにも対応しています。
細かい手順は製品によって異なるので、取扱説明書もしっかり読んで安全におんぶしてくださいね。
また、メーカーによってはおんぶ非対応の場合もあるため、あわせて確認しておくとよいでしょう。
抱っこ紐でおんぶするときの基本的な使い方
抱っこ紐の腰ベルトのみを装着し、肩ストラップをゆるめる
赤ちゃんを抱っこ紐でつつみこむ
片手で赤ちゃんが落ちないように赤ちゃんのお尻を支えながら、背中側へまわす
片方の肩ストラップを腕に通す
もう片方の肩ストラップも通す
赤ちゃんを上に持ち上げて体勢を整える
バックルをしっかりしめる
おんぶした赤ちゃんのおろし方
おんぶから赤ちゃんをおろす際は、赤ちゃんが落下しないよう注意が必要です。ここでは、おんぶからの安全なおろし方を紹介します。
おんぶ紐からのおろし方
まずは、おんぶ紐から安全におろす方法を紹介します。
おんぶ紐からのおろし方
安全におろす場所を確保する
片手で赤ちゃんを支え、空いているほうの手で紐をほどく
ほどいた紐を胸の前でしっかりと握る
赤ちゃんを手で支えながら、大人の体に沿わせて脇へスライドさせる
握った紐を少しずつゆるめ、赤ちゃんを布団やベッドの上におろす
抱っこ紐からのおろし方
おんぶ対応の抱っこ紐から安全におろす方法を紹介します。
抱っこ紐からのおろし方
片方の肩ベルトをゆるめる
赤ちゃんを支えながら、肩ベルトをゆるめていないほうへずらす
胸バックルを外す
赤ちゃん側の肩ベルトを外す
反対の肩ベルトも肩から外す
赤ちゃんのウエストベルトを外す
赤ちゃんを抱っこ紐からおろす
おんぶ紐を使うときの注意点
おんぶは赤ちゃんが大人の背中に回るので、抱っこよりも難易度が高いと感じる人もいるかもしれません。
思わぬケガや事故を防ぐために、おんぶの際に注意してほしいポイントを解説します。
おんぶは首がすわってから(4〜5ヶ月頃)
おんぶは赤ちゃんの首が完全にすわってからにしましょう。
赤ちゃんの首がすわるのはだいたい生後4〜5ヶ月ごろとされていますが、個人差があります。
まだ首がすわっていない状態の赤ちゃんをおんぶすると、赤ちゃんは自分で首を支えられないためグラついて危険です。
また、首すわり前の赤ちゃんは自分で首を動かす動作が難しく、顔がふさがってしまうと呼吸ができなくなる可能性もあります。
赤ちゃんの首がしっかりすわっているのを確認してから、おんぶをするようにしましょう。
着脱は低い姿勢で安全を確保して行う
赤ちゃんの落下事故を防ぐために、着脱は低い姿勢で行いましょう。
おんぶ紐の着脱時に赤ちゃんを落下させてしまった、もしくは赤ちゃんが落下しそうになってしまったなど、危ない体験が実際に報告されています。
低い姿勢で行うほか、布団やベッドなどの安全な場所で着脱するのもよいでしょう。
慣れるまでは日常的におんぶをするのは避け、しっかりと練習してからにしてくださいね。
赤ちゃんの様子をこまめにチェックしよう
おんぶでの移動中は、赤ちゃんの様子をこまめに確認しましょう。
おんぶをすると、ママやパパから赤ちゃんの様子が見えにくくなります。体調が悪くなったりケガをしたりしても気づきにくいので、定期的にチェックすることが大切です。
また、おんぶができる月齢になると、赤ちゃんは周りの物や人に興味を示すことが増えていきます。
そのため、赤ちゃんが物や人にぶつかったり、赤ちゃんがおんぶ紐から身を乗り出し落下しそうになったりするおそれがあります。
移動中は赤ちゃんの動きに注意をし、危険な状況が起きないよう気をつけましょう。
長時間の使用は控える
抱っこ紐の連続使用時間は、おおむね2時間が目安とされています。長時間連続で使用し続けると、あせもやおむつかぶれ、股関節脱臼などが起きる可能性があるためです。
おんぶ紐も同様に、長時間使い続けるのは避けましょう。
メーカーの取扱説明書には連続使用時間の目安が記載されています。赤ちゃんの体の負担にならないよう、説明書に記載されている範囲で使用しましょう。
また、長時間おんぶし続けると、ママやパパに体の痛みや不調が生じてしまうかもしれません。
適度に休憩を取り、おんぶ紐は無理のない範囲で使用してくださいね。
おんぶ紐に関するよくある質問
おんぶ紐が使えるようになる月例や、いつまで使えるのか、ママ・パパのよくある疑問に回答します。
おんぶ紐は何ヶ月から使える?首がすわってなくても使える?
おんぶ紐は首がすわる4〜5ヶ月以降から使えます
製品により異なりますが、おんぶ紐は首がすわる生後4~5ヶ月ごろから使えます。首がすわる前の赤ちゃんは、首がぐらついたり顔がふさがったりするおそれがあるため使えません。使用するおんぶ紐の対象月齢や年齢をよく確認しましょう。
おんぶ紐はいつまで使える?
対象年齢・推奨年齢が36ヶ月のものが多いです
おんぶ紐は、赤ちゃんの月齢が36ヶ月、目安となる体重が15kg程度まで使える製品が多いです。ただし、おんぶ紐の使用ができる月齢や体重はメーカーによって異なります。使用の際は取扱説明書をよく確認しましょう。
おんぶ紐を上手に活用して育児を快適に!
おんぶには、赤ちゃんの好奇心を養ったり、ママ・パパが家事をしやすくなったりと、さまざまなメリットがあります。
しかし、首がすわっていない時期のおんぶや、おんぶ紐の長時間の使用、着脱時の事故には注意が必要です。
取扱説明書をよく読み、安全に気をつけながらおんぶ紐を上手に活用しましょう。
- おんぶは赤ちゃんの心身の発達によい影響を与えるとされている
- ママ・パパの両手が空いて家事・育児がしやすくなるメリットもある
- おんぶができるアイテムにはおんぶ紐とおんぶ対応抱っこ紐がある
- 商品説明書を確認して、正しい方法で使用しよう
- おんぶは首がすわったことを確認してから行おう
- おんぶ中は赤ちゃんの様子をこまめにチェックすることが大切
育児が不安なママ・パパをサポート
トモニテの記事は、アプリでもっと便利に読むことができます。
アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。
ボタンタップで手軽な育児記録
© every, Inc.
生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。
1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる
© every, Inc.
食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。
大切な成長記録を印刷して残せる
トモニテアプリに記録した育児記録は、無料でPDFファイルとして出力ができます。
身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。
サイベックスベビーカー当たる!
人気のベビーカー「サイベックス リベル」が当たるよ♪