前向き抱っこのメリットとは?いつからできる?安全な抱き方や注意点、おすすめアイテムの選び方も解説
赤ちゃんの成長に伴って前向き抱っこをしてみたいなと考えているママ・パパに、前向き抱っこについて知っておきたい情報を紹介します。
前向き抱っこにはさまざまなメリットがありますが、正しい抱っこのやり方や注意点を知らないと、赤ちゃんにとってリスクとなってしまいます。
赤ちゃんの負担とならないように、上手に前向き抱っこを取り入れましょう。
赤ちゃんの成長に伴って前向き抱っこをしてみたいなと考えているママ・パパに、前向き抱っこについて知っておきたい情報を紹介します。
前向き抱っこにはさまざまなメリットがありますが、正しい抱っこのやり方や注意点を知らないと、赤ちゃんにとってリスクとなってしまいます。
赤ちゃんの負担とならないように、上手に前向き抱っこを取り入れましょう。
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前向き抱っことは?
前向き抱っこは、赤ちゃんをママ・パパと同じ方向に向かせて抱っこするやり方です。
抱っこの種類は、縦抱き、横抱き、コアラ抱き、斜め抱きなどいくつか種類があります。
そのなかでも前向き抱っこは、赤ちゃんが前後左右に倒れてバランスがとりにくい抱っこなので、首や腰がしっかりするまでは控えましょう。
前向き抱っこをする際は、赤ちゃんの体をしっかり支えてあげることが大切です。
素手で抱っこする方法のほか、抱っこ紐を使う方法があります。
前向き抱っこはいつからできる?
前向き抱っこは、生後5~6ヶ月以降、首と腰がしっかりしてから始めます。
前向き抱っこは、股関節に全体重がかかるため、腰が不安定な状態だと赤ちゃんに大きな負担がかかってしまいます。
大人が手を離しても1人で座ることができ、頭を自由に動かせる状態になるまでは待ちましょう。
首がすわる時期には個人差があります。赤ちゃんの様子を見ながら開始時期を決められるとよいですね。
抱っこ紐を使う場合、メーカーによって仕様や使用可能な状態が異なります。取扱説明書を事前に確認してから使うようにしてください。
前向き抱っこのメリットとは?
前向き抱っこは、赤ちゃんにとってのメリットがいくつかあります。
赤ちゃんやママ・パパの気分転換にもなるため、ほかの抱っこに加えて上手く取り入れるといいでしょう。
視界が広がる
一番のメリットは、視界が広がり赤ちゃんの好奇心が刺激されることです。
目の前にたくさんのものが飛び込んでくるので、視覚が刺激されていろんなものへの興味を持つようになるといわれています。
また、ママ・パパと同じ目線で周りを見ることができるので、「かわいいね」「きれいだね」など赤ちゃんへの声かけも楽しくなりますね。
短時間であれば赤ちゃんにとってよい刺激となるでしょう。
周りの人とコミュニケーションがとれる
赤ちゃんは周囲の人との関わりのなかで、言葉を覚え成長していきます。
前向き抱っこは顔が正面を向いているため、周りの人から声をかけてもらいやすいというメリットもありますね。
ママ・パパも、その声かけをきっかけに赤ちゃんや周囲の人とのコミュニケーションがとりやすくなることもあるでしょう。
また、前向き抱っこは写真撮影もスムーズです。始めからこちらを向いてくれているので、抱っこしている人ががんばって向きを変えなくても、シャッターチャンスがたくさんあります。
ぐずり対策になる
抱き方を変えることで赤ちゃんの気分転換になり、泣き止むことがあります。
前向き抱っこにすると視界がぱっと広がるため、気が紛れて落ち着くことがあるようです。
ただし、赤ちゃんによっては怖がってしまうこともあるため、ぐずったときの選択肢のひとつとして様子を見ながら取り入れてみましょう。
前向き抱っこの基本的なやり方
前向き抱っこは素手で行うやり方と、抱っこ紐を使うやり方があります。
ここでは、それぞれの基本的な方法を紹介します。
素手で行う方法
素手で前向き抱っこをするときの基本的な手順を紹介します。
素手で前向き抱っこをする方法
椅子などに座った状態で赤ちゃんを横向きに抱き膝の上にのせる
前向きになるように回転させる
赤ちゃんの背中をママ・パパの胸につける
赤ちゃんの脚をM字に開脚させて両手でおしりを包むように抱っこする
抱っこ紐を使う方法
抱っこ紐の基本的な使い方を紹介します。
メーカーによって適切な方法が異なるので、取扱説明書をしっかりと読んだうえで使用しましょう。
抱っこ紐で前向き抱っこをする方法
背中のバックルを留めて位置を調整する
腰・骨盤の位置にウエストベルトを巻きつける
ヘッドサポートを取り付ける
シートの幅を調節する
赤ちゃんを前向きに抱っこする
赤ちゃんをシートで包みこむ
肩ストラップを調節する
赤ちゃんのおしりを持ち上げて位置を調整する
赤ちゃんのM字開脚が保持できていること、赤ちゃんのつむじにキスできる高さであること、赤ちゃんの顔がしっかり出ていることを確認したうえで安全に抱っこしましょう。
前向き抱っこをする際の注意点
前向き抱っこをする際の注意点をまとめました。正しいやり方を守れば、前向き抱っこは赤ちゃんの思考や動きを促してくれるものです。使用前にチェックしておきましょう。
脚がM字になっているかを確認する
赤ちゃんの脚は、両膝と股関節が十分曲がったM字型開脚が自然な状態です。
赤ちゃんのおしりが後ろに沈んで、膝がおしりよりも高い位置にあるのが理想的といえます。
脚を伸ばした姿勢が続くと脱臼を起こす危険があるので、素手で抱っこする場合も抱っこ紐を使う場合も、M字開脚の姿勢を維持できるように注意しましょう。
長時間行わないようにする
長時間の前向き抱っこは、刺激が強すぎて赤ちゃんにとって負担になってしまうことも指摘されています。
また、対面での抱っこと比べて、前向き抱っこは赤ちゃんの姿勢が不安定になりがちです。
赤ちゃんの様子を見ながら、短時間にとどめるようにしましょう。
抱っこ紐が赤ちゃんに合っているかを確認する
抱っこ紐を使用する場合は、赤ちゃんとママ・パパの体がしっかりと密着するように調整しましょう。
抱っこ紐の中で赤ちゃんが動いてしまったり、M字開脚が維持できなくなったりしている状態では、赤ちゃんに大きな負担がかかってしまいます。
装着時だけでなく、装着後も定期的に赤ちゃんの様子をチェックすることが大切です。
歩きやすい服装で、足元に注意する
外出するときは、動きやすい服装で歩き慣れた靴を選ぶようにしましょう。
前向き抱っこは、万が一抱っこしている人が転んでしまった場合、赤ちゃんに危険が及ぶ可能性が高いためです。
また、対面抱っこよりも重心が前にかかりやすくなるため、足元が不安定になりがちです。
スニーカーなど、安定した靴を履くようにしてくださいね。
前向き抱っこに適した抱っこ紐の選び方
前向き抱っこに適した抱っこ紐を選ぶときのポイントをまとめました。
どれも大事な要素ですが、自分にとって何が必要かを始めに考えてみましょう。用途に合わせて2つの抱っこ紐を併用するのもよいですね。
前向き抱っこに適した抱っこ紐を選ぶときのポイント
使う人の体型に合っているか
抱き方や赤ちゃんの成長に合わせて調整できるか
軽量で持ち運びしやすいか
容易に装着できるか
快適な素材であるか
お手入れが簡単か
疲れにくいか
第三者機関の安全基準を持満たしているか
前向き抱っこにおすすめの抱っこ紐4選
前向き抱っこにおすすめの抱っこ紐を紹介します。先ほどの選び方ポイントと合わせて、必要な機能や価格を見ながらぴったりなものを選んでください。
ベビービョルン ベビーキャリア MINI Air
3ステップで簡単に装着ができるので、抱っこ紐に慣れていないママ・パパでも使いやすいでしょう。
ベルトと本体が別々なので、眠った赤ちゃんを起こすことなくベッドにおろせます。
- ベルトと本体が別で着け外しが簡単
- 両手で赤ちゃんを包み込むかのようにぴったり密着
- 赤ちゃんの成長に合わせてサイズ調整が可能
エルゴベビー オムニ360
新生児から使えるうえ、前向き抱っこ・対面抱っこ・腰抱き・おんぶの4つの抱き方に対応しています。
赤ちゃんの成長に合わせて長く使いやすいのが特徴です。
- クロス装着のできる肩ストラップ&腰サポート付きウエストベルトで疲れにくい
- ボタンの付け替えで簡単に前向き抱っこに対応
- 日よけ・風よけ用のフード内蔵
BABY CARRIER ON ベビーキャリアオン ピトレスク × ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング
生後14日から使用できる抱っこ紐。
前向き抱っこ・対面抱っこ・おんぶに加え、チェアベルトとしても使えます。
- 抱っこ紐とヒップオンシートのハイブリッド型で重さを分散
- かぶるショルダータイプで装着もラクラク
- おしゃれで持ち運びもコンパクト
ベビーアンドミー BELK-S firstセット
新生児から20kgまで使える抱っこ紐です。
腰ベルトタイプ・ヒップシートキャリア・ヒップシートの3つのパーツを切り替えることで、赤ちゃんの成長や使用シーンに合わせた使い方ができます。
- 立体構造のおしりスポットで自然なM字開脚をサポート
- 人間工学にもとづき設計されており、肩や腰の負担を軽減
- SG認証を取得した安全性の高い製品
前向き抱っこに関するよくある質問
ここでは、前向き抱っこに関するよくある質問をまとめています。ぜひ参考にしてください。
前向き抱っこをすると赤ちゃんの骨に影響が出る?
股関節形成不全や背骨を圧迫するリスクがあります。
まだ体幹が弱く、骨の発達が不十分な状態の赤ちゃんにとって、前向き抱っこはリスクがあることを知っておきましょう。抱っこ紐のサイズが適切でなかったり、脚がまっすぐぶらさがった状態が長時間続いたりすると、股関節に負担がかかり股関節形成不全のリスクとなることがあります。また背骨や骨盤の圧迫も心配されます。リスクを避けるために、前向き抱っこは首や腰がすわってからはじめ、M字開脚が維持された状態で短時間にとどめることが重要です。赤ちゃんの様子をよく見て、不快なサインが見られた場合はすぐに中止してください。
前向き抱っこで赤ちゃんが落ちることはある?
前向き抱っこで赤ちゃんが落ちることがあります。
抱っこ紐の留め具を落としたり、抱っこ紐とママ・パパの体間に隙間ができて子どもがすり抜けて転落したり、前屈になったときなどに赤ちゃんが落ちてしまったりするケースもあります。これらのリスクを防ぐために、まずは抱っこ紐の破損などないかきちんと確認すること、正しく装着することを心がけましょう。使用中は前屈みのほか、料理、運転、食事など無理な姿勢はしないようにしてください。抱っこ紐を使用していても手で支えるようにし、常に両手を使えるようにしておくといいでしょう。
赤ちゃんの成長に合わせて前向き抱っこにチャレンジしよう!安全面には十分に注意して
前向き抱っこは、視界が広がって視覚から赤ちゃんの好奇心が刺激されると考えられています。
しかし、長時間続けることや、脚がまっすぐ伸びてしまっている姿勢は、股関節形成不全や背骨の圧迫といったリスクが伴うことを知っておきましょう。
前向き抱っこは赤ちゃんの気分転換にもなりますので、安全に留意して短時間、赤ちゃんの様子をみながら取り入れてくださいね。
- 前向き抱っこは、赤ちゃんを進行方向に向かせて抱っこする方法
- 赤ちゃんの好奇心を刺激したり、気分転換になるといったメリットがある
- 赤ちゃんの首と腰がしっかりすわってから行おう
- 長時間行うと赤ちゃんの体や骨に負担がかかりやすい
- 赤ちゃんの様子をみながら、短時間の抱っこにとどめよう
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