帝王切開は立ち会い出産できる?メリット・デメリットや手続き方法なども解説
帝王切開の場合、出産に立ち会えるのか気になりますよね。
この記事では、帝王切開で立ち会い出産ができるのか、立ち会い出産のメリット・デメリット、必要な準備などを解説します。
帝王切開の場合、出産に立ち会えるのか気になりますよね。
この記事では、帝王切開で立ち会い出産ができるのか、立ち会い出産のメリット・デメリット、必要な準備などを解説します。
帝王切開は立ち会い出産できる?
帝王切開で立ち会い出産できるかは、病院によって異なります。
立ち会いできるのは旦那さんだけだったり、緊急帝王切開となった場合は立ち会いができなかったり、病院によって可能な範囲が違うのです。
立ち会いを希望する場合、事前に病院に立ち会いが可能かを確認したうえで予約しましょう。
安全でスムーズな立ち会い出産のため、当日の流れや準備などについてしっかり確認してください。
帝王切開の立ち会い出産のメリット
帝王切開の立ち会い出産にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは3つ紹介します。
安心感がある
通常の立ち会い出産と同じく、パートナーが出産に立ち会うことで、妊婦さんは精神的な安心感を得ることができますね。
手術中に信頼できる人がそばにいることで、不安や緊張が和らぎます。
特に、帝王切開が初めての手術のママにとって、パートナーがそばにいる安心感は大きいでしょう。
何かあったときにそばにいられる
手術中にトラブルが発生した場合、旦那さんがそばにいることで、迅速な対応やサポートが可能です。
また、医師とのコミュニケーションや確認も円滑に行えます。万が一、大きな病院への救急搬送が必要になった場合も、医師が旦那さんに事情をすぐに説明できるので、スピーディに対応できます。
何かトラブルがあったときに、その場で状況がわかるのは大きなメリットですね。
喜びや感動を共有できる
赤ちゃんの誕生の瞬間を旦那さんと一緒に迎えることができ、喜びや感動を共有できます。
家族の絆を深める貴重な体験となるでしょう。旦那さんが積極的に育児に参加するきっかけにもなるかもしれませんね。
帝王切開の立ち会い出産のデメリット
帝王切開の立ち会い出産にはメリットもありますが、デメリットや注意点もいくつかあります。
生々しい光景を見られてしまう・見てしまう
旦那さんに手術中の生々しい光景を見せることになります。普段と違うママの姿や赤ちゃんが出てくる様子などを見て、旦那さんが戸惑ってしまうかもしれません。
また「旦那さんに見られたくない姿を見せてしまって恥ずかしい」と思うママもいるかもしれませんね。
病院によっては、窓越しでの立ち会いのみを許可する、ママの頭側に立ってもらうなどの配慮がなされていますが、不安であれば医師に立ち位置を確認・相談しましょう。
旦那さんにイライラしてしまう
手術中の旦那さんの言動にイライラしてしまうことも考えられます。
何をすればよいのかわからずオドオドしたり、「頑張って」などの声をかけてくれなかったりして、立ち会い中の旦那さんに不満を感じてしまう人もいるようです。
旦那さんのトラウマになってしまう
旦那さんが血やけがを見るのが苦手な場合、手術の光景がトラウマになる可能性があります。
事前に手術の内容を詳しく説明し、旦那さんがどの程度の光景に耐えられるかを確認することが大切です。
帝王切開手術は不安ですし、立ち会ってくれるのは心強いですが、立ち会いの無理強いはしないようにしましょう。
帝王切開の立ち会い出産の流れは?
帝王切開に立ち会う場合の基本的な流れは以下のとおりです。
帝王切開の立ち会い出産の流れ
立ち会い出産を希望する旨を病院に伝える
立ち会い同意書を記入する
体温測定・手指消毒をする
医師・助産師から立ち会い出産の流れについて説明を受ける
手術の準備ができたら立ち会い部屋に案内される
出産が終わったら赤ちゃんと同じタイミングで退室する
出産後、旦那さんは新生児室で赤ちゃんを抱っこすることができます。
手術が終わったら、ママとの面会も可能です。
帝王切開の立ち会い出産でパートナーが準備しておくこと
ここでは、帝王切開の立ち会い出産を希望する場合に、旦那さんが準備しておきたいことを紹介します。
ママが安心して手術に臨めるよう、旦那さんにも確認してもらってくださいね。
立ち会い出産について理解してもらう
旦那さんに帝王切開や立ち会い出産について理解してもらいましょう。
帝王切開とはどのようなものなのか、立ち会い出産で注意すべきことは何か、などを事前に知ってもらうことで、安心して手術に臨むことができます。
立ち会い出産を希望する人向けの両親学級を実施している病院もあるので、一緒に参加してみるのもよいでしょう。
手を握る
手術中は、ただ手を握るだけでもママにとっての精神的な支えになり、安心感につながります。
立ち会い出産を希望する場合は、どんなタイミングで手を握ってほしいかなどを普段から話し合っておくとよいですね。
声をかける
手術中に旦那さんに声をかけてもらうことで、ママがリラックスできます。
帝王切開の手術を受けるママはきっと不安を感じているでしょう。優しい言葉や励ましの言葉をかけてもらえば、ママは安心して手術に臨めます。
ママが不安にならないよう、できるだけポジティブな声がけをしてもらいましょう。
一方で、旦那さんの声かけがママのストレスになることもあります。声かけや対応については、事前によく話しておけるとよいでしょう。
汗を拭く
通常の出産とは違い、帝王切開ではいきんで汗ばむことはあまりありませんが、ママの不快感を取り除くためにも、おでこの汗などを拭ってもらいましょう。
ハンカチやタオルを使って優しく汗を拭き取ってもらってくださいね。
立ち会い出産をするかはよく相談を
我が子の誕生に立ち会いたいと思う旦那さんも多いことでしょう。しかし、ママの中には、「出産に集中したい」「普段と違う自分を見られたくない」など、様々な理由から立ち会いを望まない人もいます。
立ち会いをするか、してほしいかについては、事前によく話し合っておけるとよいでしょう。
帝王切開の立ち会い出産に必要な持ち物
帝王切開の立ち会い出産に必要な持ち物やあると便利なアイテムをピックアップしています。立ち会いの際の参考にしてみてくださいね。
帝王切開の立ち会い出産の持ち物
本人確認書類
旦那さんの健康診断書
飲み物と軽食
携帯電話と充電器
カメラ
リラックスグッズ
帝王切開の立ち会い出産についてよくある質問
ここでは、立ち会い出産や帝王切開に関するよくある質問を紹介します。立ち会いの計画に役立ててくださいね。
旦那さん以外も立ち会いはできる?
実母や上の子どもなど、旦那さん以外の家族の立ち会いが可能な病院もあります
病院の方針によっては実母や上の子どもなど、旦那さん以外の立ち会いが可能な場合もあります。立ち会える人数も病院によってさまざまです。具体的な条件は、事前に病院に確認しましょう。事前に特定の書類の提出が求められる場合もあります。
帝王切開にはどのくらいの時間がかかる?
一般的には手術全体で1〜2時間程度です
手術自体は30〜60分で終了しますが、準備や術後の処置を含めると全体で1〜2時間になります。手術の経過により時間が延びることもあります。手術後には一定の回復時間が必要となるため、病院での待機時間も考慮しておきましょう。
立ち会いの可否や準備をしっかり確認して!皆が安心できる出産にしよう
帝王切開での立ち会い出産を希望する場合は、立ち会い出産が可能かどうかや、注意点などを病院に確認しましょう。
出産は帝王切開かどうかにかかわらず、デリケートな部分があります。ママと旦那さんがお互いに立ち会いを無理強いしないように、しっかりと話し合ってくださいね。
立ち会いをする場合は、不安なく安全な出産になるように準備を進めましょう。
- 帝王切開の立ち会い出産ができるかは病院によってさまざま
- ママの不安解消や緊急時の対応がしやすいのがメリット
- 立ち会い中は妊婦さん本人がリラックスできるよう心がけて
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