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インプランテーションディップの体験談|妊娠超初期の基礎体温や体調はどう変化する?

インプランテーションディップの体験談|基礎体温が下がったら妊娠のサイン?

妊活中の人・妊娠を希望している人のなかには「インプランテーションディップ」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

インプランテーションディップとは、着床の時期に基礎体温が一時的に下がる現象のことです。しかし「インプランテーションディップなんて本当に起こるの?」「いつ頃起こる?」などの疑問を感じている人もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、トモニテ編集部が先輩ママから集めた、インプランテーションディップの体験談を紹介します。インプランテーションディップを経験する人がどのくらいいるのか、具体的にどんな現象が起こるのかなど、気になる疑問の解消に役立ててくださいね。

妊活中の人・妊娠を希望している人のなかには「インプランテーションディップ」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

インプランテーションディップとは、着床の時期に基礎体温が一時的に下がる現象のことです。しかし「インプランテーションディップなんて本当に起こるの?」「いつ頃起こる?」などの疑問を感じている人もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、トモニテ編集部が先輩ママから集めた、インプランテーションディップの体験談を紹介します。インプランテーションディップを経験する人がどのくらいいるのか、具体的にどんな現象が起こるのかなど、気になる疑問の解消に役立ててくださいね。

インプランテーションディップとは?

インプランテーションディップの体験談|妊娠超初期の基礎体温や体調はどう変化する?

「インプランテーションディップ」とは、受精卵が着床する時期に基礎体温が一時的に下がることです。「着床(implantation)」と「下がる(dip)」を組み合わせて作られた俗称で、海外ではよく知られています。

基礎体温とは、朝起きてすぐに測る体温のこと。「低温期」と「高温期」に分かれ、生理開始日から排卵までは低温期、排卵から生理開始日にかけては高温期となるのが一般的です。

生理が28日周期の場合、約2週間ごとに低温期と高温期を繰り返しますが、妊娠すると高温期が2週間以上続くようになります。普段から基礎体温を測っている人であれば、2週間以上たっても基礎体温が下がらないことから、妊娠に気づくこともあるでしょう。

しかし、人によっては、高温期の途中で基礎体温が1〜2日だけガクッと下がることがあります。これをインプランテーションディップといいます。

人によっては、基礎体温の低下だけでなく、だるさや下腹部痛を感じることもあるようです。

しかし、基礎体温がどのくらい下がるかには個人差があるほか、インプランテーションディップが起こる理由は医学的にもまだわかっていません

インプランテーションディップが起きたからといって、必ずしも妊娠のサインであるとはいえないのです。

インプランテーションディップが起こる確率は?

「インプランテーションディップを経験したことがありますか?」という質問に対する回答結果。「ある」と回答した人は16人(8%)、「ない」と回答した人は184人(92%)だった

インプランテーションディップは、妊娠しても必ず起こるわけではありません。それでは、インプランテーションディップを経験する人は、どのくらいいるのでしょうか?

トモニテ編集部では、妊娠を経験した女性200人を対象に、インプランテーションディップに関するアンケートを実施。

インプランテーションディップを経験したことがあるかを調査したところ、「ある」と回答した人は16人(8%)と、1割未満であることが判明しました

インプランテーションディップを経験する人はほとんどいないといえます。

インプランテーションディップの体験談

インプランテーションディップの体験談|妊娠超初期の基礎体温や体調はどう変化する?

ここからは、インプランテーションディップを実際に経験した先輩ママ2人の体験談を紹介します。

インプランテーションディップが起きた当時の状況を詳しく教えてもらったので、ぜひ参考にしてくださいね。

トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
普段の基礎体温はどのくらいでしたか?
36.0~37.0℃くらいでした。
先輩ママ
先輩ママ
低温期は36.2〜36.3℃、高温期は37.1〜2℃とはっきりしていました。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
人によって基礎体温は少し異なるんですね。
インプランテーションディップが起きたときは何℃くらいだったのですか?
36.25℃です。
前日まで36.5℃あった基礎体温が、36.25℃まで下がりました。
先輩ママ
先輩ママ
37.1〜2℃の高温期の体温が続いているなかで、1日だけ36.4℃になりました。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
お2人とも低温期並みの体温まで下がったのですね…ちなみにそれはいつ頃のことですか?
排卵予定日から8日目、生理予定日の7日前でした。
先輩ママ
先輩ママ
排卵予定日の6〜7日後だったと思います。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
いずれも、排卵予定日から1週間前後たった頃に起きたということですね。
その後、体温が低い状態はどのくらい続きましたか?
体温が低かったのは1日だけです。次の日には36.50℃まで戻り、その後36.75°C〜37.00℃の間で推移していました。
先輩ママ
先輩ママ
1日だけです。次の日からまた37.1℃ほどの日が続きました。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
お2人とも1日で体温が元に戻ったのですね。
当時、基礎体温が下がったこと以外に何か体調の変化は感じましたか?
体が重だるく、熱っぽい感じがしました。また、軽い生理痛のような下腹部痛もありました。
先輩ママ
先輩ママ
いつもの高温期と同じような胸の張りはありましたが、インプランテーションの日のみの症状はありませんでした。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
症状の有無にも個人差がありそうですね。
最後に、インプランテーションディップが起きた当時の状況やお気持ちを教えてください。
妊活中は毎日基礎体温を測定しており「そろそろ下がらないかなぁ」と心待ちにしていたので、インプランテーションディップを確認したときは飛び上がるほど喜びました。しかし、当時はこれがリセットなのか、妊娠の徴候なのかはっきりとは分からなかったので、妊娠検査薬を使うまではドキドキでした。検査薬で陽性を確認したあとも「偽陽性だったらどうしよう」「子宮外妊娠だったらどうしよう」といった不安が大きかったです。病院のエコーで胎嚢を確認してから、やっと妊娠を喜ぶことができました。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
もともとインプランテーションディップの存在はご存じだったんですね。
以前から「妊娠すると基礎体温が一時的に下がることがある」ということを知っていたのなら、たしかにインプランテーションディップは嬉しい兆候ですね!
半年以上妊活している中で、下がった体温を見て、また今月もダメだったかと落ち込みました。でも次の日の基礎体温が上がっていて「おや?これは可能性0ではないかもしれないな」と思って気分が上がったのを覚えています。それと同時に、ダメだったときのことを考えて浮かれないように気持ちをコントロールしようとも思っていました。
先輩ママ
先輩ママ
トモニテ編集部員
トモニテ編集部員
インプランテーションディップを知らない場合、基礎体温が下がると不安になりますよね…
とはいえ、基礎体温が急に下がったあとに妊娠が発覚する人もいるので、前向きにとらえられるとよいですね。

インプランテーションディップは必ずしも妊娠のサインではない。参考程度にとらえよう

インプランテーションディップの体験談|妊娠超初期の基礎体温や体調はどう変化する?

インプランテーションディップとは、着床の時期に基礎体温が一時的に下がる現象のことです。

高温期に基礎体温が1〜2日だけガクッと下がり、その後すぐに戻るようなことがあったら、インプランテーションディップの可能性があるでしょう。

しかし、インプランテーションディップには医学的な根拠がなく、妊娠したら必ず起こるものでもありません

インプランテーションディップが起こらなくてもあまり気にしすぎず、あくまで参考程度にとらえてくださいね。

また、基礎体温が下がったからといって「妊娠していないんだ…」と過度に落ち込む必要もありません。「もしかしたらインプランテーションディップかも?」と前向きに考えるようにしましょう。

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