【200人にアンケート】基礎体温が低いまま妊娠出来た経験はある?
生理周期や妊娠の可能性を把握するのに役立つ基礎体温。
妊娠すると基礎体温が高い状態が続くのが一般的ですが、なかには妊娠しても基礎体温が低いままの人もいるようです。
この記事では、基礎体温が低いまま妊娠した人の割合や、実際の体験談を紹介します。
基礎体温の変化について悩んでいる人・詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
生理周期や妊娠の可能性を把握するのに役立つ基礎体温。
妊娠すると基礎体温が高い状態が続くのが一般的ですが、なかには妊娠しても基礎体温が低いままの人もいるようです。
この記事では、基礎体温が低いまま妊娠した人の割合や、実際の体験談を紹介します。
基礎体温の変化について悩んでいる人・詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
基礎体温とは?
基礎体温とは、生命を維持するための最低限のエネルギーしか使っていないときの体温のこと。つまり、寝ているときの体温のことです。
しかし、睡眠中に自分で体温を測ることはできないので、一般的には朝起きて活動を開始する前に測定した体温を指します。
基礎体温は、女性ホルモンの影響で生理周期に合わせて変動します。基礎体温の高さによって「低温期」と「高温期」に分かれ、生理開始日から排卵にかけては低温期、排卵から生理開始日にかけては高温期となるのが一般的です。
基礎体温を毎日測ることで、排卵日や生理予定日、妊娠の有無などを把握できます。自分の体の状態を知るためにも、毎朝検温する習慣をつけられるとよいですね。
基礎体温が多少ガタガタでも気にしなくてOK
基礎体温を毎日測っていても「日によってバラバラ」「グラフがガタガタ」という人もいるでしょう。
基礎体温は、その日の気温・室温や体調、測り方などのちょっとしたことで変わります。
基礎体温に多少のブレがあっても、月全体でざっくり低温期と高温期に分かれていれば問題ありません。
ただし、低温期と高温期の差がほとんどなく、横ばいの場合、排卵が行われていない可能性があります。基礎体温の動きについて気になることがあれば、早めに医師に相談しましょう。
妊娠すると基礎体温はどう変化する?
妊娠すると、生理予定日になっても高温期が続くようになります。
生理周期が28日の場合、妊娠していないときは約14日ごとに低温期と高温期を繰り返します。しかし、妊娠すると高温期が14日以上続くようになるのです。
16日以上高温期が続くと、妊娠の可能性が高いといわれています。
【体験談】基礎体温が低いまま妊娠したことはある?
妊娠すると高温期が続くのが一般的ですが、妊娠しても基礎体温が低いままのこともあるのでしょうか?
そこでトモニテ編集部では、妊活経験がある女性200人を対象に、妊娠超初期の基礎体温に関するアンケートを実施。
低温期並みの基礎体温のまま妊娠したことがあるかを調査したところ「はい」と回答したのは8人(4%)にとどまりました。
ほとんどの人が、妊娠すると基礎体温が高くなっていることがわかります。
しかし、基礎体温が低いまま妊娠した人も一定数いることから、基礎体温が低いままだからといって、必ずしも妊娠していないとは限らないのかもしれません。
妊娠しても基礎体温が低いままだった人に、当時の体温や体調の変化について尋ねると、以下のコメントが寄せられました。
妊娠発覚時も基礎体温の変動がなく、むしろ低温期並みだったので「妊娠したかも?」とは思いませんでした。その他に風邪のような初期症状があったので、検査薬を試したところ妊娠が発覚しました。
KOHAさん/20代/パート・アルバイト/中部地方在住/1児のママ
妊娠したときも、いつも通りの体温だったので気にしていなかった。
やゆよさん/30代/会社員(契約・派遣社員)/中国地方在住/2児のママ
妊娠時も基礎体温での変化は感じなかったが、病院で妊娠を確認できた。
wakuさん/40代/専業主婦/関東地方在住/1児のママ
基礎体温が低いままだった人のなかでは、もともと低温期と高温期の差があまり明確でなかった人が多くみられました。
今回のアンケート結果を分析しても、低温期と高温期の差があまりなかった人は、低温期並みの基礎体温で妊娠する割合が高い傾向がありました。
低温期と高温期の差がはっきりしていた人のうち、低温期並みの基礎体温のまま妊娠した人は3.2%にとどまっています。
一方、低温期と高温期の差が明確でなかった人では、低温期並みの基礎体温のまま妊娠した人の割合が17.4%と、差がはっきりしていた人に比べ高くなっているのです。
普段基礎体温を測っていて「低温期と高温期できれいに分かれないな」「差がよくわからないな」と感じている人は、妊娠しても基礎体温の変化に気づきづらいかもしれませんね。
基礎体温が低いまま妊娠するのはレアケース。体の変化を感じたら検査して
基礎体温とは、生命を維持するために必要な最小限のエネルギーしか消費していないときの体温のことです。朝、目が覚めてベッドから起き上がる前に測りましょう。
妊娠すると基礎体温が高くなるのが一般的ですが、なかには基礎体温が低いままのこともあります。
基礎体温が上がっていなくても、気になる症状があれば一度妊娠検査薬で検査をしてみましょう。
妊娠検査薬で陽性が出たら妊娠の可能性があるので、産婦人科を受診してください。
- 基礎体温とは、寝ているときの体温のこと。朝起きてすぐに測定しよう
- 基礎体温は低温期と高温期に分かれ、生理周期に合わせて変動する
- 妊娠すると高温期が続くのが一般的
- なかには基礎体温が低いまま妊娠するケースもある
- 基礎体温が低くても、気になる症状があれば検査・受診を
【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
掲載情報に基づく判断はユーザーの責任のもと行うこととし、必要に応じて適切な医療機関やかかりつけの病院などに相談・受診してください。