
【生後10ヶ月】睡眠時間の目安・昼夜のリズム・整え方を解説
生後10か月の赤ちゃん、昼寝が2回で足りるのか、夜にうまくまとまって眠れない日があるのはなぜか…と悩むことはありませんか? また、「昼寝が長すぎて夜に響くのでは?」「逆に短すぎて大丈夫?」と心配になる人も少なくありません。そこでこの記事では、生後10ヶ月の赤ちゃんに必要な睡眠時間の目安やサイクル、寝ない・寝すぎの原因と対処法、さらに1日の流れやスケジュール例をまとめました。赤ちゃんの睡眠に安心感を持ちたいママ・パパはぜひ参考にしてくださいね。
生後10か月の赤ちゃん、昼寝が2回で足りるのか、夜にうまくまとまって眠れない日があるのはなぜか…と悩むことはありませんか? また、「昼寝が長すぎて夜に響くのでは?」「逆に短すぎて大丈夫?」と心配になる人も少なくありません。そこでこの記事では、生後10ヶ月の赤ちゃんに必要な睡眠時間の目安やサイクル、寝ない・寝すぎの原因と対処法、さらに1日の流れやスケジュール例をまとめました。赤ちゃんの睡眠に安心感を持ちたいママ・パパはぜひ参考にしてくださいね。
生後10ヶ月の睡眠時間の目安とサイクル

生後10ヶ月になると、赤ちゃんの生活リズムはだいぶ安定してきますが、まだ個人差が大きいため「本当にこれでいいの?」と不安になることもあるでしょう。
ここでは、安心して日々を過ごせるように、平均的な睡眠時間やサイクルについてまとめました。
1日の合計睡眠時間の目安
生後10ヶ月の赤ちゃんは、1日におよそ10~12時間寝ます。夜に9~11時間まとまって眠り、昼寝は2回で合計2〜3時間ほどが一般的です。
昼寝が短くても、夜にしっかり眠れていれば問題ありません。生活のリズムが安定してくる時期なので、合計時間を目安に柔軟に考えましょう。
睡眠サイクルの特徴と例
生後10ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠サイクルはおよそ60~90分と、大人に比べて短いのが特徴です。浅い眠りと深い眠りが切り替わるタイミングで目を覚ますこともありますが、徐々に自分で再入眠できるようになっていきます。
夜間の授乳回数も減り、ママ・パパもまとまった睡眠が取りやすくなる時期だといえるでしょう。
日中と夜間の違い
日中は活動量が増えることで昼寝も安定してきますが、環境の影響を受けやすい状態は続くため、物音や遊びの刺激によって短時間で起きることもあります。
一方で夜は暗さや静けさが眠りをサポートし、まとまった時間眠れる子が増えます。昼は2回の休息、夜は長時間の睡眠というリズムを意識すると1日のリズムが整いやすくなります。
寝ない/寝すぎの主な原因と対処法

生後10ヶ月は生活リズムが安定しやすい時期ですが、それでも「なかなか寝ない」「長く寝すぎる」と感じることがあるでしょう。こうした不安の原因を知り、適切に対応することで赤ちゃんも親も安心して過ごせます。
ここでは主な要因とその対処法を紹介します。
お世話編(授乳・ゲップ・おむつなど)
寝つきの悪さや夜中の目覚めの多くは、基本的なお世話に関係しています。授乳の間隔が空きすぎて空腹になったり、ゲップが出ずに不快感が残ったりすると眠りにくくなります。
また、おむつの濡れや蒸れも影響するため、寝る前にしっかり準備を整えてあげましょう。
環境編(室温・湿度・明るさなど)
赤ちゃんは周囲の環境に敏感なため、環境が快適かどうかが眠りの質を左右します。室温は20〜24℃、湿度は50〜60%を目安に調整しましょう。
夜は照明を暗めにして静かな環境を整えることで、体が自然に休息モードに切り替わります。昼間は光を浴びて活動的に過ごすと、昼夜のリズムがより安定します。
タイミング編(眠いサインの見逃し・刺激過多など)
生後10ヶ月の赤ちゃんは3.5〜4時間ほど起きていられることが多いですが、子の時間には個人差があります。あくびや目をこするなどの眠いサインを見逃すと、疲れすぎて寝ぐずりにつながります。
また、遊びや刺激が多すぎると興奮してしまい寝つけないこともあるため、夕方以降は適度に落ち着いた時間を作ることが大切です。
体調編(発熱・ぐったり・授乳量減少など)
普段と比べて極端に寝ない、あるいは長く寝すぎる場合は、体調不良のサインかもしれません。発熱している、ぐったりして反応が鈍い、授乳量が著しく減るといった症状が見られる場合は注意が必要です。
不安を感じたら早めに小児科を受診するようにしましょう。
毎日の過ごし方(生後10ヶ月)

生後10ヶ月は、昼寝や夜の睡眠リズムがより安定してくる時期です。昼寝の回数や活動時間を調整することで、夜のまとまった眠りにつながります。
ここでは日々の過ごし方のポイントを紹介します。
昼寝は2回・各1時間以上を目安に
昼寝は午前と午後の2回が基本となり、それぞれ1時間以上眠れると、夜の睡眠も安定しやすくなります。午前は1〜1.5時間、午後は1.5〜2時間が目安です。
短すぎると夜に疲れすぎることや寝ぐずりにつながることがあるため、昼寝の質と量を意識すると安心です。
起きていられる時間の目安
起きていられる時間はおよそ3.5〜4時間です。午前中は比較的短め、午後から就寝まではやや長めに活動できることが多いです。活動時間は無理に延ばさず、赤ちゃんが見せる眠いサインを目安に寝かしつけを行うことで、自然なリズムを保てます。
昼寝が足りない日はどうする?
基本は早寝で調整し、第3の昼寝は追加しないのが一般的です。
昼寝の時間が十分にとれなかった日は、就寝時間を少し早めにして調整するのが基本です。10ヶ月ごろは昼寝2回が定着してくる時期のため、無理に3回目を追加する必要はありません。早寝を意識することで、夜の睡眠リズムが崩れにくくなります。
「昼寝の合計時間」をチェックすると夜のリズムが安定しやすいです。
昼寝の回数にこだわるのではなく、1日の合計時間が2〜3時間程度確保できているかを確認するようにしましょう。午前の昼寝が短くても午後の昼寝で補えていれば問題ありません。
合計時間を意識することで夜の寝つきも安定し、リズムを保ちやすくなります。
この先の変化と1日の流れ(生後10ヶ月)

10ヶ月になると昼寝2回と夜のまとまった睡眠というパターンが安定してきて、生活のリズムがより整いやすくなります。ただし、昼寝の長さや就寝時間のずれが夜の眠りに影響することもあるため、全体のバランスを意識することが大切です。
1日の睡眠スケジュール例
朝7時ごろに起床し、午前中に1時間前後の昼寝、午後に1.5〜2時間の昼寝をとるのが一般的です。就寝は19〜20時台が目安で、夜は9〜11時間まとまって眠れる子が増えます。
昼寝と夜の睡眠を合わせて10~12時間前後になるよう調整すると、安定したリズムにつながります。
昼寝が長すぎる日は夜に影響
午後の昼寝が2時間を超えるなど長引くと、夜の寝つきが遅くなったり、就寝後に目を覚ましやすくなったりすることがあります。昼寝が長すぎた場合は夕方の活動時間をしっかり確保し、夜の就寝を早めすぎないように調整してみましょう。
昼寝と夜の睡眠のバランスを取ることが健やかな睡眠につながります。
10ヶ月の赤ちゃんは昼寝時間を調整して夜の入眠をスムーズにしよう

生後10ヶ月の赤ちゃんは、1日の合計睡眠時間が10~12時間で、昼寝は2回に落ち着くのが一般的です。昼寝と夜の睡眠リズムが安定してきますが、発達や日による変化で乱れることもあります。そんなときも焦らず、合計時間の睡眠時間と生活リズムを大切にすれば大丈夫です。親子ともに安心できる毎日を目指しましょう。
- 生後10ヶ月の赤ちゃんは1日で合計10~12時間寝る
- 昼間の活動が増え、昼寝2回と夜のまとまった睡眠というリズムが整ってくる
- 寝ない・寝すぎの場合は基本的なお世話や体調を確認しよう
- 昼寝が短かった日は追加の昼寝はせず夜の就寝時間を早めよう
- 昼寝が長すぎた日は夕方に活動時間をしっかり確保し、就寝に備えよう
育児が不安なママ・パパをサポート
トモニテの記事は、アプリでもっと便利に読むことができます。
アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。
ボタンタップで手軽な育児記録

© every, Inc.
生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。
1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる

© every, Inc.
食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。
大切な成長記録を印刷して残せる

トモニテアプリに記録した育児記録は、無料でPDFファイルとして出力ができます。
身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。
サイベックスベビーカー当たる!
人気のベビーカー「サイベックス リベル」が当たるよ♪