
「タミータイム」はいつから?赤ちゃんの発達を助ける遊び方と安全策を解説
「タミータイムっていつから始めればいいのだろう」と思うことはありませんか?発達や頭の形のゆがみ防止に効果的ではあるものの、具体的なやり方や安全面が心配な人も多いでしょう。そこでこの記事では、タミータイムの定義や必要性、月齢別の目安時間、正しいやり方と安全な環境づくりについてまとめました。赤ちゃんの発達をサポートしたい人や、頭の形が気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
「タミータイムっていつから始めればいいのだろう」と思うことはありませんか?発達や頭の形のゆがみ防止に効果的ではあるものの、具体的なやり方や安全面が心配な人も多いでしょう。そこでこの記事では、タミータイムの定義や必要性、月齢別の目安時間、正しいやり方と安全な環境づくりについてまとめました。赤ちゃんの発達をサポートしたい人や、頭の形が気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
タミータイムとは?

赤ちゃんの発達をサポートする遊びとして注目されている「タミータイム」。首すわりや寝返りの練習だけでなく、頭の形のゆがみ予防や親子のコミュニケーションにもつながる大切な時間です。
まずはタミータイムの定義や必要性、得られる効果について整理していきましょう。
タミータイムの定義と由来
タミータイムとは、赤ちゃんが起きている時に、保護者の見守りのもとでうつ伏せにする時間のことです。英語の「tummy(おなか)」に由来し、海外では新生児期からこの時間をとることが推奨されています。
仰向けで過ごす時間が多い赤ちゃんにとって、腹ばいの姿勢で体を動かすことは、発達を支える大切な刺激になります。
なぜ必要?仰向け育児とのバランス
現在は、SIDS(乳幼児突然死症候群)予防のために仰向け寝が推奨されています。一方で、仰向けだけで過ごすと、頭の形のゆがみや運動機能の発達の遅れにつながることがあります。
うつ伏せで過ごすタミータイムはそのバランスを補い、赤ちゃんの体にさまざまな刺激を与える役割を担っています。
期待できる効果
タミータイムを続けることで、首や背中、腕などの筋肉が自然に鍛えられます。これにより首すわりや寝返り、ハイハイなどがスムーズになりやすいです。
また、仰向けで寝続けることで頭の後ろが平らになる「絶壁頭」の予防や、視野が広がることで好奇心や認知発達を促す効果も期待できます。親子で向き合う時間が増え、コミュニケーションのきっかけにもなります。
いつから・どれくらいやる?

タミータイムは「安全にできる時期」と「無理のない時間配分」を意識することが大切です。月齢ごとに赤ちゃんの発達段階が異なるため、少しずつ慣らしていく必要があります。
ここでは、生後0か月から6か月以降までの時間の目安と、終了のタイミングについて見ていきましょう。
生後0〜3ヶ月
生まれて間もない時期は、数秒〜1分程度から始めると安心です。赤ちゃんがご機嫌な時に、ママ・パパの胸の上や膝の上で腹ばいにするだけでも十分です。最初は嫌がることもありますが、1日に数回繰り返すことで徐々に慣れていきます。
赤ちゃんの様子をよく観察しながら、少しずつ時間を延ばしましょう。
生後3〜6ヶ月
首がしっかりしてくるこの時期は、3〜5分程度を1日に数回行うのが目安です。おもちゃや鏡を置いて視線を誘導すると、自分から顔を上げる練習になります。体幹や腕の筋肉が発達し、寝返りの準備にもつながる大切な時期です。
安全なスペースで楽しい雰囲気をつくると、赤ちゃんも嫌がらずに続けやすくなります。
生後6ヶ月以降
寝返りやずりばいが始まる頃には、タミータイムの時間も自然に長くなります。自由に動ける広い場所で、5〜10分を1日に複数回行うのがおすすめです。視野や手足の使い方がさらに広がり、ハイハイにつながる動きが増えるでしょう。
親子で遊びながら取り入れると、赤ちゃんにとって楽しい習慣になります。
終了の目安は?
タミータイムは、ハイハイが安定し、自由に動き回れるようになった頃が終了の一つの区切りと考えられます。一般的には1歳前後までが目安ですが、必ずその頃にやめなければいけないわけではありません。
赤ちゃん自身が自分で腹ばいをとれるようになれば、日常生活の中で自然とタミータイムの役割を果たすようになります。
正しいやり方と安全な環境づくり

タミータイムを安心して続けるには、段階的に始めることと安全な環境づくりがとても大切です。無理に長時間行わず、赤ちゃんがリラックスできる工夫を取り入れながら少しずつ慣らしていきましょう。
ここでは、始め方と安全面での注意点、嫌がる場合の対応について紹介します。
段階的な始め方
最初はママ・パパの胸や膝の上でうつぶせにし、赤ちゃんの顔が見える位置で声をかけながら行います。慣れてきたら硬めのマットや床に移し、短時間から徐々に時間を延ばしていきましょう。
おもちゃや鏡を置いて目線を誘導すると、自ら頭を持ち上げやすくなります。小さな達成感を積み重ねることで、自然に楽しめるようになるでしょう。
安全に行うために
タミータイムは必ずママやパパがそばで見守り、柔らかい布団やソファではなく、硬く平らな場所で行いましょう。周囲にクッションや毛布を置かないことも、窒息防止のために重要です。
授乳直後は吐き戻しのリスクがあるため避け、赤ちゃんの機嫌がよいタイミングを選ぶと安心です。
嫌がる・泣く時はどうする?
泣いてしまう時は無理をせず、まずは数秒だけ挑戦する形に切り替えても大丈夫です。親が目線を合わせて笑顔で声をかけたり、手の届く場所におもちゃを置いたりする工夫で気を引いてみましょう。
「できた!」という経験を少しずつ重ねると、泣かずに過ごせる時間が増えていきます。
タミータイム中に寝てしまったら?
うつぶせ寝は窒息リスクがあるため、必ず仰向けに戻してください。
赤ちゃんがタミータイム中に寝てしまった場合は、そのままにせず必ず仰向けに戻してください。うつぶせ寝は呼吸が妨げられる危険があるため、短時間であっても避けましょう。安全を優先しつつ、また次回挑戦するようにすれば十分です。
タミータイムを習慣づけて赤ちゃんの発達をサポートしよう

タミータイムは、赤ちゃんの筋力や運動発達を促し、頭の形のゆがみを予防する大切な習慣です。月齢に合わせて少しずつ時間を延ばし、安全な環境で見守りながら続けましょう。泣いてしまう場合は無理をせず、短時間から少しずつ慣らしていけば大丈夫です。親子で楽しみながら取り入れることで、成長を安心して支えることができます。
- タミータイムとは赤ちゃんがうつ伏せで過ごす時間のこと
- タミータイムは筋力の発達や頭の形のゆがみ防止に効果的とされている
- 生後間もない頃から始めることができ、月齢に合わせて時間を延ばしていこう
- 自由に動き回れるようになる1歳前後まで続けるのがおすすめ
- タミータイム中に寝てしまったら窒息防止のために仰向けにしてあげよう
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