
「昼寝しないのはうちだけ?」月齢別の目安と“今日からできる”工夫
「赤ちゃんが昼にしっかり寝ない」と悩んでいませんか?せっかく寝かしつけてもすぐ起きてしまうことに困っている人も多いでしょう。また、「昼寝をしないと発達に影響があるのでは……」と不安になる人も少なくありません。この記事では、赤ちゃんが昼寝をしない理由や月齢ごとの目安、昼寝しやすくなる環境づくりや習慣についてまとめています。昼寝に悩むママ・パパに役立つ内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。
「赤ちゃんが昼にしっかり寝ない」と悩んでいませんか?せっかく寝かしつけてもすぐ起きてしまうことに困っている人も多いでしょう。また、「昼寝をしないと発達に影響があるのでは……」と不安になる人も少なくありません。この記事では、赤ちゃんが昼寝をしない理由や月齢ごとの目安、昼寝しやすくなる環境づくりや習慣についてまとめています。昼寝に悩むママ・パパに役立つ内容なので、ぜひ参考にしてくださいね。
どうして昼寝しないの?赤ちゃんの“あるある”背景

「せっかく寝かしつけたのに、全然寝てくれない」「30分で昼寝から起きちゃう……」などの悩みは多くのママ・パパが経験します。実は、赤ちゃんが昼寝をしないのには、月齢や生活リズムによる自然な理由があることも少なくありません。
ここでは、赤ちゃんが昼寝をしない場合に考えられる背景を整理してみましょう。
月齢ごとの睡眠リズムの変化(3〜4ヶ月・5〜8ヶ月・9ヶ月以降)
生後3〜4ヶ月になると昼夜の区別がつき始めますが、まだリズムが不安定で昼寝の長さもバラバラです。5〜8ヶ月頃になると起きていられる時間が延び、昼寝は3回から2回に移行していきます。9ヶ月以降は夜にさらにまとまった睡眠をとるようになり、昼寝が2回で安定してきます。
このように、月齢ごとのリズム変化が「昼寝しない」原因になっている場合も多いのです。
朝寝・昼寝・夕寝の配分が崩れやすいタイミング
赤ちゃんは成長に合わせて昼寝の回数が減っていきます。その過渡期には「朝寝が長すぎて昼寝ができない」「夕方眠くなるようだけれど、そのタイミングで寝かせると夜が遅くなる」といった調整の難しさが出やすいです。
特に夕寝の扱いは悩みがちで、夜の就寝時間との兼ね合いに影響します。昼寝がうまくいかない時期は、まさに配分の切り替え時期であることが多いでしょう。
昼寝が短い・全くしないのは「正常な発達段階」のことも
昼寝が20〜30分で終わってしまったり、どうしても寝ない日が続いたりすると、心配になりますよね。しかし、これは必ずしも異常ではなく「よくある発達の一過程」であることが多いです。
体力や脳の発達によって赤ちゃんに必要な睡眠時間は少しずつ変化し、寝つきやすさも影響を受けます。赤ちゃんが元気に遊び、夜にまとめて眠れているなら、昼寝が少なくても過度に不安になる必要はありません。
昼寝の目安を知って安心!月齢別の回数と時間

「うちの子は寝すぎ?それとも睡眠が足りない?」と不安になるママ・パパは少なくありません。昼寝は赤ちゃんの成長や月齢によって必要な回数や合計時間が変わります。目安を知っておくことで「寝ない=問題」とすぐに思い込まずに済み、安心して過ごせるようになります。
ここからは月齢ごとの昼寝の目安を見ていきましょう。
生後3〜4ヶ月
この時期は昼夜のリズムが少しずつ整い始めますが、まだ不安定で昼寝時間はバラバラです。1日の昼寝は合計で3〜4回、トータル3〜4時間ほどが目安とされます。30分で起きる日もあれば2時間続けて眠る日もあるなど、波があって当然の時期です。
無理に長く寝かせようとせず、赤ちゃんのペースを大切にしましょう。
生後5〜8ヶ月
活動時間が延びてくるため、昼寝は2〜3回にまとまりやすくなります。合計で2.5〜3.5時間程度が目安で、午前・午後・夕方に分けて眠ることが多いです。
ただ、夕方の遅い時間に長く寝ると、夜の就寝が遅くなることもあります。赤ちゃんの機嫌や夜の就寝のタイミングから逆算し、夕寝は短めに調整すると安心です。
生後9ヶ月〜1歳
体力がついてくると、昼寝は2回で安定してきます。午前と午後に1時間〜1時間半ずつ、合計で2〜3時間程度眠るのが目安です。なかには午後の1回だけにまとまってくる子も出てきます。
この変化は自然な流れであり、昼寝の減少は成長のサインです。無理に回数を保とうとせず、夜の睡眠とのバランスを意識しましょう。
昼寝がしやすくなる!環境と習慣づくり

赤ちゃんはママやパパが「昼寝の時間になったから寝かせよう」と思っても、なかなかうまくいかないものです。そこで、赤ちゃんが眠りやすい環境を整え、毎日の習慣を積み重ねることで、自然に眠りにつけるようにしましょう。
ここではスムーズな昼寝を助ける環境づくりと習慣の工夫について紹介します。
部屋の明るさと音の工夫
昼寝の環境で大切なのが「刺激を減らす」ことです。カーテンを閉めて部屋を少し暗めにし、光の差し込みを和らげると眠りやすくなります。また、生活音で起きやすい赤ちゃんには、ホワイトノイズや心地よい音楽を流すのも効果的です。
完全な無音よりも、ある程度雑音があるほうが安心して眠れることもあります。
室温・湿度の目安と空調の整え方
赤ちゃんは大人と比べて体温調節の能力が未熟なため、快適な室温と湿度を保つことが眠りに直結します。室温は夏は26~28℃前後、冬は20~23℃前後が目安です。湿度は40〜60%を意識すると呼吸がしやすく、眠りも深まりやすくなります。
エアコンや加湿器を上手に使い、直風が当たらないように調整してあげましょう。
入眠の合図になるルーティン
毎回同じ流れで寝かしつけると、赤ちゃんにとって「今から寝る時間だ」とわかりやすくなります。たとえば、カーテンを閉める→抱っこで一曲歌う→ベッドに置く、というようなシンプルな流れで十分です。
こうした小さな習慣の積み重ねが安心感につながり、昼寝へのスムーズな切り替えを助けます。
赤ちゃんの昼寝の回数・時間は月齢によって変化していく

赤ちゃんが昼寝をしないのは、成長に伴うリズムの変化や環境の影響など、自然な場合も多くあります。月齢ごとの目安や快適な環境づくりを知ることで、不安を減らしながら対応できるようになるでしょう。昼寝が短い日やまったくしない日があっても、夜の睡眠でカバーできれていれば大きな問題はありません。ママ・パパ自身も「うまくいかない日があって当然」と受け止めて、無理のない工夫を続けていきましょう。
- 赤ちゃんの昼寝は月齢や発達段階によって変化する
- 元気に過ごしているようであれば昼寝が少なくても心配ないことが多い
- 赤ちゃんの昼寝はその日によって波があり、夜の睡眠の質を保つことが重要
- 室温や湿度を調整して赤ちゃんが快適に眠れる環境をつくろう
- 入眠ルーティンをつくると赤ちゃんが寝る時間を認識しやすくなる
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