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これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないことに悩んでいませんか?夜中に何度も起きる、または、なかなか寝つかない赤ちゃんに戸惑うママ・パパは多いものです。また、昼寝や寝かしつけの方法が合っているのか不安な人もいるでしょう。この記事では、生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の目安や寝ない原因、今夜からできる工夫や一時的な睡眠退行への対応までを紹介します。ママ・パパに寄り添いながら解説していますので、安心して参考にしてくださいね。

生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないことに悩んでいませんか?夜中に何度も起きる、または、なかなか寝つかない赤ちゃんに戸惑うママ・パパは多いものです。また、昼寝や寝かしつけの方法が合っているのか不安な人もいるでしょう。この記事では、生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間の目安や寝ない原因、今夜からできる工夫や一時的な睡眠退行への対応までを紹介します。ママ・パパに寄り添いながら解説していますので、安心して参考にしてくださいね。

生後3ヶ月の赤ちゃん、どれくらい寝るのが普通?

これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

生後3ヶ月頃は、昼夜のリズムが少しずつ整いはじめる時期です。しかし「全然寝てくれない」と感じるママ・パパが多いのも事実です。そこで、この時期の赤ちゃんが本来どれくらい眠るものなのかを知ることが安心につながります。

目安を押さえることで「うちの子は大丈夫かな?」という不安が和らぎ、原因や工夫を考える第一歩になります。

総睡眠時間の目安は約14〜15時間

生後3ヶ月の赤ちゃんの1日の合計睡眠時間は、約14〜15時間とされています。新生児期のように1日中寝ていることはなくなり、日中起きている時間も少しずつ延びてきます。もちろん個人差があるため、合計睡眠時間が13時間程度でも元気に過ごしていれば心配はいりません。

大切なのは「トータルで目安に近い時間数眠れているか」という視点で見守ることです。

昼寝と夜の睡眠のバランス

この時期は夜にまとまって眠れるようになりはじめ、昼寝の回数はおおよそ3回に落ち着いてきます。たとえば昼寝は午前・午後・夕方に分かれるパターンが多く、夜は4〜6時間まとまって眠る赤ちゃんもいます。

ただし、昼寝が遅い時間まで長引くと夜の寝つきに影響するため、夕寝は短めに切り上げるのが安心です。

覚醒できる時間の目安

赤ちゃんが機嫌よく起きていられる時間は「覚醒時間」と呼ばれます。生後3ヶ月ではおよそ90分が目安で、この時間を超えるとぐずったり、逆に眠りにつきにくくなります。そのため、授乳や遊びを含め、起きてから1時間半ほどを目安に寝かしつけを始めるとスムーズです。

覚醒時間を意識するだけで「なかなか寝ない」が和らぐことも多いですよ。

なぜ寝ない?生後3ヶ月でよくある原因とは

これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

「寝ないのはうちの子だけ?」と悩むママ・パパは少なくありません。実は、生後3ヶ月頃に眠りにくくなるのは珍しいことではなく、いくつか共通する原因があります。どんな原因があるかを知ることで、対応のヒントが見えてくるでしょう。

ここでは代表的な原因を紹介します。

刺激が多すぎて興奮してしまう

この時期の赤ちゃんは視覚や聴覚が発達し、周りの刺激をぐんぐん吸収します。そのため昼間におでかけや来客が続いたり、テレビや明るい光にさらされたりすると、興奮して眠れなくなることがあります。

寝る前は部屋を少し暗くし、静かに過ごす時間をつくると、赤ちゃんが落ち着いて眠りに入りやすくなります。

昼寝や夕寝のリズムが崩れている

昼寝が長すぎたり夕方遅くまで眠ってしまったりすると、夜の寝つきが悪くなることがあります。生後3ヶ月頃は昼寝を午前・午後・夕方の3回に分けるのが目安で、特に夕寝は短めにすると夜にスムーズに眠れることが多いです。

「昼寝の質とタイミング」が夜の睡眠に大きく影響するため、リズムを意識してみましょう。

抱っこや授乳など寝かしつけの「クセ」

抱っこや授乳は赤ちゃんにとって安心できる方法ですが、「クセ」になり、それがないと眠れなくなってしまうことも。具体的には、布団に下ろすと起きてしまう、授乳が終わるとすぐに泣くといった悩みにつながります。

そこで、少しずつ抱っこや授乳以外の寝かしつけ方法を取り入れることで、自分で眠りに入る力を育てる練習にもなります。

ゲップ・便秘・暑さ寒さなどの不快感

赤ちゃんは大人より体調や環境の影響を強く受けます。ゲップが出ずにおなかが苦しい、便秘で張っている、または室温が合わないなどが眠れない原因になります。授乳後はしっかり縦抱きでゲップをさせたり、室温を夏は26~28℃、冬は20~23℃に保ったりすると快適に眠れるようになるでしょう。

クエスチョン吹き出し

生後3ヶ月で夜中に何度も起きるのは異常ですか?

  • クエスチョン回答吹き出し

    発達の一過程としてよくあること。目安の範囲内なら心配いりません。

    赤ちゃんは成長に合わせて眠りのリズムが変化していきます。生後3ヶ月の赤ちゃんが夜間に何度か起きるのは「普通の発達の一部」です。日中に元気に過ごせていて、体重も増えていれば、大きな心配は不要です。ママ・パパは「眠りのリズムはいずれ整っていくもの」と受け止め、焦らずサポートしてあげましょう。

今夜からできる!寝やすい環境と寝かしつけの工夫

これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

「どうしても寝てくれない……」と悩む夜でも、ちょっとした工夫で赤ちゃんが安心しやすくなることがあります。大切なのは、眠りに入りやすい環境と習慣を整えてあげること。

今日から取り入れられるポイントを押さえて、赤ちゃんの眠りをスムーズにしましょう。

部屋の明るさ・音・室温を整える

赤ちゃんは環境の影響を強く受けるため、まずは眠る場所を整えることが大切です。夜は豆電球程度の明かりにし、テレビやスマホの光を避けましょう。生活音は完全に消さなくてもよいですが、音量を小さめに抑えると安心です。

室温は夏は25~28℃、冬は20~23℃、湿度は50〜60%を目安にすると快適に過ごせます。環境を整えるだけでも眠りやすさが大きく変わります。

おくるみ・抱っこ・トントンなどの安心ケア

生後3ヶ月の赤ちゃんは、眠るための「安心できる刺激」がまだ必要です。おくるみで体をやさしく包むとモロー反射が抑えられ、落ち着きやすくなります。抱っこでゆらゆらしたり、布団の上で背中やおなかをトントンするのも効果的です。

赤ちゃんによって合う方法は違うため、いくつか試して「心地よく落ち着けるケア」を見つけてあげましょう。

寝かしつけルーティンで「眠る合図」をつくる

眠る前に毎日同じ流れをつくることで、赤ちゃんは「そろそろ寝る時間」と理解しやすくなります。たとえば「お風呂→授乳→部屋を暗くする→子守歌や絵本」といったシンプルなルーティンで十分です。

毎日同じ順番で行うことがポイントで、繰り返すことでスムーズに眠りにつきやすくなります。

一時的な「睡眠退行」?どう乗り切ればいい?

これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

生後3ヶ月頃になると、突然「急に寝なくなった」と感じることがあります。これは「睡眠退行」と呼ばれる現象で、成長のサインでもあります。永遠に続くわけではなく、一時的なものなので大きな心配はいりません。

ここでは、睡眠退行のサインや乗り切り方を紹介します。

睡眠退行に見られるサインと続く期間

寝つきが悪くなる、夜中に何度も目を覚ます、昼寝が短く途切れるなどは、睡眠退行の時期によく見られる変化です。睡眠退行は脳や身体の発達によって睡眠のリズムが変化することが原因であり、多くは2週間から1ヶ月ほどで落ち着いてきます。

一時的な揺らぎと理解することで、不安を和らげることができます。

日中のスキンシップや活動でリズムを整える

睡眠退行中でも、日中の過ごし方を工夫することで、夜のリズムを整えやすくなります。しっかり抱っこしたり声をかけたりするスキンシップは安心感を高め、適度な遊びやお散歩は心地よい疲れにつながります。

朝に光を浴び、昼は活動、夜は静かな時間とメリハリをつけることが、回復をスムーズにするポイントです。

睡眠退行でリズムが崩れても昼夜のメリハリをつけることを心がけよう

これって普通?生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないときの原因と対処法について

生後3ヶ月の赤ちゃんが寝ないのは、成長の過程でよくあることです。総睡眠時間や昼寝のリズム、環境を整える工夫を知っておくだけで「大丈夫」と思えるようになりますよ。睡眠退行も一時的なもので、必ず落ち着いていきます。無理をせず、できる工夫から取り入れてみましょう。赤ちゃんの成長を信じて、ママ・パパも少し肩の力を抜いて大丈夫ですよ。

  • 生後3ヶ月の赤ちゃんは1日に合計で約14〜15時間眠る
  • 3ヶ月になると90分程度活動でき、昼寝は3回にまとまってくる
  • 刺激が多かった日や不快感がある場合は眠りにくくなる
  • 寝室環境や入眠ルーティンを整えて、赤ちゃんが快適に眠れるようにしよう
  • 睡眠リズムが乱れる睡眠退行は3ヶ月の赤ちゃんによく見られる一般的な現象

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