
【生後11ヶ月】赤ちゃんが寝ないのはなぜ?夜泣き・昼寝・入眠のコツを解説
「生後11ヶ月になったのに、まだスムーズに寝ない」と悩んでいませんか?夜になかなか寝なかったり、夜泣きで何度も起きてしまったりする赤ちゃんに困っているママやパパも多いでしょう。また、夜間授乳をやめるべきか、昼寝や生活リズムをどう整えればいいのか迷っている人もいるはずです。そこでこの記事では、11ヶ月の赤ちゃんが寝ない主な原因や生活リズムの整え方、寝かしつけの工夫について解説します。今の状況を改善したいと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
「生後11ヶ月になったのに、まだスムーズに寝ない」と悩んでいませんか?夜になかなか寝なかったり、夜泣きで何度も起きてしまったりする赤ちゃんに困っているママやパパも多いでしょう。また、夜間授乳をやめるべきか、昼寝や生活リズムをどう整えればいいのか迷っている人もいるはずです。そこでこの記事では、11ヶ月の赤ちゃんが寝ない主な原因や生活リズムの整え方、寝かしつけの工夫について解説します。今の状況を改善したいと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
生後11ヶ月なのに寝ないのは普通?それとも異常?

生後11ヶ月の赤ちゃんは、心も体もどんどん成長していきます。一方で、「夜になかなか寝ない」「何度も起きる」と悩むママやパパも少なくありません。実はこの時期に「寝ない」と感じるのはよくあることで、必ずしも異常ではないといえます。
ここでは、11ヶ月の赤ちゃんの睡眠の目安や影響しやすい要因を整理していきます。
11ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間と昼寝回数の目安
11ヶ月の赤ちゃんの平均的な睡眠時間は、1日トータルで11〜13時間ほどです。夜に9〜11時間まとまって眠り、昼寝は1〜2回で合計2〜3時間が目安とされています。ただし個人差が大きく、昼寝が1回にまとまる子もいれば、まだ2回必要な子もいます。
「うちの子は少し違うかも」と思っても、機嫌や日中の様子が安定していれば心配はいりません。
活動量や発達(後追い・分離不安・歯ぐずり)が眠りに影響する
生後11ヶ月は伝い歩きやハイハイが活発になり、活動量が一気に増える時期です。その分、体は疲れているのに頭は興奮した状態が続き、寝つきが悪くなることがあります。また「後追い」や「分離不安」が強まるため、ママやパパが離れると不安になって泣いてしまうことも。
さらに、歯ぐずりや違和感が夜中の覚醒につながることもあり、睡眠リズムが乱れやすいのが特徴です。
夜泣きや頻回覚醒が増えるのは「生活リズムの乱れ」が背景にあることも
夜泣きや何度も起きる原因の一つに、「生活リズムの乱れ」があります。たとえば、昼寝が長すぎたり夕方まで続いてしまったりすると、夜の寝つきが悪くなる傾向があります。
また、就寝直前まで遊んだり明るい画面を見せたりすると、脳の興奮が続き、眠りにくくなります。毎日同じ時間に起きて朝日を浴び、昼寝と就寝のタイミングを整えることが安定した睡眠につながります。
どうして生後11ヶ月頃になると寝なくなる?

「夜に全然寝てくれない」「やっと寝てもすぐ起きる」——そんな悩みが11ヶ月頃に増えてきます。これは、赤ちゃんの成長にともなう体の変化や心の発達、さらに生活リズムや環境の影響が重なりやすい時期だからです。
ここでは寝ない原因を整理しましょう。
昼寝の長さや終了時間が夜の睡眠に響いている
昼寝が長すぎたり、夕方遅くまで寝続けてしまったりすると、夜の眠気がうまく訪れにくくなります。特に16時以降まで眠ると夜の就寝が遅くなり、結果的に夜中の覚醒も増えやすくなります。
昼寝は合計2〜3時間、終了は16時前後を目安にすると夜の眠りが整いやすくなります。
抱っこや添い乳など「入眠のクセ」に頼りすぎている
毎回抱っこや添い乳で寝かしつけていると、夜中に目を覚ましたときも同じ方法を求めて泣いてしまうことがあります。これは「入眠のクセ」と呼ばれるもので、赤ちゃんにとっては安心材料です。
ただし、頻回覚醒の原因になりやすいため、少しずつ自力で眠れる工夫を取り入れることが大切です。
室温・光・音など環境が合っていない
眠りやすい環境が整っていないと、赤ちゃんは落ち着いて寝つけません。室温が暑すぎたり寒すぎたりすると不快感から目を覚ましやすくなります。また、明るさや物音も影響します。
夏は25~28℃、冬は20〜25℃前後の室温、静かで暗い寝室、やさしい音(ホワイトノイズなど)を取り入れると、眠りやすい環境がつくれます。
夜間授乳や断乳の切り替えで眠りが不安定になる
11ヶ月頃は夜間授乳をどうするか悩む時期です。昼間に十分な栄養が取れていれば夜間授乳は必ずしも必要ではありませんが、急にやめると赤ちゃんも親もつらくなりやすいでしょう。
授乳から断乳への切り替え途中は眠りが不安定になりやすいため、段階的に進めるのが安心です。
夜中に何度も授乳してしまうけど、やめたほうがいい?
昼間の食事や授乳で栄養が足りていれば、夜間断乳を少しずつ進めても大丈夫。ただし、急にやめると親子ともにつらいため、段階的に進めましょう。
日中の食事や授乳でしっかり栄養が取れているなら、夜間断乳を少しずつ始めても問題ありません。最初は授乳回数を減らしたり、授乳以外の方法で落ち着かせるなどの工夫をするとスムーズです。無理に一気にやめる必要はなく、親子のペースで段階的に進めていくのがおすすめです。
寝かしつけと生活リズムの整え方

赤ちゃんの眠りを安定させるためには、原因を知るだけでなく「どう整えていくか」が大切です。生活リズムや寝かしつけの工夫は毎日積み重ねることで少しずつ効果が出てきます。
ここでは、11ヶ月の赤ちゃんに合った具体的な生活リズムの整え方を紹介していきます。
朝の光と日中の活動で体内時計を整える
朝はカーテンを開けて光を浴びさせることが、赤ちゃんの体内時計を整える一番の近道です。さらに、日中にしっかりと体を動かすことで夜に自然な眠気が出やすくなります。お散歩や外遊びを取り入れると一日のリズムが安定し、夜の寝つきやすさにもつながります。
昼寝は16時まで、就寝は昼寝後3〜3.5時間を目安に
昼寝のタイミングや長さは夜の眠りに大きく影響します。16時以降まで昼寝が続くと夜の就寝が遅くなりやすいため注意が必要です。また昼寝後は3〜3.5時間ほど起きて過ごしてから寝かしつけを開始するとスムーズに寝てくれやすいです。
目安を知ることで無理なくリズムを整えられます。
入浴と「入眠ルーティン」で寝る合図をつくる
就寝前に「お風呂→授乳や水分補給→絵本→おやすみ」など毎日同じルーティンを繰り返すと、赤ちゃんは自然と「これから寝る時間だ」と認識しやすくなります。特に入浴は体温の上昇と下降のタイミングを利用でき、効果的に眠気を促すことができます。
小さな合図を積み重ねることが、赤ちゃんの安定した睡眠につながります。
寝室の環境を整える
赤ちゃんが安心して眠れるように、寝室の環境も見直してみましょう。室温は夏は25~28℃、冬は20〜25℃、照明は落として暗く、物音はできるだけ少なくするのが理想です。遮光カーテンやホワイトノイズを併せて使うのもよいでしょう。
心地よい環境が整うと、夜中に起きる回数も減りやすくなります。
11ヶ月は昼間にしっかり栄養をとって夜間断乳も進めてみよう

生後11ヶ月の赤ちゃんが寝ないのは、成長や生活リズムの影響によるごく自然なことです。昼寝や就寝のタイミング、環境づくりを工夫するだけでも眠りは少しずつ安定していきます。完璧を目指さず、できることから取り組んでみましょう。ママやパパの工夫は、必ず赤ちゃんの安心につながります。
- 11ヶ月の赤ちゃんは1~2回の昼寝を含めて1日で11〜13時間ほど眠る
- 後追いや分離不安、歯ぐずりなど、心身の成長が睡眠を妨げることがある
- 昼寝の回数・長さが合わないことが夜泣きや夜間覚醒につながることも
- 昼間にしっかり栄養がとれていれば夜間断乳を進めてみよう
- 朝日を浴びて体内時計を整え、夜に自然に眠気が訪れるようにしよう
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