サンタさんへのお手紙で育てる「思いやり」と想像力

クリスマス前は、子どもが「誰かが自分を見ていてくれる」「誰かに届けたい」という気持ちを自然に持ちやすい季節です。サンタさんの存在は、子どもにとって“他者を想像するきっかけ”そのもの。

「どんな気持ちで来てくれるかな？」と問いかけるだけで、思いやりの芽が動き始めます。

材料は白い紙とクレヨンでOK♪「サンタさんに何を伝えたい？」と促すと、子どもは自分の気持ちを整理しながら“相手の立場”を考える経験につながります。

書くのが難しい場合は、絵だけでもいいですね。「こうしてあげたい」という気持ちは表現にちゃんと表れます。

折り紙のカードやミニオーナメント作りなど、難しすぎない工作は思いやりを実践できる場になります。

執筆者である私（さとみ先生）もSNSでこどもが簡単に作れるクリスマス工作をたくさん載せているので良かったら覗きに来てください。

「誰に渡したい？」「どの色が喜ぶかな？」と声をかけると、色選びやデザインに相手への気遣いが生まれます。

アドベントカレンダーを知っていますか？アドベントカレンダーは“あと何日？”とワクワクを共有できる、非認知能力を育てる仕掛けになっています。めくる・開ける・シールを貼るなど、簡単な操作でも「楽しみを家族と共有する」経験が増えます。

毎日少しずつ進むことで、親子の会話や関わりが増えるのも大きなメリットですね。

クリスマス前は、子どもが「誰かを喜ばせたい」という気持ちを発揮しやすい季節です。手作りカードや小さなオーナメントを家族に渡す体験は、“思いやり”が具体的な行動として表れる瞬間になります。

「喜んでくれたね」「あなたの気持ちが届いたよ」と大人が丁寧に言葉にして返すことで、子どもは“自分の行動が誰かの幸せにつながる”という実感を得て、心の育ちが深まっていきます。

サンタさんへのお手紙、工作、アドベントカレンダー…どれも特別な準備はいらず、クリスマスのワクワクを親子で味わいながら、思いやりの心を育てていける大切な時間になるのでみなさんもお子さんと一緒にクリスマスの準備を楽しんでみてください♪