
もう迷わない!子育て中の「怒り」の正体を知り、上手に付き合う3つの習慣
「怒らない子育てが良い」「怒れないのは甘え」…矛盾した意見に疲れてませんか?私も葛藤していましたが怒りの本質を知ってセルフコントロールを取り入れたら、子育てが驚くほど楽になったんです。今日はその体験談をシェアします!
「怒らない子育てが良い」「怒れないのは甘え」…矛盾した意見に疲れてませんか?私も葛藤していましたが怒りの本質を知ってセルフコントロールを取り入れたら、子育てが驚くほど楽になったんです。今日はその体験談をシェアします!
こんにちは。トモニテ子育て研究部のチェルママです!外資系企業で教育分野の仕事をしながら、2歳児を育てています。
多言語育児やおうち知育、暮らしの動線づくりが好きで「毎日が少しラクになる工夫」を発信しています。親子で一緒に成長していけるような、明るく楽しい子育てを目指しています。
怒りって実は、私たちを守ってくれるボディーガードだった!

悩みに悩んで、私なりに出した答えがこれです。怒りって、「嬉しい」とか「悲しい」とかと同じで、無くすことのできない1つの感情。
しかも、怒りは悪者じゃないんですよ。むしろ自分の身を守ってくれる防衛感情。いわば、心のボディーガード。だから無理に抑え込もうとするんじゃなくて、上手に付き合うことが大切だったんです。
大事なのは「怒る・怒らない」の見極め力
怒りをゼロにするのは無理。じゃあどうする?答えはシンプル。
①注意しなきゃいけないことは怒る ②怒る必要のないことでは怒らない
この2つを見極めることなんです。感情をぶつけるんじゃなくて、必要な場面でだけ冷静に、建設的に怒る。怒るというより、「これをされたら、人は怒るんだよ」ということを、子どもに言葉で伝える。なぜ怒っているのかを言葉で説明する。これを意識し始めたら、「いつも怒鳴り散らしている不安定なママ」から「しっかり子どもに分別をつけようとしているママ」に変わることができました。
要注意!親子関係を壊すNGな怒り方3つ
前項でお伝えした通り、注意しなくてはならないことで「怒る」のは必要なこと。だから、怒ること自体は悪くないのですが、やってはいけない怒り方があるんです。それがこの3つ。
① 強い怒り(強度過剰) …怒鳴り散らす、キレる → 子どもは「何を注意されているか」より「怖い」という感情だけが残り、本質的な学びにつながりません。常に人の顔色を伺う子になってしまうことも。
② 長い怒り(持続性過剰) …いつまでもネチネチ引きずる → 過去の出来事を何度も持ち出すと、子どもは「どうせまた言われる」と学習し、改善する意欲を失ってしまいます。
③ 多い怒り(頻度過剰) …四六時中怒ってる → 怒られることが日常化すると、子どもは怒られることに慣れてしまい、注意の効果が薄れていきます。親としても「ずっと怒っている人」になるのはストレスになるので避けたいですよね。
怒るときは、必要なときに怒りを必要以上に大袈裟にせず、その場で終わらせることを徹底したら、生きるのが楽になりました。
イライラの正体は「〜はこうあるべき」という思い込みだった

じゃあ、私たちをイライラさせてるものって何なのか。正体は、私たちの頭の中にある「◯◯はこうあるべき」という固定観念なんです。
例えば、子どもが飲み物をこぼしたとき。
・出来事:子どもが椅子の上に立っている
・意味づけ:椅子は座るもの。立つべきではない ← これ!
・感情表出:怒り
出来事と感情の間に挟まってる、この「べき」が怒りを生んでたんですね。
【実践編】「べき」を手放して、心をプラスで満たす3つの習慣
「◯◯はこうあるべき」を意識的に手放すと、怒りって本当に生まれにくくなります。さらに、マイナスの感情を減らして、プラスの感情で自分を満たす習慣をつけるのが効果的。
私が実際にやってみて「これ、効く!」と思った方法がこちら。
1. 「べき」を「かもしれない」に言い換える
完璧主義な自分を認めて、「こぼさずに飲めるのが理想だけど、こぼすこともあるかもしれないよね」って許容範囲を広げました。
言い換えるだけで、心がふっと軽くなるんです。
2. 怒りを感じたら即座に物理的に離れる
意味づけをする前に、いったんその場を離れて10秒深呼吸。
トイレに逃げ込むのもアリ!笑
冷静さを取り戻してから対応するようにしました。
3. 「プラス充填タイム」を作る
怒りの感情が減った分、プラスで満たさないとバランス崩れちゃうんですよね。
毎日5分、好きなコーヒーを飲むとか、自分のためのポジティブな行動をルーティン化しました。これが一番大事。
これらのセルフコントロール術を取り入れたら、イライラの頻度と強度が目に見えて減って、子育てが激変しました。
怒りは消えません。でも、怒りのメカニズムとNGな怒り方を知って、感情をほどく習慣を身につけたら、自分を責めることがなくなったんです。イライラしても大丈夫。怒りと上手に付き合うことは、親子の成長のチャンスです。ぜひ、今日から「べき」を手放して、ご自身の感情と向き合ってみてください。
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














