“おむつ時間”がもっと幸せになる。冬の布おむつケア

実は布おむつを試すにはぴったりの季節です。寒くなると私たち大人もトイレの回数が近くなりますよね。赤ちゃんも同じです。排せつの回数が増えるということは「おしっこ出た！」や、濡れて気持ち悪い。「おむつ替えてスッキリしたね」を親子のコミュニケーションにしやすいんです。

また、長いおうち時間は赤ちゃんを観察するチャンス！観察していると、排せつ時の癖やリズムも少しずつわかってくるように。毎回のおむつ替えが「面倒な作業」ではなく「コミュニケーションの時間」になるのが、布おむつの魅力。
自然と赤ちゃんの体調や気持ちに気づきやすくなります。

布おむつの1番のハードルと言ってもいいのがお洗濯。始める前に全員が口をそろえて言うのが「洗濯が大変そう」でもそう思っているのは、あなただけではありません。私も始める前は、同じように思っていました。笑

冬場は室内干しが多くなり、特にインサートの乾きにくさや生乾きがストレスだったりしますが、私の場合はインサートだけは思い切って乾燥機を使っていました。（自己責任でお願いします）

私が使っていたオーストラリアのBare and bohoの布おむつは、作りがしっかりしているので乾燥機を使ってもボロボロになることもなかったです。おむつカバーや部屋干しでも、すぐ乾くのでストレスフリーでした。

冬は皮脂分泌が減り、赤ちゃんの肌が乾燥しやすくなります。紙おむつは「紙」といっているけど、素材は主にポリエステルなどの合成繊維です。

それに比べ布おむつは、メーカーによって異なるとはいえ、自然な素材が多いのも特徴。おむつを替える度に、綺麗な布おむつで赤ちゃんの肌を優しく包み込み、肌トラブルも少ないと言われています。

感想が気になる時には、植物由来の保湿オイルでバリア機能を整えると、かぶれ予防にも。
布おむつは通気性が良く、ムレにくいので、冷えやすいお尻まわりをあたたかく守ってくれます。
まさに“ぬくもりのケア時間”。赤ちゃんもママもホッとできる瞬間です。

「布おむつ＝大変」と思われがちですが、冬のゆったりした時間こそスタートにぴったり。
無理に完璧を目指さず、「昼だけ」「おうち時間だけ」「一日一枚だけ」など、できる範囲で始めてみましょう。
赤ちゃんの笑顔を見ながらおむつ替えする時間が、きっと親子のかけがえのない時間になります。
冷えから守り、肌にも心にもやさしい布おむつ育児。
この冬、あたたかいおむつ時間を親子で楽しんでみませんか？