
手洗いうがいに+a 口腔ケアでインフルエンザ予防
インフルエンザ対策は手洗いうがいだけじゃない。唾液の免疫力を高める口腔ケアで、ウイルスに負けない体づくりを始めましょう。
インフルエンザ対策は手洗いうがいだけじゃない。唾液の免疫力を高める口腔ケアで、ウイルスに負けない体づくりを始めましょう。
インフルエンザが流行しやすい季節になりました。実は、お口の環境を整えることもインフルエンザ予防に大きく関わっていることをご存じでしょうか?
実は、お口の環境を整えること もインフルエンザ予防に大きく関わっています。
私たちの口の中では、1日で 1~1.5L の唾液が分泌されています。唾液には、細菌やウイルスから身体を守る「IgA(免疫グロブリンA)」という成分が含まれ、インフルエンザウイルスの侵入を防ぐ“第一のバリア”の役割をしています。
唾液の力が十分に働くためには以下の2つが重要
お口の中が清潔であること
唾液がしっかり分泌されていること
近年はストレスや早食い、口呼吸などにより 唾液量が低下しやすい方が増えています。日頃の習慣を少し見直すだけで、唾液の質・量は改善できます。
手洗い・うがい・マスクと同じように、お口を清潔に保つこと は全身の健康維持に欠かせません。
唾液分泌を促すために今日からできること
1. 食事はゆっくり、30分を目安に咀嚼する
2. 噛みごたえのある食材を取り入れる
3. 食材を大きめに切って自然と咀嚼回数を増やす
4. 薄味にして噛む回数を確保する
5. 食感の違う食材を組み合わせる
6. 水分は少なめに。食事中の過度な飲水は咀嚼を減らします
しっかり噛む習慣は唾液腺を刺激し、質の良い唾液の分泌につながります。
歯科医院でのプロフェッショナルケアや、ご家庭での丁寧なブラッシングを継続することで、唾液の働きがより発揮され、感染に負けない口腔環境 を整えることができます。この冬を元気に乗りきれますように!
本記事は執筆者の知見・経験をもとにまとめられていますが、トモニテがその正確性や効果を保証するものではありません。健康や育児に関する判断は、ご自身で行い、必要に応じて医師や専門機関にご相談ください。














